形、大きさとさまざまな種類があるストール。柄がよくて買ってみたものの、実際に使ってみたら「大きすぎて使いこなせない」「柄が隠れてしまって残念…」なんて経験をされた方も、いらっしゃるのではないでしょうか? そこで、ストールを3つの使い方別にコーデをご紹介します。ストールを服に合わせて使い分けてみましょう。

ストールの巻き方別着こなし方

■1:ストールを「巻いて」つくる華やぎ大人コーデ

ポンチョ(ストラスブルゴ〈 エルネスト 〉)、ニット( Theoryluxe)、パンツ(三崎商事〈 マルゴン 〉)、バッグ(三喜商事〈 ボルボネーゼ 〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY :『Precious12月号』小学館、2016年
ケープ(ボウルズ〈ハイク〉)、ニット(ADORE)、〝トモウミ オノ〟のパンツ・〝アンドレ マウリーチェ〟のストール(チェルキ)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ラクジュ)、靴(セルジオ・ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY :『Precious2月号』小学館、2016年
ワンピース(三喜商事〈アリュード〉)、ストール (アオイ〈マルゴン〉)、グローブ(ebure〈ガーラグローブ〉)、ピアス(ジュエルズ・オブ・ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、バングル(バーニーズニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(ヴァルカナイズ・ロンドン〈アルフィ・ダグラス〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious10月号』小学館、2017年

ストールをコーデに取り入れる際、最も簡単にできるのは、ストールを首に巻くスタイルです。アウターをはおらない日やいつもより寒い日などは、厚手のストールを。首に一巻きするだけで、温かい印象を与えます。大人の女性ならぐるぐると巻くよりも1、2回巻いて両端をたらして。首から胸や背中にかけて縦のラインをつくることで、スッキリとしたシルエットになります。

〝マロ〟のコー ト・ニット・ スカーフ・〝マルゴン〟の パンツ (三崎商事)、サングラス(シャネル アイウ エア事業部〈シャネル〉)、ネックレス・ペンダント・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク )、バッグ(デルヴォー・ジャパン 〈デルヴォー〉) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious3月号』小学館、2016年
白のカシミヤニット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、パンツ(チェルキ〈トモウミオノ〉)、ストール(アマン〈アルテア〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY :『Precious4月号』小学館、2017年
コート(オルドス ファッション ジャパン)、カットソー(デペッシュモード恵比寿本店〈ディウカ〉)、スカート(エストネーション〈エストネーション〉)、ストール(エルメスジャポン)、ピアス(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious11月号』小学館、2017年

春先や秋に合わせるなら、薄手のストールで軽やかに。ふんわりと巻くことでフロント部分の布が何層か重なり合い、ドレープができ、やわらかな印象になります。白のパーカーに合わせた鮮やかなカラー(写真上)や、バンダナ柄(写真下)を選べば、ありきたりでないワンランク上のカジュアルなコーデがかないます。足元はヒールパンプスで、女性らしさを忘れずに。

ストール[140×140㎝]・ニット・パンツ・ネックレス・リング・財布[ストラップ付き](エルメスジャポン) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious11月号』小学館、2017年
ニットジャケット・ストール( SANYO SHOKAI 〈ポール・スチュアート〉)、パンツ(オンワード樫山〈ベイジ,〉)、ノースリーブトップス(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ1901〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ボルドリーン セレリア〉)、靴(DESPRÉS丸の内店〈DES PRÉS〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY :『Precious10月号』小学館、2017年

かしこまった場所やラグジュアリーな雰囲気をプラスしたいときは、光沢感のあるストールが最適。柄が魅力的なストールはコーデのメインになるよう、ラフに2つ折にして首に一巻き。フロント部分を覆うように身につけます(写真上)。ジャケットなどに合わせるときは、細幅長方形のストールを選び、さっと巻くだけ。無駄な厚みがなく、すっきりとジャケットスタイルに馴染みます(写真下)。

■2:ストールを「結んで」首元に存在感を出す技ありコーデ

ジレ(東レ・ディプロモード〈ジョーズ〉)、カットソー(スリードッツ青山店)、ストール(ファリエロ サルティ青山店)、スカート(ゲストリスト〈レッドカード〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ハイブリッジ インターナショナル プレスルーム〈Amb〉)、バングル[太]・[細](ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY :『Precious9月号』小学館、2016年
ワンピース(ストラスブルゴ〈アリクアム スポーツ&リゾート〉)、ニットコート(FFJ〈ファビアナ フィリッピ〉)、〝カングラ〟のホワイトストール・〝アンドレマウリーチェ〟のグレーニットストール(チェルキ)、グローブ(yoshie inaba)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(フィロ・ディ・セタ恵比寿グラススクエア〈アヌリーナ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店) 撮影/川田有二 BY :『Precious2月号』小学館、2016年

シンプルなコーデや、まとまりすぎてしまったスタイルには、ストールを結んで立体感を出すと、メリハリのあるスタイルになります。カジュアルなコーデには、チェックの大判ストールを巻きフロント部分で結んで、さらにボリュームアップ。定番のスタイルに季節感をプラスできます(写真上)。薄手のストールなら、2枚使って編み込むように結べば、複雑な結び目で首元に美しいアクセントができ、存在感のある大人の女性に(写真下)。

コート(ヘルノ プレスルーム)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、バッグ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) BY :『Precious5月号』小学館、2017年
ジャケット(コロネット〈ザ ロウ〉)、タンクトップ・パンツ(コロネット〈ザ ロウ〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ピアス・リング(ジュエルズ・オブ・ストラスブルゴ〈ハム〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious10月号』小学館、2017年
ブルゾン(VINCE表参道店)、ブラウス(Theory luxe)、スカート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、サングラス(シャネル アイウエア事業部)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ブレスレット(プティローブ ノアー)、バッグ(トム フォード ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious3月号』小学館、2016年

程よいボリューム感を出すときは、フロント部分で軽く結びストールでYラインをつくり、女性らしさを演出します。カーディガンとスリムパンツのスタイルには、少し大ぶりのストールで胸元に大きな結び目をつくり、コーデに立体感を(写真上)。ジャケット合わせの場合は、ジャケットのシルエットを邪魔しないよう、きつめに結べば、結び目の小さい、まとまりのあるコーデになります(写真中・下)。

ストール[140×140㎝]・ブラウス・パンツ・ピアス・ブレスレット・リング・バッグ(グッチ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious11月号』小学館、2017年
コート(アクリスジャパン〈アクリスプント〉)、ワンピース(コロネット〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、ストール(wb)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(エストネーション) 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious3月号』小学館、2016年

シンプルなトップスやワンピースには、柄物ストールで華を添えます。ボウタイブラウスに端正なパンツを合わせたコーデには、色味の強い赤のストールをアシンメトリーに巻いて、トラッドなスタイルに華やかさをプラス(写真上)。フェミニンな白レースのワンピースには、光沢感のあるライトブルーのストールをチョイスすると、ネイビーとのコントラストを穏やかにしてくれ、やわらかい上品さが漂います(写真下)。

■3:ストールを「はおって」コーデにリュクス感をプラス

トップス・パンツ・ストール・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious5月号』小学館、2017年

ストールは首回りを華やかにするだけでなく、コーデのレイヤードにも使える”大きなアクセサリー”。ニュアンスある優しい色味でまとめたスタイルなら、ストールも同系色を合わせて。1枚でも重ねたように見える、麻とシルクの異素材ミックスのトップスに、ストールをレイヤードすると、上半身にさらなる奥行きが生まれます。薄手のストールならもっさりすることなく、ラグジュアリー感の漂うスタイルに。

ブラウス(VINCE 表参道店)、ストール(オルドス ファッションジャパン)、パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、ネックレス・ブレスレット[中央]・[ひじ側](ケイテン)、ブレスレット[手首側](アルテミス・ジョイエリ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious9月号』小学館、2017年
デニム(AG)、ストール(ベグ アンド コー)、靴(J.M.WESTON)ほかエディター私物 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious10月号』小学館、2017年
ワンピース[細ベルト付き]・ベルト・ストール・バッグ(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY :『Precious11月号』小学館、2017年

ストールは、首元を華やかにしてくれるだけではありません。はおればカーディガンやアウターに早変わりです。長めのストールをゆったりとはおれば、ロングカーディガンのようなレイヤードをつくります(写真上・中)。ファー付きのストールなら、肩からはおればまるでマントのような仕上がりに。マントほど大きくなく、エレガンスな装いです(写真下)。

ジレ・ワンピース(ショールーム リンクス〈セドリック シャルリエ〉) 、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、リング(ダミアーニ 銀座タワー) 、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ドゥロワー 丸の内店〈ジャンヴィト・ロッシ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY :『Precious11月号』小学館、2016年

首にかけるようにストールをはおれば、ジレのようなスタイルに。ニットワンピースとジレをネイビーでまとめたコーデには、ほかのアイテムよりワントーン明るいブルーのカシミヤストールを。ロング&リーンなスタイルが生まれ、すらりとした印象になります。バッグやショートブーツは黒で合わせて、ピリッと辛口テイストをコーデに効かせ凛とした装いに。

 

コーデに変化を与えてくれる「ストール」。シーンや気分によって使い分ければ、よりおしゃれが楽しくなるはずです。定番のスタイルでも、ストールの巻き方を変えて、いつもとはちょっと違うコーデにしてみては。防寒のためだけではなく、ストールをファッションに取り入れてこの冬のコーデを楽しんでください。