「業火」ってなんと読む?「ぎょうか」ではありませんよ!
明日・3月29日は『作業服の日』という記念日です。
さ(3)ぎょうふ(2)く(9)の語呂合わせですね。
日本は「ものづくり大国」と言われ、第二次産業の優秀さが、世界的にも高い評価を得ていますよね?その現場を支える作業服姿の方々に感謝しよう…という願いが込められた記念日になります。
生活を営む上で、誰もがかならずお世話になり、かかわっている「縁の下の力持ち」な皆様に、改めて感謝の思いを寄せたいですね。
本日は、「業」という漢字を使った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「業火」ってなんと読む?
「業火」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「悪業が身を滅ぼすことを火にたとえていう語」「地獄の罪人を苦しめる猛火。転じて激しい炎や大火のたとえ」などの意味を持つ言葉です。
<使用例>
「いまごろ彼女の胸中は、業火にさいなまれていると思うわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 業火(ごうか)です。
「業(ごう)」には「報いのもととなる行い」という意味がございます。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「業師」ってなんと読む?
「業師」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「相撲などで、多彩な技に巧みな人」「策略・駆け引きに長じた人」などを意味する言葉です。
<使用例>
「彼女ほどの業師が、ライバル側についてしまったのは、ちょっと厳しいわね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 業師(わざし)です。
「業(わざ)」という言葉には、
「行い。成し遂げたこと。しわざ」という意味と、
「仕事・職業」という意味がございます。
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本日は、3月29『作業服の日』のトリビアと、「業」という字の入った日本語から、
・業火(ごうか)
・業師(わざし)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱