『Precious』2月号では、『これからの「美しい暮らし」』と題し、自分らしい美学と個性(=ラグジュアリー)をもっと極めたライフスタイルを提案しています。
特集の中では、「美学のあるインテリアづくり」をテーマに、アート・グリーン・チェア・カラー・ライト・コージー コーナーという6つのキーワードから、美しい空間づくりの秘訣をプロが詳解。
今回はその中から、スタイリストのchizuさんに伺った「美学のあるインテリア」を実践するためのポイントをまとめてお届けします。
■1:アート|アートのある暮らしで家は一気に美しさ極まる!
スタイリストのchizuさんは「アートには、部屋の空気を一瞬にして変えるパワーがあり、自分らしさや美意識を表現できます。若いアーティストの作品に共感できる、しなやかな感性をもちたいですね」とアドバイス。
【詳細記事はこちら】美しい空間づくりを、プロが紐解きます!ラグジュアリーな暮らしの鍵となる「コンテンポラリーアート」
■2:グリーン|抑制のきいた自然の美学に身も心も静かに整って
家で過ごす時間が増えたことで、「グリーン」との触れ合いを求める人が増えています。生き生きとした表情や、穏やかに気を巡らせる静かな息遣いは、癒しそのもの。
「すっきりとした空間に美しく調和するように、水平×垂直のミニマルなイメージを伝えて、鉢ごとグリーンのプロに依頼しました」とchizuさん。静謐な禅の庭を思わせる美しいグリーンのオブジェを、花の代わりにテーブルにセットすると、抑制のきいた見事な佇まいに、心が静かに整って。
【詳細記事はこちら】空間づくりのプロが詳解!“癒し”と“美しさ”で身も心も静かに整う「グリーン」との触れ合い
■3:チェアー|美意識が凝縮された名作チェアを飾る楽しみ
時代を超えて愛され、大切に受け継がれる椅子は、佇まいがどこか人に似ています。つくり手の思いや哲学が色濃く息づき、今にも語りかけてくるような気配があるのです。
「そこにあるだけで様になる。そんな名作椅子は愛でるに限ります。アートを飾るように、いちばん映える『場』を探して、眺めるだけでいい」とchizuさん。
■4:カラー|服やメイクを選ぶように鮮やかな色を効果的にあしらう
「モダンで美学のある暮らしをイメージしたとき、装うようにエレガントにインテリアを選ぶ…というルールを取り入れました。赤は女性を官能的に魅せる色。そしてコンテンポラリーアートにもよく使われる、モダンでとても美しい色です。部屋に赤が入るだけで印象が変わります!」と、chizuさんはアドバイス。
洋服のように黒を基調にしたインテリアの差し色にすれば、取り入れやすく、赤がラグジュアリーさを増す。
【詳細記事はこちら】インテリアのプロが紐解く!ボディラインのようにシルエットが美しい「名品チェア」を飾る楽しみ
■5:ライト|大好きな場所を照らして優雅な時空間を演出!
間接照明の優しい光は、心地よい空間づくりに欠かせません。特に少し暗めの灯りは心を落ち着かせます。
「1室多灯が理想ですが、ストイックに難しく考えないこと。家のいろんな場所に置いて、自由に照らせばいいのです。1室1灯なら、今回撮影したような立ち姿が美しいフロアライトがおすすめです」(chizuさん)
【詳細記事はこちら】美しい空間づくりのプロに聞く!優雅な時空間を演出し、日常をより豊かに彩るツール「間接照明」
■6:コージー・コーナー|連載「IE Precious」より人気の部屋を抜粋!
ここからは、アートからグリーン、ライトにいたるまで、プレシャスキャリアのための美しい暮らしづくりのアイディアが詰まった理想的な実例を、『Precious』の連載「IE Precious」バックナンバーからお届けします。
『アスティエ』の手のオブジェに、存在感のあるアーティスティックな指輪や時計をさりげなく飾ったコーナー。レンガ色のシェードで温もりのある一角に。
香港で見つけた古い窓枠を中心にアレンジした格調高いコーナー。無造作に投げ入れたグリーンと、ライトによるゆるいシンメトリーが心地よい。窓辺のコーナー。
サンルーム仕立てに造られたバルコニー。日当たりがよく、熱帯植物園のようにグリーンが生い茂る。ダイニングのそこかしこに飾られているのは、光を受けて煌めくガラス花器のハンギングツリー。
リビング&ダイニングの白い壁を生かしてアートを飾るコーナーに。あえて「白のコーナー」として、白だけでまとめると爽やかなインパクトが。
【詳細記事はこちら】連載『IE Precious』から人気の部屋を抜粋!アートからグリーンまで…美しい暮らしづくりの理想的な実例4つ
※掲載した商品は、すべて税込み価格です。
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- PHOTO :
- 川田有二
- STYLIST :
- chizu
- EDIT&WRITING :
- 藤田由美、喜多容子(Precious)