「雪膚」ってなんと読む?「ゆきひふ」ではありませんよ!

明日・2月24日は、『クロスカントリーの日』と呼ばれています。

1977(昭和52)年、イギリスで、クロスカントリー協議の世界的ルール統一後初の大会が開催されたことにちなんで記念日化しているようです。

クロスカントリー(cross country skiing)…先日の冬季五輪の種目にもありましたね。雪が積もった森林・丘陵をコースとして、個人やチーム単位でゴールまでの所要時間を競う競技です。

このクロスカントリースキーと、スキージャンプを組み合わせて争われる競技が「ノルディック複合」です。

本日は「雪」「滑」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「雪膚」ってなんと読む?

「雪膚」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「雪のように白い肌。」「積雪の表面。」などを意味する言葉です。

<使用例>

「あなたの雪膚には、いつも新鮮に見惚れてしまうわ。」

「〇っ〇」。
「〇っ〇」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 雪膚(せっぷ)です。

「膚」は「はだ」や「表面」を表現する字です。
「膚」は「はだ」や「表面」を表現する字です。

「雪膚(せっぷ)」は「雪のような肌」や「積雪の表面」という意味になります。

「雪のような肌」という意味では、「雪膚(せっぷ)」の同義語に「雪肌(せっき)」もございます。後者はスキンケア商品のブランド名に使用されており、お馴染みですね。

さて、2問目に参りましょう。

【問題2】「滑瓢」ってなんと読む?

「滑瓢」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:大変有名な、日本の妖怪の名前です。

<使用例>

「妖怪の出て来るエンタテイメント作品では、『滑瓢』はボス的な扱いが多いわよね。」

「〇〇〇ひょ〇」。
「〇〇〇ひょ〇」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 滑瓢(ぬらりひょん)です。 

意外な単語ですね…!

ちょっと意表を突く読み仮名ですが、「滑瓢(ぬらりひょん)」は、複数の辞書に掲載されているれっきとした日本語です。

「滑瓢(ぬらりひょん)」は多くの辞書で「ぬらぬらとしてとらえどころのない化け物。」と紹介されていますが、

昔の絵巻物などで、頭が禿げ上がった老人のような見た目に描かれていることからか、

「とらえどころのない、容易には捕まえられない、ぬけめない老人の化け物」というキャラクター性で、

『ゲゲゲの鬼太郎』などのエンタテイメント作品には、手ごわい悪役妖怪として描かれています。

*** 

本日は『クロスカントリーの日』と呼ばれる2月24日のトリビアにちなんで、「雪」「滑」という字の入った日本語から、 

・雪肌(せっき)

・滑瓢(ぬらりひょん)

など読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/国際日本文化研究センター 怪異・妖怪画像データベース
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ILLUSTRATION :
小出 真朱