ネクタイを留める装飾品として広く普及してきた「タイバー」だが、女性とは違い、身につける装飾品の数に限りがある男性にとって個性を主張する数少ない装飾品のひとつと言っていいだろう。ここでは実用性もお洒落さも両立させた、優れたアクセサリーの使い方について紹介する。

Vゾーンをお洒落にする、お手軽アレンジ術

タイバーひとつで印象操作

ネクタイ¥16,000(バインド ピーアール〈ステファノビジ〉)タイバー各種¥12,800(デイビッズ クロージング〈ヴィンテージ〉)※すべて税抜き価格

まず勘違いしてはいけないのが、「タイバー」と「タイピン」だ。前者の「タイバー」はネクタイとシャツをクリップのように挟み込むのに対し、後者「タイピン」は文字通りピンで突き刺して留めるタイプのことをさす。年代が古いもの、特にアンティークのモノに多く見受けられるが、そのなかでも宝石などがついたデザイン、ワンランク上の装飾品として用いられていた歴史があるようだ。

現在では見かけることが少なくなってきた「タイピン」も、その歴史を知ることでお洒落の楽しみ方も変わることだろう。さて前置きが長くなってしまったが「タイバー」を使ってネクタイ周り(vゾーン)を綺麗に見せるコツを紹介するとしよう。

動画で観る、タイバーを使ってネクタイを綺麗に見せるコツ!

動画クレジット:スーツ¥125,000(トレメッツォ〈タリアトーレ〉)、シャツ¥36,000〈ルイジ ボレッリ〉・タイ¥16,000〈ステファノビジ〉(ともにバインド ピーアール)、タイバー¥12,800(デイビッズ クロージング〈ヴィンテージ〉)※すべて税抜き価格

まずネクタイの結びは、以前紹介したプレーンノットをベースとするのがいいだろう。セミウインザーでもいいが、まずは基本をきちんと抑えてから次に進むことをオススメする。きちんと結べていることを前提に、「タイバー」は、そのつける位置が重要である。目安となるのが、ジャケットを着用した時に「タイバー」の先端が少し隠れる位置をにつけること、あくまでもさりげない感じに見せるのがポイントだ。

ジャケットを脱いだ時に綺麗に見せたいなら、シャツの第3ボタンと第4ボタンの中間くらいにつけるのをオススメする。事務作業や力仕事などでネクタイが邪魔と感じる時は、脱ぐのもひとつの手であるが、「タイバー」を付けているなら、位置を下にすることで邪魔にならなくなる。

このように「タイバー」は、装飾品としてだけではなく実用性も兼ね備えた優れものであることが、おわかりいただけただろうか。デザインも豊富に展開されているので、自分の好みに合わせた「タイバー」を探してみるのがいいだろう。

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PHOTO :
小寺浩之(ノーチラス)
MOVIE :
小寺浩之(ノーチラス)
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊