首元を寒さから守るストールは、冬に欠かせないアイテム。装いに合わせて複数お持ちの方も多いことだろう。また、ストールは防寒目的に加え、スタイリングのアクセントとしても大きな意味を持つ。そのためにも、洒脱な巻き方は絶対に覚えておきたい。

ピッティ巻きに最適な大判ストールはこれだ!

こちらのストールは極上のふんわりとした質感で、巻いたときの美しさも格別!(左)ストール¥39,000、(右)ストール¥60,000(バインド ピーアール<19 アンドレアズ 47>)

「ストールをどう巻けばいいかわからない」「輪っかにしてもう一方の端を通すやり方しか知らない」という御仁にぜひ覚えていただきたいのが、「ピッティ巻き」だ。ご存知、世界最大のメンズファッションの見本市であるピッティ・イマージネ・ウォモにおいて、そこに集まるファッショニスタたちから広まった巻き方で、「イタリア巻き」「ミラノ巻き」とも呼ばれる。この巻き方が人気なのは、比較的覚えやすく、どんなスタイルにも合わせやすいうえ、エレガントな雰囲気を出せるところにある。

巻き方ひとつで、洒落感が変わる!ピッティ巻きコーディネート

今期のトレンドであるコロニアルカラーのスーツは、タイドアップしたクラシカルな雰囲気も良いが、ノータイでよりカジュアルなスーツの着こなしを楽しむことができるアイテム。大判ストールやハットなどの小物を挿すことで伊達男なスタイルになる。スーツ¥162,000・ベスト¥32,000<タリアトーレ>・ シャツ¥16,000(トレメッツォ<マテウッチィ>)・ストール¥60,000(バインド ピーアール<19 アンドレアズ 47>) チーフ¥5,800(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター<バーニーズ ニューヨーク>)ハット¥36,000(ボルサリーノ ジャパン) メガネ¥37,000(コンティニュエ<ジュリアス タート オプティカル>) 靴¥79,000(トレーディングポスト青山本店<クロケット&ジョーンズ>)

「ピッティ巻き」を美しく見せるうえで注意したいのが、最後の仕上げ。必ず、鏡を見ながらたるみやバランスを修正しよう。困るのは、飲食店などで過ごしたあとに結び直す場合。人前で鏡を見ながら巻くのは気恥ずかしいものである。そんなときは、とりあえず首から垂らしたまま外にでて、どこかのタイミングで、トイレなどの鏡のある場所に駆け込むか、建物の映り込みのする場所を使って巻こう。いずれにしても、時間をかけるわけにはいかないので、とにかく「巻いて巻いて」、美しい巻き方を完全にマスターすることが大前提である。

 最後に、ストールの選び方にも言及しておきたい。「ピッティ巻き」との相性がいいのは、大判で薄手のもの。首元に適度なボリューム感が出て、かつ暖かい。厚手のものでも巻くことができるが、生地の厚さによっては首元がもたつき、苦しそうに見えるので注意したい。また、素材は冬ならカシミア素材がいいし、リネン素材のものも揃えておけば、真夏を除いて首元を彩ることができる。

【ピッティ巻きの手順】

1)片側を長く、片側を短くし首にかける
2)長いほうを前から1周させる
3)首元に巻かれたストールの内側から、巻いていないほうを持ち上げループをつくる
4)ループの中に最初に巻いたほうをくぐらせる
5)たるみやバランスを調整して形を整えて完成

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※価格はすべて税抜です。

この記事の執筆者
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