【目次】

「丸顔さん」が似合う茶髪ボブ【7選】


【1】頭でっかちに見えない大人の前下がりボブ

\sui表参道店の中村育美さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

髪が柔らかく、毛量の多いモデルさんの髪質。

「この髪質でワンレングスにすると広がってしまうので、レイヤーを入れてシルエットにメリハリをつけるとご自身でも扱いやすいスタイルになります」(中村さん)。

<スタイリング方法>

どんなに毛量が多くても、ペタッとなりやすいのが頭頂部。「トップの髪を立ち上げておかないと、顔が大きく見える台形シルエットになってしまいます。菱形の突端にあたるトップを根元からブローするだけで、輪郭の引き締まり感がぜんぜん違います!」(中村さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>分け目をまたぐように頭頂部の髪をブローする

髪の根元をふんわり立ち上げるようにブローを。
髪の根元をふんわり立ち上げるようにブローを。

<STEP.2>レイヤーの入っている部分にワックスを揉み込む

後頭部の膨らんでいる部分へ揉み込み丸みを出す。
後頭部の膨らんでいる部分へ揉み込み丸みを出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 頭頂部は根元を立ち上げて菱形シルエットをつくる
  2. 襟足を引き締めてシルエットにメリハリをつける
  3. オイル感のあるワックスでツヤを出す

「ふんわりとしたシルエットをつくるには、束感ができるムースよりオイル感のあるワックスがおすすめです。ツヤも出るので、特に猫っ毛の方にはいいですよ」(中村さん)

sui表参道店 ヘアデザイナー・中村育美さん。休日にはお子さんと一緒にお菓子作っているとか。「最近よく作るのがマフィン。チョコチップ、バナナ、ナッツを入れて味のバリエーションを楽しんでいます」
sui表参道店 ヘアデザイナー・中村育美さん。休日にはお子さんと一緒にお菓子作っているとか。「最近よく作るのがマフィン。チョコチップ、バナナ、ナッツを入れて味のバリエーションを楽しんでいます」

頭でっかちに見えない大人の前下がりボブ|毛量が多くてまとまらない猫っ毛でも大丈夫!

【2】外ハネヘアで輪郭から視線を外す! 丸顔をカモフラージュする軽やかボブ

\apish kokubunjiの長谷川祐三さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「カットはボブベース。前髪は頬骨の高さでカットしています。柔らかくて細い髪質なので、ペタンとしないように、あまりレイヤーは入れていません。髪色は透明感とツヤ感が出るオリーブベージュです」(長谷川さん)

<スタイリング方法>

「ヘアアイロンで外ハネに。トップもペタンとしないように意識して。全体はややタイトですが、トップでふんわと動きを出してメリハリのあるスタイルに仕上げましょう」(長谷川さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>毛先を外ハネに乾かす

ドライヤーで全体の根元をしっかり乾かす。毛先は手ぐしで外ハネになるように握りながらドライ。
ドライヤーで全体の根元をしっかり乾かす。毛先は手ぐしで外ハネになるように握りながらドライ。

<STEP.2>前髪をカーラーで巻く

前髪をとり、毛先から根元まで内巻きに巻き込む。
前髪をとり、毛先から根元まで内巻きに巻き込む。

<STEP.3>外ハネに巻く

ストレートアイロンで毛先1/3からはさみ、毛先まですべらせて外ハネにする。
ストレートアイロンで毛先1/3からはさみ、毛先まですべらせて外ハネにする。

<STEP.4>ジグザグに分け目をとる

分け目を指でジグザグにとって、トップをふんわりさせる。
分け目を指でジグザグにとって、トップをふんわりさせる。

<STEP.5>オイルをなじませる

スタイリングオイルを手のひらにのばし、毛先を中心になじませる。
スタイリングオイルを手のひらにのばし、毛先を中心になじませる。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元からしっかり乾かし、乾いてからアイロンを使う
  2. 分け目をはっきり作らない
  3. スタイリングオイルをしっかりつけてなじませる

「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)

apish kokubunji 店長/トップデザイナー 長谷川祐三さん。「コロナ自粛以降、おうち時間を楽しめるように、お花を定期的に購入して花瓶に飾っています。お部屋がパッと明るくなっておすすめです」
apish kokubunji 店長・トップデザイナー 長谷川祐三さん。「コロナ自粛以降、おうち時間を楽しめるように、お花を定期的に購入して花瓶に飾っています。お部屋がパッと明るくなっておすすめです」

外ハネヘアで輪郭から視線を外す!丸顔をカモフラージュできる軽やかボブ

【3】丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー! 小顔効果まで叶うパーマボブ

\PearLのMAYUさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(MAYUさん)

<スタイリング方法>

「パーマが出るように、乾かすときは中間から毛先の水分量を少し残してスタイリング剤を。根元はドライヤー必須です!」(MAYUさん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>根元をしっかり濡らす

スプレーで髪の根元に水を噴きかけてしっかり濡らす。
スプレーで髪の根元に水を噴きかけてしっかり濡らす。

<STEP.2>髪をほぐす

髪の内側から指を入れてバサバサとほぐし、空気感を出す。
髪の内側から指を入れてバサバサとほぐし、空気感を出す。

<STEP.3>根元にドライヤーの弱風を当ててドライ

根元だけに風が当たるように意識して、弱風でふんわりと乾かす。
根元だけに風が当たるように意識して、弱風でふんわりと乾かす。

<STEP.4>表面をねじってウェーブを出す

ウェーブが出るように表面の髪を細かく分けてねじる。
ウェーブが出るように表面の髪を細かく分けてねじる。

<STEP.5>スタイリング剤をなじませる

グロスジェルを手のひら全体になじませ、髪の内側から揉み込んでなじませる。手に残ったジェルを再度手のひらになじませ、表面にもみこんで完成。
グロスジェルを手のひら全体になじませ、髪の内側から揉み込んでなじませる。手に残ったジェルを再度手のひらになじませ、表面にもみこんで完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
  2. スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
  3. スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎

「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)

PearL スタイリスト MAYUさん。最近はパーマの技術力強化中というMAYUさん。「先輩たちと一緒に、ブリーチ毛にもかけられるパーマや、かけても傷んでいないと言われるパーマを日々研究しています。進化したパーマ、ぜひ体感しに来てください!」
PearL スタイリスト・MAYUさん。パーマの技術力強化中というMAYUさん。「先輩たちと一緒に、ブリーチ毛にもかけられるパーマや、かけても傷んでいないと言われるパーマを日々研究しています。進化したパーマ、ぜひ体感しに来てください!」

丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは

【4】フルバングでも丸顔を強調しない、菱形ボブ

\tricca daikanyamaの小走祥菜さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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バック
バック

「顔周りはレイヤーをしっかり入れ、表面はローレイヤーで厚みを残して、動きが出るけど大人っぽいシルエットに。前髪は眉毛ジャストでカットすると、巻いたときに眉が少し見えて可愛いです。ヘアアイロンでのスタイリングが苦手な方は、デジキュアパーマで再現できるので、ご相談ください!」(小走さん)

<スタイリング方法>

「ボリュームダウンが気になる場合は、髪を乾かす前に保湿力のあるベース剤やオイルを仕込んで。スタイリング後には何もつけなくてOKです」(小走さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>前髪をマジックカーラーで巻く

根元を立ち上げながら、毛先からマジックカーラーを巻く。カーラーのサイズは前髪がワンカールできる程度に。
根元を立ち上げながら、毛先からマジックカーラーを巻く。カーラーのサイズは前髪がワンカールできる程度に。

<STEP.2>上半分を毛先からワンカールさせる

ヘアアイロンは32mmを使用。髪を上下に分けて、上半分の毛先を内巻きにワンカール。
ヘアアイロンは32mmを使用。髪を上下に分けて、上半分の毛先を内巻きにワンカール。

<STEP.3>下半分を毛先からワンカールさせる

下半分も毛先を内巻きにワンカール。カットの効果で、内巻きにしても自然と外ハネに。
下半分も毛先を内巻きにワンカール。カットの効果で、内巻きにしても自然と外ハネに。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 分け目はつけない!
  2. スタイリング剤は少なめに
  3. 内巻きも外ハネもカールは弱めが◎

「分け目をつけて乾かすと、ボリュームダウンや白髪などのお悩みも目立つように。髪を乾かす時は根元を立ち上げながらふんわり乾かして。そのボリューム感をキープできるように、スタイリング剤はつけすぎ注意です」(小走さん)

tricca daikanyama 店長 小走祥菜さん。韓国ドラマにハマっているという小走さん。「いろいろ見過ぎて、今は韓国のバラエティや歌番組まで見るように。かっこいい女性が多いので、韓国人モデルさんのインスタもチェックしています」
tricca daikanyama 店長・小走祥菜さん。韓国ドラマにハマっているという小走さん。「いろいろ見過ぎて、今は韓国のバラエティや歌番組まで見るように。かっこいい女性が多いので、韓国人モデルさんのインスタもチェックしています」

菱形ボブで若見え!フルバングでも丸顔を強調しない方法とは

【5】丸顔をカバー! ストカールで作る、湿気に負けないシフォンボブ

\MAGNOLiA OmotesandoのKAYOさんがレクチャー!/

完成
完成
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バック

KAYOさんによると、短めの前髪にチャレンジしたいという40代のオーダーが増えているのだそう。すっきり、キュートな仕上がりで、若々しい印象にもなれると大人気!

「前髪の根元がペタッとしていると、ハチの張りが目立ち、頭でっかちに見えてしまうことも。スタイリングで根元を立たせつつ、裾にボリュームを出すと、頭の形がきれいに見えますよ」(KAYOさん)

<スタイリング方法>

「トップに分け目を作らないことが大切です。分け目があると前髪や頭頂部がつぶれて見えてしまいます。ドライヤーでしっかりと根元を起こすように乾かしましょう」(KAYOさん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>トップの根元にドライヤーをあてる

髪を起こしてドライヤーの熱を根元にあてる。熱は上ではなく横からあてると良く立ち上がる。
髪を起こしてドライヤーの熱を根元にあてる。熱は上ではなく横からあてると良く立ち上がる。

<STEP.2>ハチは抑える

ハチの部分を手で押さえながら、ドライヤーの熱を上からあてる。
ハチの部分を手で押さえながら、ドライヤーの熱を上からあてる。

<STEP.3>毛先を握りながらボリュームアップ

手のひらで裾を握りながら、ドライヤーは正面からあてる。丸みをつけるイメージで握ると◎。
手のひらで裾を握りながら、ドライヤーは正面からあてる。丸みをつけるイメージで握ると◎。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元を起こして縦長に見せつつ、ハチの張りもカバー
  2. トップの髪を左右に振り、横から根元に熱をあてる
  3. 全体のフォルムが菱形になるように意識!

「根元を起こすときは、真上から熱をあてないで。トップが潰れてしまい、ハチ張りの原因になります。頭頂部の髪を左右に振りながら、ドライヤーを横からあてるのが正解です」(KAYOさん)

MAGNOLiA Omotesando・デザイナーKAYOさん。「パーマはもちろん、縮毛矯正や今回ご提案したストカールも得意です。この時期のクセやうねりでお悩みの方はぜひご相談ください」
MAGNOLiA Omotesando・デザイナーKAYOさん。「パーマはもちろん、縮毛矯正や今回ご提案したストカールも得意です。この時期のクセやうねりでお悩みの方はぜひご相談ください」

【丸顔もカバー】ストカールで作る、湿気に負けないふんわりシフォンボブ

【6】顔の丸み&髪のうねりをパーマでカバー! 扱いやすいショートボブ

\MAGNOLiAのHINATAさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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「グラデーションボブをベースに、表面のみレイヤーをオン。チークラインにボリュームが出るようにしてリフトアップ。丸顔をカバーするため、一番丸みの出る部分に前髪がかかるようにしています。パーマはエアウェーブを使用。髪が軟らかいので、根元からしっかりかけてふんわりと。トップは大きなロッドでワンカール、残りはワンカールとSカールをミックス。隣の毛束と違う動きを作ることで立体感がアップします」(HINATAさん)

<スタイリング方法>

「スタイリングで一番大切なのは、髪の根元を立ち上げること。最初にしっかり根元からふんわり乾かしておけば、ボリュームアップとツヤ感アップが叶います。束感が出るようにカットとパーマを施してあるので、簡単に再現できると思います」(HINATAさん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>根元を起こしながら乾かす

トップの髪を少し引っ張って起こしながら、根元を前後左右に向けて乾かす。
トップの髪を少し引っ張って起こしながら、根元を前後左右に向けて乾かす。

<STEP.2>毛先を持ち上げて乾かす

毛先を手のひらにまとめて、持ち上げるようにしながら乾かして、パーマを出す。
毛先を手のひらにまとめて、持ち上げるようにしながら乾かして、パーマを出す。

<STEP.3>内側を中心にスタイリング剤をつける

オイルクリームを手のひらにのばし、耳うしろをメインに髪の内側になじませる。手のひらに残った分を、全体になじませて整える。
オイルクリームを手のひらにのばし、耳うしろをメインに髪の内側になじませる。手のひらに残った分を、全体になじませて整える。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元はしっかり起こす
  2. 分け目をつけるのは髪を乾かした後
  3. スタイリング剤は髪の内側→全体の順に

「スタイリング剤は、クリームワックスとオイルを混ぜてもOK。ワックスは単品だとパサつくので、オイルでツヤを出すと◎。オイルは、しっとりタイプよりも、サラッと軽いもののほうがボリュームをキープしてくれますよ」(HINATAさん)

MAGNOLiA スタイリスト・HINATAさん。最近のリラックスタイムは、動物の動画を見て過ごしているそう。「とくにパンダとネコの癒やし動画にハマっています。実家で飼っているネコの動画を見ると、心が休まります」
MAGNOLiA スタイリスト・HINATAさん。リラックスタイムには、動物の動画を見て過ごしているそう。「とくにパンダとネコの癒やし動画にハマっています。実家で飼っているネコの動画を見ると、心が休まります」

顔の丸み&髪のうねりをパーマでカバー!扱いやすさ抜群のショートボブ

【7】丸顔でも頭が大きく見えない! 小顔になるパーマ×ボブ

\ANTIのCHIIさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「あごラインの前下がりボブベース。パーマは、エアウェーブ×ANTIオリジナルテクK・P・Mでダメージレスに! 中段は17mm円錐ロングロッドで、ハチ周りを締め、フェイスラインにも内側に入る毛束を作って引き締め効果を。毛先は14mmレギュラーロッドの逆巻きで、ラフなハネ感を作っています」(CHIIさん)。

<スタイリング方法>

「ドライヤー前にブラッシングをするだけで、根元の立ち上がり、パーマの再現性がグッと高まります。髪がペタッとしがちな方は、ぜひ取り入れてみてください」(CHIIさん)。

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>頭皮用ブラシでブラッシング

髪が濡れた状態で、頭皮用ブラシでオールバックにブラッシングし、根元を立ち上げる。
髪が濡れた状態で、頭皮用ブラシでオールバックにブラッシングし、根元を立ち上げる。

<STEP.2>下から毛束を縮めるようにタオルドライ

ブラッシングで整えた面を、下から持ち上げてタオルドライ。スプリングを縮めるようにして、カールを出す。
ブラッシングで整えた面を、下から持ち上げてタオルドライ。スプリングを縮めるようにして、カールを出す。

<STEP.3>頭皮マッサージをしながら手の熱で乾かす

指を立てて頭皮をマッサージするように、髪の根元に指を入れる。手の熱で乾かすイメージで、根元を立ち上げる。
指を立てて頭皮をマッサージするように、髪の根元に指を入れる。手の熱で乾かすイメージで、根元を立ち上げる。

<STEP.4>ノンシリコンオイルを毛先にもみこむ

髪に水分が残った状態で、ノンシリコンのオイルを2プッシュ手のひらにとり、毛先にもみこむ。
髪に水分が残った状態で、ノンシリコンのオイルを2プッシュ手のひらにとり、毛先にもみこむ。

<STEP.5>根元を立ち上げながら乾かす

ドライヤーの風を根元に当て、根元を立ち上げながらドライ。毛先は手の中に隠しながらドライヤーの風を当てる。仕上げにオイルを、毛先を握るようにもみこむ。
ドライヤーの風を根元に当て、根元を立ち上げながらドライ。毛先は手の中に隠しながらドライヤーの風を当てる。仕上げにオイルを、毛先を握るようにもみこむ。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. ドライヤー前に頭皮用マッサージブラシでブラッシング
  2. しっかりタオルドライしてカールを出す
  3. 髪に水分がある状態でノンシリコンオイルをつけて束感をキープ

「下から持ち上げるようにタオルドライしておくと、パーマの持ちもよくなります。少しウェットな質感が今っぽいので、オイルを使って束感とツヤ感を出しましょう」(CHIIさん)。

ANTIの店長・CHIIさんの趣味は、服作り。「きっかけは、ヘアショーの衣装をみんなで作ったこと。衣装や普段着など、月に2~3種類は作っています。最近は、ヘアとファッションのポイントを、バランスよく意識することを楽しんでます!」
ANTI 店長・CHIIさん。趣味は、服作り。「きっかけは、ヘアショーの衣装をみんなで作ったこと。衣装や普段着など、月に2~3種類は作っています。最近は、ヘアとファッションのポイントを、バランスよく意識することを楽しんでます!」

丸顔でも頭が大きく見えない! 小顔になる「パーマ×ボブ」

「面長さん」が似合う茶髪ボブ【6選】


【1】面長顔が似合うのは、菱形シルエットの前下がりボブ

\Doubleの西村光太郎さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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バック
バック

「レザーで前下がりのシルエットにカット。後頭部に自然な丸みが出るように、グラデーションカットをして高さを作ります。ほどよく重さを残すことで、ボブでもほんのりエレガントに。髪質が少し硬めなので、全体にデジタルパーマをかけて、柔らかさと色っぽさを出しています」(西村さん)

<スタイリング方法>

「ドライヤーの風の当て方、乾かし方で、仕上がりのボリューム感が変わってきます。大切なのは、全体のシルエットをペタッとさせないこと。そこを意識して乾かしてみてください」(西村さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>根元を擦りながらハンドドライ

髪全体を乾かしていく。指先で地肌を擦りながら乾かすことで、根元全体が起きて自然なふんわり感が出る。
髪全体を乾かしていく。指先で地肌を擦りながら乾かすことで、根元全体が起きて自然なふんわり感が出る。

<STEP.2>後ろから風を当てる

ドライヤーの風を後ろから当て、前に向かって乾かす。全体のおさまりがよくなる効果が。
ドライヤーの風を後ろから当て、前に向かって乾かす。全体の収まりがよくなる効果が。

<STEP.3>前から風を当てる

髪全体をかき上げるように、ドライヤーの風を前から当てて、毛先の動きを作る。
髪全体をかき上げるように、ドライヤーの風を前から当てて、毛先の動きを作る。

<STEP.4>ワックスをつけて整える

ソフトワックスを手のひらにのばし、中間から毛先につけて整える
ソフトワックスを手のひらにのばし、中間から毛先につけて整える

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 地肌を擦って乾かし、髪の根元を起こす
  2. ワックスをベタッとつけない
  3. ワックスの量は少しでOK

「髪がつぶれやすくなるので、スタイリング剤は少量でOK。根元にはつけないようにしましょう」(西村さん)

Double 店長・西村光太郎さん。趣味はレコード鑑賞。「好きなミュージシャンのアルバムを、レコードで買い直しています。渋谷系の明るい音楽が好きなので、休日の昼間に楽しむことが多いです」
Double 店長・西村光太郎さん。趣味はレコード鑑賞。「好きなミュージシャンのアルバムを、レコードで買い直しています。渋谷系の明るい音楽が好きなので、休日の昼間に楽しむことが多いです」

面長顔が似合うのは、菱形シルエットの前下がりボブ

【2】面長顔はレイヤー×パーマで小顔に! ふんわり菱形シルエットのボブ

\LANVERYの菅野太一朗さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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バック
バック

落ち着いた中に、抜け感のある色味もポイント。

「ベースは暗めのグラデーションカラー。ハイライトを入れつつ、グレージュを上からのせることで、透明感と立体感のある色味に仕上げています。髪を耳にかけるのもオススメ。抜け感が生まれるだけでなく、毛先の明るい部分が見えて、降ろしている時とはまた違う印象を楽しむことができます」(菅野さん)

<スタイリング方法>

「タオルドライはしっかりと!髪が濡れていると水分の重みで髪が伸びてしまい、パーマが出にくくなってしまいます。しっかりと水分を取ってからドライヤーで乾かしましょう」(菅野さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>弱めの風でパーマを戻す

しっかりとタオルドライしたら、まずは毛先に弱めの風を当てる。毛束を握るように、毛先から水分を飛ばすことでウェーブがしっかりと出てくる。
しっかりとタオルドライしたら、まずは毛先に弱めの風を当てる。毛束を握るように、毛先から水分を飛ばすことでウェーブがしっかりと出てくる。

<STEP.2>根元も乾かす

毛先の次は根本。地肌をこするようにしっかりと乾かすと、パーマがふんわりとした仕上がりに。
毛先の次は根元。地肌をこするようにしっかりと乾かすと、パーマがふんわりとした仕上がりに。

<STEP.3>ヘアクリームを毛先に揉み込む

手のひらにクリームをなじませたら、毛先を握るように揉み込んで。
手のひらにクリームをなじませたら、毛先を握るように揉み込んで。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. しっかりタオルドライする
  2. 強風で乾かなさい。パーマを出すときは必ず弱い風力で!
  3. 根本はふんわりを仕上げる

「ヘアクリームは軽めのものを使用して。重いとパーマが落ちやすく、スタイルを長時間キープすることができません。自然なツヤとニュアンスが出るものを選んでください」(菅野さん)

LANVERY代表・菅野太一朗さん。「ナチュラルな中にもモード感、おしゃれ感が欲しい方。いつものスタイルから変化を期待している方、ぜひお越しください」
LANVERY 代表・菅野太一朗さん。「ナチュラルな中にもモード感、おしゃれ感が欲しい方。いつものスタイルから変化を期待している方、ぜひお越しください」

面長顔はレイヤー×パーマで小顔に!ふんわり菱形シルエットのボブ

【3】面長さんのボブは横広がりがカギ! ふんわり菱形ボブ

\GARDEN aoyamaの松下哲士さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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「あご下ラインのボブベース。グラデーションカットとレイヤーカットを組み合わせ、横広がりの菱形シルエットにカット。前髪はサイドパートで、おでこが少し隠れるように作ります。柔らかな髪に見えるフォギーベージュで自然と明るく」(松下さん)

<スタイリング方法>

「菱形を作るように、サイドの根本にボリュームを出すことがポイント。逆にトップはボリュームを出しすぎないように注意して。縦長の印象を作らないようにしましょう」(松下さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>前髪を立ち上げながら乾かす

前髪を持ち上げ、根本にドライヤーで温風を当てる。
前髪を持ち上げ、根本にドライヤーで温風を当てる。

<STEP.2>サイドにボリュームを出す

サイドの髪の根本に下から温風を当て、ふんわりとボリュームを出す。
サイドの髪の根本に下から温風を当て、ふんわりとボリュームを出す。

<STEP.3>顔周りをヘアアイロンで巻く

32mmのヘアアイロンで、前髪がサイドに流れるように外巻きにする。
32mmのヘアアイロンで、前髪がサイドに流れるように外巻きにする。

<STEP.4>表面の髪にゆるい大きなカールをつける

表面の髪の中間~毛先をヘアアイロンで巻く。顔の近くから外巻き、内巻き、外巻きの順にミックス巻きに。
表面の髪の中間~毛先をヘアアイロンで巻く。顔の近くから外巻き、内巻き、外巻きの順にミックス巻きに。

<STEP.5>オイルバターをもみこむ

オイルバターを手のひらになじませ、髪の中間~毛先にもみこんで束感を出す。
オイルバターを手のひらになじませ、髪の中間~毛先にもみこんで束感を出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. サイドの根本のボリュームを出す
  2. 中間~毛先のみ、ゆるめに巻く
  3. スタイリング剤はつけすぎずナチュラルな束感に

「スタイリング剤をつけすぎると、せっかく作ったボリュームがなくなってしまいます。うるおいと束感を与える程度を意識して。」(松下さん)

GARDEN aoyama 店長の松下哲士さん。忙しい毎日を過ごす中で、1シーズンに1度はリフレッシュのためにグランピングに行くそう。「手ぶらで行って、自然のなかでゆっくり過ごせるので、とてもリフレッシュできますよ」
GARDEN aoyama 店長・松下哲士さん。忙しい毎日を過ごす中で、1シーズンに1度はリフレッシュのためにグランピングに行くそう。「手ぶらで行って、自然のなかでゆっくり過ごせるので、とてもリフレッシュできますよ」

面長さんのボブは横広がりがカギ!ふんわり菱形ボブの作り方とは?

【4】面長特有の「のっぺり感」を解消! 前髪とツヤ感を大切にした若返りボブ

\Un ami omotesandoの増永剛大さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ワンレンベースのボブヘアで、表面に少しだけレイヤーを。毛先の毛量を軽くすることで、スタイリング剤をつけた時にラフな動きが出るようカットしています。前髪は、黒目と黒目の間を短く、それ以外はサイドと馴染むようにラウンドさせて、ふんわりとした印象に。面長顔を綺麗な卵型に見せる効果もあります」(増永さん)

<スタイリング方法>

「スタイリング剤をつけるときは、毛先からつけるのが鉄則。髪の表面からつけてしまうと、全体的にベタッとした印象になってしまうので気をつけて」(増永さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>ストレートアイロンで表面にツヤを出す

髪の表面に熱を与えてツヤを出す。根元から毛先にかけてアイロンをすべらせて。
髪の表面に熱を与えてツヤを出す。根元から毛先にかけてアイロンをすべらせて。

<STEP.2>毛先を外ハネにする

髪の内側の毛先をストレートアイロンではさみ、全方位ハネさせる。
髪の内側の毛先をストレートアイロンではさみ、全方位ハネさせる。

<STEP.3>毛先にシアバターをつける

シアバターは10円玉くらいの量を手のひらに伸ばし、毛先を握りながら、外にハネさせるイメージでつける。
シアバターは10円玉くらいの量を手のひらに伸ばし、毛先を握りながら、外にハネさせるイメージでつける。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 髪の表面は熱を与えてツヤを出す
  2. 毛先をハネさせる時は髪の内側の毛束だけ!
  3. スタイリング剤は多目につける

「髪が乾燥していると疲れた印象に仕上がってしまいます。乾燥やパサつき、ダメージが気になる方はスタイリング剤を多めにつけてください。まとまりや束感もできて、より若々しい印象になりますよ」(増永さん)

Un ami omotesando 店長・増永剛大さん。「サロンワークではカウンセリングをしっかりと行うようにしています。40代の髪悩みがある方はぜひお越しください」
Un ami omotesando 店長・増永剛大さん。「サロンワークではカウンセリングをしっかりと行うようにしています。40代の髪悩みがある方はぜひお越しください」

「前髪」と「ツヤ感」で若返る!40代後半からのお手本ボブ

【5】面長顔が小顔になる骨格矯正ボブ

\air-AOYAMAの小宮佑介さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「長めの前髪をそのまま下ろしてしまうと面長顔を強調させるだけでなく老けた印象にもなってしまうので、根元からしっかりと立ち上げるのがポイント。毛先のカールが頰にかかるくらいの長さに設定すると顔のフレームが菱形になり、より小顔に見えます」(小宮さん)

<スタイリング方法>

「スタイリング剤を髪の表面からつけると、ブローやコテで作ったボリュームが潰れてしまいます。スタイリング剤をつけるときは髪の内側から空気を入れるように揉み込んで」(小宮さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>前髪をブローしながら立ち上げる

完成根元からブラシを入れて、かき上げるように動かしながら熱を当てる。
完成根元からブラシを入れて、かき上げるように動かしながら熱を当てる。

<STEP.2>前髪と顔周りの毛先をリバース巻きにする

コテは32ミリを使用。毛先だけワンカールするのがコツ。逆サイドも同様に。
コテは32ミリを使用。毛先だけワンカールするのがコツ。逆サイドも同様に。

<STEP.3>バームを揉み込んでパーマを出す

パーツ粒ひとつ分くらいのバームを手のひらによくなじませたら、髪の内側から揉み込む。
パーツ粒ひとつ分くらいのバームを手のひらによくなじませたら、髪の内側から揉み込む。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 前髪は根元から立ち上げる!
  2. 前髪、顔周りはリバース巻きに
  3. バームを揉み込んでパーマの動きを出す

「キープ力のあるバームがオススメ。テクスチャーがかたまって使いにくいときは、オイルを少し混ぜて。クリーム状にすれば滑らかになり使いやすくなります。オイルを混ぜすぎるとベタッとした印象になるので、混ぜすぎに注意して」(小宮さん)

air-AOYAMA副店長の小宮佑介さん。骨格に合わせたスタイルが得意な小宮さん。「正面からだけでなく、360度どこから見ても美しいシルエットを作ることにハマっています。頭の型や輪郭は人それぞれ違うので、その方に一番似合うスタイルを見つけられた時は本当に嬉しいですね」
air-AOYAMA 副店長・小宮佑介さん。骨格に合わせたスタイルが得意な小宮さん。「正面からだけでなく、360度どこから見ても美しいシルエットを作ることにハマっています。頭の型や輪郭は人それぞれ違うので、その方に一番似合うスタイルを見つけられた時は本当に嬉しいですね」

【40代のボブスタイル】面長顔が小顔になる骨格矯正カットとは?

【6】面長顔も矯正できる美しいショートボブ

\Ramie GINZAの寺尾拓巳さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「頭頂部にパーマがふんわりとかかったマッシュベースのショートボブ。マッシュはサイドにボリュームが出やすいため、面長顔を丸みのあるやさしい印象に見せてくれる効果もあります。ショートボブですが、ショートのニュアンスも楽しめるように髪表面にレイヤーをプラス。トップに動く毛束をつくることで、さらに頭頂部のボリューム不足をカバーしています」(寺尾さん)

<スタイリング方法>

「よりパーマの立ち上がりを活かすために、ドライのときは地肌をこするように頭頂部を乾かしましょう。左右前後、さまざまな方向に髪の毛を振りながら乾かすと、よりボリュームが出ます」(寺尾さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>トップの根元をこするように乾かす

地肌を指のひらでこすりながらトップの根元に熱を当て、頭頂部に高さを出す。
地肌を指のひらでこすりながらトップの根元に熱を当て、頭頂部に高さを出す。

<STEP.2>上からなで下ろすように冷風を当てる

サイドの毛束を持ち上げながらドライヤーで冷風を当ててスタイルをキープ。
サイドの毛束を持ち上げながらドライヤーで冷風を当ててスタイルをキープ。

<STEP.3>オイルクリームを指先になじませて整える

オイルクリームなど、潤いと束感の出るスタイリング剤を使用。小指爪くらいの量を指先になじませたら、毛先をさするようにつけるのがポイント。根元にはつけないで。
オイルクリームなど、潤いと束感の出るスタイリング剤を使用。小指爪くらいの量を指先になじませたら、毛先をさするようにつけるのがポイント。根元にはつけないで。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 地肌をこするように乾かす
  2. 冷風でキューティクルを閉めてスタイルをキープ
  3. スタイリング剤は根元につけない

「ドライするだけではキューティクルが開いた状態なので、キューティクルを閉じるために冷風で整えましょう。冷風を当てることで毛流れをキープする効果もあります。スタイリング剤をつけるときは指で毛先をさするようなイメージでつけて。根元につけるとボリュームがつぶれてしまうので絶対につけないで」(寺尾さん)

Ramie GINZA副店長・寺尾拓巳さん。約半年前からオルタナティブボクササイズに通っている寺尾さん。「週2で通って、体にも少し変化が出てきました。もう少し鍛えたいですね」
Ramie GINZA 副店長・寺尾拓巳さん。オルタナティブボクササイズに通っている寺尾さん。「週2で通って、体にも少し変化が出てきました。もう少し鍛えたいですね」

髪のハリ・コシが復活する魔法のパーマとは?面長顔も矯正できる美しいショートボブ

「逆三角形さん」が似合う茶髪ボブ【2選】


【1】頬骨カバー&輪郭補整が叶うローレイヤーボブ

\THE REMMYの倉田聡子さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「前下がりのワンレンボブベース。毛先にローレイヤーを入れています。髪がペタッとしやすい人はパーマをプラスするのもおすすめです」(倉田さん)

<スタイリング方法>

「髪の根元がつぶれないように、髪を乾かす段階でしっかり立ち上がりを作ることが大切です。毛先にレイヤーが入っているので、サイドから分け目を作ると毛先に動きが出しやすいですよ」(倉田さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>根元を立ち上げて乾かす

頭を下げて、下から上にドライヤーの風を当てながら乾かす。重力で髪を立ち上げながら、髪の根元に風を当てるイメージ。
頭を下げて、下から上にドライヤーの風を当てながら乾かす。重力で髪を立ち上げながら、髪の根元に風を当てるイメージ。

<STEP.2>ホットカーラーを根元に当てる

髪の根元にホットカーラーを当てて、根元にボリュームを出す。
髪の根元にホットカーラーを当てて、根元にボリュームを出す。

<STEP.3>中間~毛先にホットカーラーを通す

髪の中間にホットカーラーを当てて毛先まで滑らせ、動きとツヤを出す。
髪の中間にホットカーラーを当てて毛先まで滑らせ、動きとツヤを出す。

<STEP.4>スタイリング剤で整える

軽めのバームを手のひらにのばし、髪の根元につくように内側から手を入れてバサバサとなじませる。整えて完成。
軽めのバームを手のひらにのばし、髪の根元につくように内側から手を入れてバサバサとなじませる。整えて完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元を立ち上げながら乾かす
  2. スタイリング剤をつけすぎない
  3. 毛先を動かし過ぎない

「40代は根元のふんわり感が重要。乾燥毛の場合は、バームに少しオイルを足してもOK。毛先を動かし過ぎると少し古い印象になるので、巻き過ぎには注意しましょう」(倉田さん)

THE REMMY スタイリスト 倉田聡子さん。「最近、体力の低下を感じるように。体力をつけるため、休日にパーソナルトレーニングやピラティスに通っています。美容師は体力仕事なので、がんばって身体作りしていきます!」
THE REMMY スタイリスト・倉田聡子さん。「体力をつけるため、休日にパーソナルトレーニングやピラティスに通っています。美容師は体力仕事なので、がんばって身体作りしていきます!」

クールだけどふんわりな大人ヘア|頬骨カバー&輪郭補整が叶うローレイヤーボブ

【2】逆三角顔のシャープなフェイスラインがふっくら見える「神ボブ」

\BEAUTRIUM GINZA店の吉田秀晃さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「スライドカットで毛流れと束感をプラスし、エアリーな印象に。レイヤーは入れすぎると毛先のボリューム感がなくなるので表面のみ! スタイリングしやすいように、自宅でも自然と菱形シルエットになるようにカットしています」(吉田さん)

<スタイリング方法>

「ハチの張りを目立たせないために、トップは後頭部から前に向けて乾かすのがポイント。根元がフラットになり、ふんわりとした印象に仕上がります」(吉田さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>根元を乾かす

洗い流さないトリートメントを全体に薄くつけて、頭皮に風を当てるように根元を乾かす。
洗い流さないトリートメントを全体に薄くつけて、頭皮に風を当てるように根元を乾かす。

<STEP.2>後頭部から前に向けてドライヤーをあてる

ハチが膨らまないように後頭部から前に向けて乾かす。ドライヤーは上から当てるのがポイント。首を前に下げるとやりやすい。
ハチが膨らまないように後頭部から前に向けて乾かす。ドライヤーは上から当てるのがポイント。首を前に下げるとやりやすい。

<STEP.3>手ぐしで撫でながらドライヤーをあてる

真上から風を当てるのが正解。この一手間で髪表面のつや感がアップ。
真上から風を当てるのが正解。この一手間で髪表面のつや感がアップ。

<STEP.4>コテで毛先を内巻きにする

コテは32mmを使用。全体の毛先を内巻きにする。顔まわりを巻く時はアイロンを前に引き出し、少し強めに巻いて。
コテは32mmを使用。全体の毛先を内巻きにする。顔周りを巻くときはアイロンを前に引き出し、少し強めに巻いて。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. ドライヤーの風は後頭部からあてる
  2. 表面につやを出すことでまとまり感アップ
  3. 顔周りは少し強めに巻く

「スタイリング剤はジェルを使い、髪全体に薄くつけています。軽い質感のものを選ぶとトップが潰れにくく、スタイルを長時間キープすることもできます」(吉田さん)

BEAUTRIUM GINZA店 副店長・吉田秀晃さん。趣味は読書、ギター、そしてゴルフ。「アメブロでお客様のビフォーアフターを毎日配信しています。是非ご覧ください」吉田さんのアメブロはこちらから
BEAUTRIUM GINZA店 副店長・吉田秀晃さん。趣味は読書、ギター、そしてゴルフ。「アメブロでお客様のビフォーアフターを毎日配信しています。是非ご覧ください」吉田さんのアメブロはこちらから

【逆三角顔さん必見】シャープなフェースラインがふっくら見える「神ボブ」

「ベース型さん」が似合う茶髪ボブ【7選】


【1】顔が四角く見えるエラをカバー! 柔ふわパーマ×前上がりボブ

\PearLのCHIEさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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バック
バック

「カットベースは襟足ギリギリラインで水平に。パーマをかけることで、やや前上がりのマッシュラインになり、エラ張りをカバーしてくれます。中太ロッドで1.5~2回転をランダムに巻き、エアウェーブの酸性パーマを。髪に柔らかさとまとまりが生まれますよ!」(CHIEさん)

<スタイリング方法>

「髪を乾かすときは、パーマがのびないように弱風で丁寧に。ドライヤーの風量を強くする、一定方向から風を当てるのはNGです」(CHIEさん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>乾かす前にオイルを塗布

髪全体にオイルをなじませてパサつきを防止。
髪全体にオイルをなじませてパサつきを防止。

<STEP.2>根元から丁寧に乾かす

髪の内側に風を入れるようにしてドライヤーの弱風で乾かす。根元を擦るようにしてパーマを出して。
髪の内側に風を入れるようにしてドライヤーの弱風で乾かす。根元を擦るようにしてパーマを出して。

<STEP.3>分け目はジグザグに

分け目がぼけるように、ジグザグに分けて立ち上がりをつける。
分け目がぼけるように、ジグザグに分けて立ち上がりをつける。

<STEP.4>バームを揉み込む

保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、毛先を中心に揉み込んで動きを出す。
保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、毛先を中心に揉み込んで動きを出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. ドライ前のオイルとスタイリングでパサつき防止
  2. 弱風で丁寧に乾かす
  3. 分け目はぼかしてふんわりと

「分け目をジグザグにぼかすと、根元の白髪も目立ちにくくなります。年齢を重ねると髪がパサつきやすくなるので、保湿ケアも意識しましょう」(CHIEさん)

PearL アートディレクター CHIEさん。「頭皮と髪のリセットケアをサロンに導入しました。ヘッドスパより短時間&手軽にケアができて、しっかり栄養が入るから白髪や薄毛防止にも◎。40代の方にはぜひ取り入れて欲しいです!」
PearL アートディレクター・CHIEさん。「頭皮と髪のリセットケアをサロンに導入しました。ヘッドスパより短時間&手軽にケアができて、しっかり栄養が入るから白髪や薄毛防止にも◎。40代の方にはぜひ取り入れて欲しいです!」

大人ヘア|顔が四角く見えるエラをカバー!柔ふわパーマ×前上がりラインで華奢印象に

【2】骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!

\kakimoto arms 田園調布店の森林郁香さん、斎藤嘉一さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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「外ハネになるように、やや前下がりにカットしています。ハチ上にレイヤーを入れて、菱形シルエットに。前髪は薄めに取り、頬の一番高いところでカット。広がりやすい髪質なので、内側はしっかり量感調節して膨らまないようにしています」(森林さん)

「ベースカラーはアッシュブラウン。髪色は、ある程度明るくしてあげるとツヤ感が出せて、肌も明るく見えます。また、ハイライトをブレンドして、柔らかい質感を出しながら白髪もなじませています。髪の乾燥や白髪が気になる方におすすめです」(トップカラーリスト 斎藤嘉一さん)

<スタイリング方法>

「エラは隠すより、あえて空間を作ったほうが◎。もみあげ付近の毛束を立ち上げて巻き、ふんわりシルエットにしたほうがカバーできます。ただ外ハネにするだけだと、大人は淋しい印象になってしまうので、レイヤーを活かしてふんわり仕上げましょう」(森林さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>前髪をカーラーで巻く

ある程度全体を乾かしたら、前髪を32mmのカーラーで毛先から根元まで巻きこむ。
ある程度全体を乾かしたら、前髪を32mmのカーラーで毛先から根元まで巻きこむ。

<STEP.2>毛先を外ハネにする

26mmのヘアアイロンを使用。全体の毛先を外ハネにする。
26mmのヘアアイロンを使用。全体の毛先を外ハネにする。

<STEP.3>トップの毛先を巻く

トップの毛束を取り、毛先から2回転巻く。下ろすとエラ上にボリュームが出て菱形に。
トップの毛束を取り、毛先から2回転巻く。下ろすとエラ上にボリュームが出て菱形に。

<STEP.4>うるおいが出るバームでスタイリング

保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、全体になじませる。前髪も整えて完成。
保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、全体になじませる。前髪も整えて完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 前髪は分け目をつけず、根元までしっかりカーラーで巻く
  2. レイヤー部分は上に引き出して巻く
  3. もみあげや顔周りは立ち上げてふんわりさせる

「アイロンで巻いた後はスタイリング剤を毛先中心にしっかりなじませて、ツヤと動きを出しましょう。乾燥して見えないように保湿力のあるバームタイプがおすすめです」(森林さん)

kakimoto arms 田園調布店 スタイリストチーフ 森林郁香さん。「コロナ禍でおうち時間が増えたので、NETFLIXでアニメや韓国ドラマを見ています。新しく買ったソファでくつろいで、部屋を暗くしてプロジェクターで見るのが最高。映画館のような空間になるので、やってみてください!」
kakimoto arms 田園調布店 スタイリストチーフ・森林郁香さん。「コロナ禍でおうち時間が増えたので、NETFLIXでアニメや韓国ドラマを見ています。新しく買ったソファでくつろいで、部屋を暗くしてプロジェクターで見るのが最高。映画館のような空間になるので、やってみてください!」
kakimoto arms 田園調布店 トップカラーリスト 斎藤嘉一さん。「小さいころからずっと釣りと登山が趣味です。美容師になってなかなか行けませんでしたが、コロナ禍になり再開。人に会わずに行けるアクティビティとしてオススメです」
kakimoto arms 田園調布店 トップカラーリスト・斎藤嘉一さん。「小さいころからずっと釣りと登山が趣味です。美容師になってなかなか行けませんでしたが、コロナ禍になり再開。人に会わずに行けるアクティビティとしてオススメです」

大人ヘア|骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!

【3】毛先の動きで気になるエラをカバー! ベース型さんに似合う柔らかパーマボブ

\AntiOursのCHIIさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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バック
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「顔周りのリップラインからレイヤーを入れ、全体はストロークカットで中間から毛先に軽さを出しています。年齢による髪のボリュームダウンと大きなうねりがあり、毛先がハネやすい状態なので、アンティオリジナルパーマメソッドで手触りが柔らかくなるパーマをかけ、これらのお悩みを活かしつつ解消。レイヤーに合わせてカールが動くように作ると、顔型カバー&抜け感のあるスタイルに」(CHIIさん)

<スタイリング方法>

「気になる髪の根元を立ち上げるには、髪が濡れているタイミングでブラッシングをするのが効果的。乾かすときも、根元が立ち上がるように意識しましょう」(CHIIさん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>髪を根元まで濡らしてタオルドライ

パーマを出すには、濡れた状態からスタイリングするのが◎。根元まで濡らしたら、しっかりタオルドライをして髪の水分を取る。
パーマを出すには、濡れた状態からスタイリングするのが◎。根元まで濡らしたら、しっかりタオルドライをして髪の水分を取る。

<STEP.2>頭皮用ブラシでブラッシング

頭皮用マッサージブラシで、オールバック、左、右にブラッシングして根元を立ち上げる。
頭皮用マッサージブラシで、オールバック、左、右にブラッシングして根元を立ち上げる。

<STEP.3>毛先にオイルをつける

少し水分が残った髪の毛先にオイルをなじませる。パサつき対策に。
少し水分が残った髪の毛先にオイルをなじませる。パサつき対策に。

<STEP.4>根元を立ち上げるように乾かす

根元が立ち上がるように、髪の根元にドライヤーの風を当てて乾かす。
根元が立ち上がるように、髪の根元にドライヤーの風を当てて乾かす。

<STEP.5>ワックスをもみ込む

髪の柔らかさをキープできるライトワックスを使用。手のひらに少量のばし、中間~毛先にもみ込んで、菱形シルエットを意識して仕上げる。
髪の柔らかさをキープできるライトワックスを使用。手のひらに少量のばし、中間~毛先にもみ込んで、菱形シルエットを意識して仕上げる。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. タオルドライでしっかり水分を取る
  2. 乾かす前のブラッシングで根元を立ち上げる
  3. エアリーなツヤが出るスタイリング剤を使う

「40代にとって髪のパサつきはNG。エアリーな質感とツヤが出るように、ドライ前にオイルをなじませ、ワックスはライトな質感のものを少量に」(CHIIさん)

AntiOurs 店長・CHIIさん。最近は、陶芸にハマっているそう。「2020年12月にオープンしたAntiOursでは、お客様に似合うヘアスタイルと共に、季節のお花の提案をしています。と、いうこともあり、サロン併設の花屋Ours(ウルス)のお花を飾るフラワーベースを、陶芸教室で制作中!お店のどこかに、私の作品があるかも…♪ぜひ探してみてください!」
AntiOurs 店長・CHIIさん。陶芸にハマっているそう。「AntiOursでは、お客様に似合うヘアスタイルと共に、季節のお花の提案をしています。と、いうこともあり、サロン併設の花屋Ours(ウルス)のお花を飾るフラワーベースを、陶芸教室で制作中!お店のどこかに、私の作品があるかも…♪ぜひ探してみてください!」

ラフな毛先の動きで気になるエラをカバー!ベース型さんに似合う柔らかパーマスタイル

【4】エラ張りをカバーする、レイヤー×パーマボブ

\MAGNOLiAのSHINさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「あご下2cmのワンレンボブベース。レイヤーは、髪の内側をメインに入れ、表面は長さを残して低い位置に入れます。パーマは、髪に柔らかさが出るエアウェーブがオススメ。幅広いロッドを使い、内側や襟足はクリッと、表面はトップが立ち上がるようにしています。内側には外ハネをミックスするとおしゃれです」(SHINさん)

<スタイリング方法>

「年齢を重ねると、前髪が割れてしまうという方も多いです。解消するには、前髪をカーラーで巻くときに、分け目をまたぐようにすること。さらに、前髪の根元を、流す方向と逆にしておくと自然になじみます。エラは隠すより、片側を耳にかける程度に。アシンメトリーにすると、顔が明るく見えます」(SHINさん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>トップは立ち上げながら前へ乾かす

ハチ上の髪は、上に持ち上げながら、前に向かって乾かす。根元を前に向かせることで、ボリュームが出る。サイドは、前から風を当てて、うしろに向かって乾かす。
ハチ上の髪は、上に持ち上げながら、前に向かって乾かす。根元を前に向かせることで、ボリュームが出る。サイドは、前から風を当てて、うしろに向かって乾かす。

<STEP.2>前髪とトップをカーラーで巻く

分け目をまたぐように、カーラーでトップと前髪を、前に向かって巻き込む。前髪の根元は、流すのと逆を向くように。
分け目をまたぐように、カーラーでトップと前髪を、前に向かって巻き込む。前髪の根元は、流すのと逆を向くように。

<STEP.3>ムースフォームでパーマを出す

襟足やもみあげなどパーマがのびやすいところに、ムースフォームを揉み込んで動きを出す。
襟足やもみあげなどパーマがのびやすいところに、ムースフォームを揉み込んで動きを出す。

<STEP.4>トップやもみあげにワックスでハリを出す

トップや耳周りなど動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつける。ドライヤーで水分を飛ばし、ハリを出す。
トップや耳周りなど動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつける。ドライヤーで水分を飛ばし、ハリを出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 最終的に流す方向と逆に根元を持っていき、自然な動きを演出
  2. 根元に立ち上がりを作って、トップをふんわりと
  3. 平面的にならないように崩して動きを出す

「パーマで、トップはふんわりと、耳下と襟足は動きが出るようにしてあります。スタイリングでは、それを活かすようにして。ボリュームと動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつけてから、ドライヤーの熱で水分を飛ばすと、ハリが出てキープできますよ」(SHINさん)。

MAGNOLiA 総店長・SHINさん。植物を育てるのにハマっているSHINさん。自宅には100種類以上の植物があるそう。「砂漠やジャングルに生えるようなマニアックな植物の、造形美や世界観に魅了されています。たくさんあるので、毎日のお世話も大変。植物の奴隷です(笑)」
MAGNOLiA 総店長・SHINさん。植物を育てるのにハマっているSHINさん。自宅には100種類以上の植物があるそう。「砂漠やジャングルに生えるようなマニアックな植物の、造形美や世界観に魅了されています。たくさんあるので、毎日のお世話も大変。植物の奴隷です(笑)」

エラ張りをカバーするボブは、レイヤー×パーマが決めて!

【5】エラ張りをごまかしながらリフトアップした、軽やかボブ

\kakimoto arms LaLa terrace 武蔵小杉店の林麻美さん、太田桂子さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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バック
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「前上がりのグラデーションボブに、頭頂部のみレイヤーを入れて表面に軽さと動きをオン。前髪とつながるようにレイヤーを入れることで、リフトアップ効果が出せます」(林さん)

「表面のレイヤーに合わせて、ハイライトでデザインしました。細くハイライトをブレンドすることで、顔周りの白髪も目立たなくなります」(カラーリスト 太田さん)

<スタイリング方法>

「根元がペッタリとしないように、髪を乾かすときは下を向いて根元から風を送り込んで。スタイリング剤も、下から持ち上げるようにもみこむと、ふんわりと仕上がります」(林さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>前髪とトップにカーラーを巻く

頭頂と前髪中央の毛束をとり、毛先から根元まで巻き込む。
頭頂と前髪中央の毛束をとり、毛先から根元まで巻き込む。

<STEP.2>毛先全体を内巻きにする

32mmのヘアアイロンで、全体の毛先のみ内巻きにワンカールさせる。
32mmのヘアアイロンで、全体の毛先のみ内巻きにワンカールさせる。

<STEP.3>スタイリング剤をもみこんでほぐす

ドライヤーの風を根元に当てながら、ハチ上はこめかみから上に向かって、頭皮に指が沿うようにして根元からほぐす。トリートメントクリームを下から持ち上げるようにもみこんで完成。
ドライヤーの風を根元に当てながら、ハチ上はこめかみから上に向かって、頭皮に指が沿うようにして根元からほぐす。トリートメントクリームを下から持ち上げるようにもみこんで完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元をしっかり起こして乾かす
  2. 巻いた髪は下から手ぐしを入れてほぐす
  3. スタイリング剤は柔らかい質感のものを選んで

「レイヤーが入っているので、毛先を巻くだけで動きが出せます。ふんわり感が重要なので、スタイリング剤は柔らかいテクスチャーが◎。トリートメント効果のあるものだと、ほんのりツヤも出ておすすめです」(林さん)。

(左)kakimoto arms LaLa terrace 武蔵小杉店の店長・林 麻美さん。最近は、断捨離にハマっているそう。「物がたくさんあるのが重く感じて、スリム化しようと服や物をどんどん減らしています。気持ちもすっきりしておすすめです!」(右)kakimoto arms LaLa terrace 武蔵小杉店のカラーチーフ・太田桂子さん。「最近は肉体改造をしようと思って、かなり鍛えています。とくに頑張っているのが背筋。一緒に後ろ姿美人を目指しましょう!」
(左)kakimoto arms LaLa terrace 武蔵小杉店 店長・林 麻美さん。断捨離り「物がたくさんあるのが重く感じて、スリム化しようと服や物をどんどん減らしています。気持ちもすっきりしておすすめです!」
(右)kakimoto arms LaLa terrace 武蔵小杉店 カラーチーフ・太田桂子さん。「肉体改造をしようと思って、かなり鍛えています。とくに頑張っているのが背筋。一緒に後ろ姿美人を目指しましょう!」

エラ張りをごまかしながらリフトアップ!「軽やかボブ」で理想の卵型に

【6】長め前髪で骨格矯正! ベース型が理想の卵型になるニュアンスボブ

\GARDEN omotesandoの高橋俊友さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
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「ワンレンベースのグラデーションボブ。分け目を起点に表面にだけレイヤーを入れつつ、毛先に向けてブラデーションを。すると、毛先に丸みが生まれ、収まりのいいスタイルになります」(高橋さん)

<スタイリング方法>

「本来の分け目のままドライすると、時間が経つにつれて分け目がペタッと潰れてしまいます。ドライするときは、分け目の逆方向から乾かして根元を立たせることが重要。ふんわり感がキープされて、スタイルの持ちも良くなります」(高橋さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>いつもの分け目の逆からドライヤーを当てる

普段の分け目とは逆に髪をかき上げてドライヤーを当てる。
普段の分け目とは逆に髪をかき上げてドライヤーを当てる。

<STEP.2>ストレートアイロンでツヤを出す

前髪、サイド、後頭部、全体にストレートアイロンで熱を通す。根元から毛先に向けてスルーさせるのがコツ。後頭部は表面の毛束だけでもOK。
前髪、サイド、後頭部、全体にストレートアイロンで熱を通す。根元から毛先に向けてスルーさせるのがコツ。後頭部は表面の毛束だけでもOK。

<STEP.3>シアバターを髪の内側からつける

小指の爪くらいのシアバターを手のひらになじませて、耳後ろから揉みこむ。根元付近の内側からつけて、仕上げに表面や前髪を整えれば完成。
小指の爪くらいのシアバターを手のひらになじませて、耳後ろから揉みこむ。根元付近の内側からつけて、仕上げに表面や前髪を整えれば完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 分け目と逆方向からドライする
  2. ストレートアイロンはブローするように毛先までスルーさせる
  3. シアバターは髪の内側や後頭部からつける

「ショートやボブのスタイリングにかなり使えるのがストレートアイロン。ボリューム調整ができるだけでなく、表面のツヤ出し、毛先にニュアンスをつけたいときにもオススメです。このスタイルは髪の乾燥やダメージが目立ってしまうと台無し。ストレートアイロンでツヤを出しつつ、シアバターでみずみずしく仕上げてください」(高橋さん)

GARDEN omotesandoマネージャーの高橋俊友さん。お子さん連れのお客様が多いという高橋さん。ご自身も6歳と3歳のお子さんがいるパパです。「お子さんと一緒に来てくださるお客様が多いので、最近はキッズカットもよくします。ぜひお子さんと一緒に来てください」
GARDEN omotesandoマネージャー・高橋俊友さん。お子さん連れのお客様が多いという高橋さん。ご自身もお二人のお子さんがいるパパです。「お子さんと一緒に来てくださるお客様が多いので、最近はキッズカットもよくします。ぜひお子さんと一緒に来てください」

長め前髪で骨格矯正!ベース型が理想の卵型になる「ニュアンスボブ」

【7】若見え効果抜群! まとまりとツヤのある菱形ボブ

\BEAUTRIUM表参道の中高下由真さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
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「重たすぎるボブは、古臭い印象に直結することも。顔周りとサイドにレイヤーを入れて、ふんわり動く毛束をつくり、今っぽい抜け感を演出しています。スタイリングで顔周りを開けることも大切です」(中高下さん)

<スタイリング方法>

「髪の乾燥はパサつき、ダメージを目立たせる原因になるので、ドライヤーで乾かす時は乾かしすぎないで。乾燥が気になる方はトリートメントなどをなじませてからドライすると、みずみずしさやツヤを保つことができます」(中高下さん)

スタイリング前
スタイリング前

<STEP.1>こめかみ、顔周りの髪を起こす

根元に熱を当てるとしっかりと髪が立ち上がり、ふわっとエアリーな印象に。
根元に熱を当てるとしっかりと髪が立ち上がり、ふわっとエアリーな印象に。

<STEP.2>トップの毛束をつまんでドライヤーを当てる

トップの毛束をランダムにつまんで、根元に熱を当てると程よい立ち上がりと束感ができる。
トップの毛束をランダムにつまんで、根元に熱を当てると程よい立ち上がりと束感ができる。

<STEP.3>毛並みを整えてツヤを出す

毛束の中間から毛先にかけて、ブラッシングするとツヤが出る。
毛束の中間から毛先にかけて、ブラッシングするとツヤが出る。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 輪郭は隠さずに出す!顔周りはエアリーに仕上げて
  2. 分け目はペタッとさせずふんわりと!
  3. ブラッシンで毛並みを揃えるとよりツヤ感が増す

「ベース型の場合、輪郭を隠そうとする方も多いのですが、輪郭を隠すと抜け感がなくなり、のっぺりとした印象になってしまいます。顔周りは開けるのが鉄則です」(中高下さん)

BEAUTRIUM表参道 ヘアスタイリストの中高下由真さん。海外ドラマにハマっているという中高下さん。「『メンタリスト』っていうドラマが好きです。面白いという評判は聞いていたんですけど、自分がこんなにハマるとは(笑)」
BEAUTRIUM表参道 ヘアスタイリスト・中高下由真さん。海外ドラマにハマっているという中高下さん。「『メンタリスト』っていうドラマが好きです。面白いという評判は聞いていたんですけど、自分がこんなにハマるとは(笑)」

若見え効果抜群!まとまりとツヤのある「菱形ボブ」

「韓国風」の茶髪ボブ【1選】


【1】ボリューム&ツヤ感をアップさせる、今注目の韓流系ボブ

\Sui Naraの冬木慎一さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
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1本1本は細めだけれど、硬い髪質の白木さん。トップのボリュームが出にくいのが悩みとか。「ワンレングスにすると髪の重さで膨らみを抑えることができます。ツヤも出やすくなるので、パサついた印象になりません」(冬木さん)

<スタイリング方法>

「前髪とトップをつなげるように、前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻きます。顔周りだけレイヤーを入れているので、ワンレングスがベースでも動きが出て、スタイルに華やかさが生まれます」(冬木さん)

アレンジ前
スタイリング前

<STEP.1>前髪の根元を立ち上げるようにカーラーで巻く

直径3~4㎝のカーラーで分け目をまたぐようにしてリバース巻きにする。
直径3~4㎝のカーラーで分け目をまたぐようにしてリバース巻きにする。

<STEP.2>カールアイロンで顔周りの髪を毛先だけ内巻きにする

前髪のカーラーはそのままで、ほぼ毛先だけ内巻きにする。
前髪のカーラーはそのままで、ほぼ毛先だけ内巻きにする。

<STEP.3>ところどころひとつまみずつ毛先を外巻きに

バランスを見ながらひとつまみずつ毛先を外巻きにする。
バランスを見ながらひとつまみずつ毛先を外巻きにする。

<STEP.4>手のひらに広げたワックスを毛先から揉み込むようになじませる

毛束感を出すように髪全体を揉み込むようにしてワックスをなじませる。
毛束感を出すように髪全体を揉み込むようにしてワックスをなじませる。

<STEP.5>ひとつまみずつ毛束をつまんでワックスをなじませる

手に残ったワックスで十分。バランスを見ながらところどころ毛束感をつくるイメージで。
手に残ったワックスで十分。バランスを見ながらところどころ毛束感をつくるイメージで。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 前髪を根元から立たせてトップのふんわり感をつくる
  2. 毛束感をつくってまとまりのあるスタイルを演出する
  3. 前髪は薄くし過ぎない

「薄い前髪にするなど流行を追いすぎると『若づくり』な印象になってしまうので、大人はほどほどで。毛束感と毛流れを出すだけで、今風の韓流系スタイルになります」(冬木さん)

Sui Nara ヘアデザイナー・冬木慎一さん。‘20年5月にオープンした奈良店と表参道を行き来する冬木さん。「奈良は自然が豊か。季節の変化を感じられるようになりました」
Sui Nara ヘアデザイナー・冬木慎一さん。‘20年5月にオープンした奈良店と表参道を行き来する冬木さん。「奈良は自然が豊か。季節の変化を感じられるようになりました」

ボリュームもツヤも出にくい大人髪は、今注目の韓流系ボブで解決!

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