【目次】

鼻が化粧崩れしないための予防ベースメイク


【1】小鼻にポア用下地を仕込む

小田切ヒロさん
ヘア&メイクアップアーティスト
ラ・ドンナ所属。確かなメイクアップテクニックと豊富な美容知識をベースに、独特かつ卓越したセンスを生かして幅広いジャンルで活躍中。
特に毛穴が目立つ部分にポア用下地を仕込む。
特に毛穴が目立つ部分にポア用下地を仕込む。

「ポア用下地は、毛穴詰まりさせないように石けんで落とせるタイプを選ぶこと。おすすめはエトヴォスの部分用下地。小鼻や頬の三角ゾーンなど、特に毛穴が目立つ部分にくるくると直塗りして、指でトントンとなじませます」(小田切さん)

毛穴やテカリが気になる部分に仕込む、部分用の化粧下地。エトヴォス ミネラルポアレススティック ¥2,750
毛穴やテカリが気になる部分に仕込む、部分用の化粧下地。エトヴォス ミネラルポアレススティック ¥2,750

「スリムなスティックタイプだから、小鼻などの細かい部分にも塗りやすく、瞬時になめらかなマット肌に。化粧直しにも使えるのでポーチinしておくと◎」(小田切さん)

【2】小鼻のファンデーションは薄く塗る

【小鼻のポイント】 毛穴が目立つ小鼻部分は埋めるようになじませる。毛穴が広がっているので、ファンデーションを入れ込むように塗るのが正解。ただしくずれやすいので薄めに。
【小鼻のポイント】 毛穴が目立つ小鼻部分は埋めるようになじませる。毛穴が広がっているので、ファンデーションを入れ込むように塗るのが正解。ただしくずれやすいので薄めに。

ベースメイクを美しく仕上げるためには、ファンデーションをどこから塗り始めるのか、が重要。なぜなら最初につけたところに多くつくので、つやが欲しいところ、くずれにくいところから始めるべき。なので、塗り始めのスタート地点は「頬骨のいちばん高い位置」が正解です。

今までのファンデーションの塗り方の常識とされてきた「内側から外側」の方向で塗ってしまうと、目の下に厚くたまりやすく、ヨレやくずれの原因になるので、これが習慣化している人は、すぐに変えましょう。

額は眉間の少し上から放射状に生え際に向かってぼかしていくと自然だし、小鼻や口周りは厚塗りにせず、指やスポンジに余ったものを薄く塗ってヨレを防止。これを気をつけるだけで、長時間、メイクくずれが起こらず若々しい印象をキープできます。

適量が多すぎる、塗る方向が違う!ファンデーションの「老ける塗り方」を見直す5つのポイント

鼻が化粧崩れしたときの直し方


■美肌を復活させる簡単キレイな化粧直し<3STEP>

メイク直しの際にパウダリーファンデーションを重ねる人が多いと思いますが、乾いた肌に粉ものをのせてもファンデーションがキレイにのらず、崩れも早いんです。今回は、コンシーラー、スポンジ、フェースパウダーを使った、キレイで簡単なリタッチの3ステップをご紹介します。

<STEP.1>メイク崩れした部分にコンシーラーをのせる

・皮脂浮きしやすい小鼻、涙目の影響を受ける目尻が、特にメイク崩れしやすい部分です。
・ここにチョンチョンとコンシーラーをのせていきます。

小鼻や目尻など、メイク崩れしやすい部分にコンシーラーをのせる。

<STEP.2>スポンジでトントンとたたき込み、なじませる

・強い力でぐいぐいとこすると、せっかくのコンシーラーがはがれ落ちてしまいます。
・皮脂や油分を吸着させる程度の、軽いタッチでなじませます。

コンシーラーがはがれ落ちないよう、スポンジを使い軽いタッチでなじませる。

<STEP.3>Tゾーンと小鼻にフェースパウダーを重ねる

・たいていの人は、夕方にもなればTゾーンと小鼻がテカっているもの。
・ティッシュで皮脂を押さえたあとに、フェイスパウダーをサッとのせると美肌印象が復活します。

Tゾーンと小鼻にフェイスパウダーをのせることで、美肌印象が復活!

夕方に美肌を復活!簡単キレイな化粧直しの3ステップ

この記事の執筆者
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