「御大」って読み仮名4文字でなんと読む?意味も知っておきたい!
明日は『成人の日』ですね。晴れ着姿の若者たちがまぶしい日です。
大人になったことを寿ぐ日ですので、本日は「大」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「大立者」ってなんと読む?
「大立者」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「芝居の一座で最も実力のある俳優」というもとの意味から、「ある社会で最も重んじられているる実力者。」という意味でも使用される言葉です。
<使用例>
「子どもの頃は泣き虫だったのに、今や立派な大立者ね!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 大立者(おおだてもの) です。
「大立者(おおだてもの)」という言葉は、人を賛辞する言葉でもあります。
大人の会話で、誉め言葉のバリエーションはとても大切ですので、ぜひ使いこなしたい言葉です。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「御大」ってなんと読む?
「御大」という日本語の、読み仮名4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「仲間や団体の首領、一家の主人などを親しんで呼ぶ語。」という意味の言葉です。
<使用例>
「本日は、ぜひとも御大にご挨拶を申し上げたく、はせ参じました。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 御大(おんたい) です。
「御大(おんたい)」の「大」は「大将」の略語で、中心的な人物に親しみと敬意をこめて呼ぶ言葉が「御大(おんたい)」です。
「(実名)御大はお元気ですか?」のように、名前の後につけても、「御大(おんたい)」単体で読んでもOKです。
古い言葉で、「僧侶の妻」や「財産家」を意味する「御大(おだい)」という読み方の言葉も載せている辞書がありますので、今回のクイズでは「読み仮名4文字で」という指定をつけましたが、
現代では「御大」は「おんたい」という読み、意味で使用するのが一般常識です。
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本日は、明日の『成人の日』にちなんで、「大人」の「大」という字の入った日本語から、
・大立者(おおだてもの)
・御大(おんたい)
などの読み方、意味をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)//『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱