【目次】

若く見える!「大人チークの基本」


■若々しくて小顔効果もある「大人チークの3つの掟」

3つの掟に従った、若々しくて小顔効果もある「チーク」術
3つの掟に従った、若々しくて小顔効果もある「チーク」術

【大人チークの掟:1】形

下がった頬の位置が上がって見える、勾玉形のエラ部分にはチークをのせないこと。それがたるみを感じさせないコツとなります。

【大人チークの掟:2】色

沈んだ色はNG。肌色に合った、明るくツヤ感のあるものを選びましょう。これ以上老け感を出したくない40代にふさわしいのは、パッと見もカワイイ少女色!

【大人チークの掟:3】濃さ

入れすぎは厳禁ですが、淡すぎても効果が薄いため、「自分の感覚では気持ち強いかも?」くらいがちょうどいい濃さ。入れたことが明らかにわかる濃さを心がけましょう。

■若く見えるチークの色選び

「かわいすぎる?」と感じるくらい明るい色を選ぶ

大人のチークカラー選びの鉄則は、とにかく「暗い色を避ける」こと。肌色がくすみがちな40代が暗めの色をつけると、より老けて見えてしまいます。そこで、「ちょっとかわいすぎる?」と感じるくらいの明るめの色を選びましょう。また肌が乾いた印象に見える「マットな質感」を避け、「程よいパール感」のあるものを選ぶこともポイントとなります。

若々しく見え小顔効果もある「大人のチーク」3つの掟

2色使いでフレッシュに見せる、チークの入れ方


■ピンクとオレンジの濃淡2色使いで、若々しくメリハリのある顔に

若いころは積極的に入れていたチーク。なぜだか大人になると控えめに、中には入れないという人も出てきます。理由は、頬だけが浮いておてもやん風になってしまうから、チークを入れることで頬が余計にコケて見えるから、ピンクを入れたら若づくりに見られたから…など。

でも実はこれらすべてを解消してくれるのがチークなんです。なぜならチークには、血色をアップさせることと、くすみを払って顔立ちを明るくすっきり見せる効果があるからです。

ただし、重要なのは入れる位置。チークはよく、頬骨に沿って入れると言われますが、正確には、ニコッと笑ったときにぷっくり盛り上がるところ、ここにふんわり入れるのが基本です。

そして大人はその位置よりちょい高めに! ポイントを上げることで、頬がキュッとリフトアップして若々しく見えます。

色はナチュラルピンクとコーラルオレンジ、2色を使います。なので、2色以上がセットになっているパレットが便利です。まずナチュラルピンクで、くすみをカバーして肌全体の透明感をアップ。ピンクだとかわいくなりすぎるし、白だと白浮きする可能性があるので、ナチュラルピンクがおすすめです。

肌に明るさが戻ったら、コーラルオレンジで血色感をプラス。コーラルオレンジは、日本人の黄み肌となじみがよく、疲れてよどんだ40代の肌に元気を出してくれる、魔法の色です。

<STEP.1>ナチュラルピンクを頬全体に入れてトーンアップ!

・まず、ナチュラルピンクをブラシに取ります。粉がブラシの中までしっかり入るよう、右サイド、左サイド、そしてブラシの先にもたっぷり含ませましょう。

・ぼかすときは、鼻の横からフェースラインに向かって、ブラシを大きく動かして。
・さらに上、中、下と3回に分けて、頬全体に入れます。
・ハイライト系の色は目の下や目尻のCゾーンに入れることが多いのですが、ここに明るい色を入れてしまうと、ハイライトが目立ちすぎて、若づくり感が出てしまいます。
・頬の広い範囲に淡い色を入れることで、肌なじみがいいのはもちろん、肌全体の透明感がアップするんです。

頬全体に、上、中、下と3回に分けて入れる。
頬全体に、上、中、下と3回に分けて入れる。

<STEP.2>コーラルオレンジを「頬の高い位置」に入れて血色感を出して

・コーラルオレンジもブラシにたっぷり粉を含ませてから、頬骨より気持ち上に乗せていきます。
・くるくる円を描くように入れるのではなく、頬骨のラインに沿ってペタペタとスタンプのように入れます。
・「スタンプ押し」にすることで、色がしっかり乗って、頬がキュッと上がって見える。
・頬が上がると、顔全体のポイントも上がるので、もたついたフェースラインがすっきり小顔に!

頬骨のラインに沿い、スタンプのように押して入れていく。
頬骨のラインに沿い、スタンプのように押して入れていく。

【頬をキュッと上げて、フレッシュに!若々しく!】

ピンク×オレンジの2色使いでくすみを飛ばして、ぱっと明るい幸福顔に。
ピンク×オレンジの2色使いでくすみを飛ばして、ぱっと明るい幸福顔に。

チークは「2色使い」で、肌の透明感と血色感を取り戻せる!

血色感をプラスして若見えを実現する、チークの入れ方


血色感がなく寂しげなセルフメイクから、頰とリップに血色感をプラスした長井メイクへ。肌の透明感が増し、グッと若々しい印象に激変。
血色感がなく寂しげなセルフメイクから、頰とリップに血色感をプラスした長井メイクへ。肌の透明感が増し、グッと若々しい印象に激変。

■頬とリップ、どちらにも使えるクリームチーク

「大人のポイントメイクには、チークが不可欠です。チークを入れることで、気になるくすみが払われ、肌の透明感が大幅にアップ。リフトアップ効果や小顔効果も得られます。チークのありなしで、見た目年齢が5歳以上の差が出てくるといっても過言ではありません。

忙しい大人女性にぜひ取り入れてほしいのが、リップとしても使えるクリームチークです。ツールいらずで、指にとってのせるだけでOKですし、チークとリップのカラーを合わせることで統一感のある仕上がりがかないます。ミネラルタイプをセレクトすれば、天然成分によるケア効果も狙えますよ」

<STEP.1>指にとったチークを頬骨の上にオン

・ひとさし指と中指でクリームチークをとり、親指で擦り合わせてなじませます。
・その後、頰骨の上にのせ、ポンポンとタッピングしながら楕円形になるように広げます。

肌にのせる前に指先でなじませておくことで、つきすぎとムラづきを防止できる。
肌にのせる前に指先でなじませておくことで、つきすぎとムラづきを防止できる。
頬骨の上に二本の指を置き、横にずらしながらタッピングを。
頬骨の上に二本の指を置き、横にずらしながらタッピングを。

<STEP.2>唇の上にもカラーをのせる

・クリームチークを指にとり足し、同様に親指で擦り合わせてから唇にオン。
・その後「んー、パッ」と唇を合わせてなじませます。

唇の輪郭を意識しながらポンポン塗りで色を広げる。
唇の輪郭を意識しながらポンポン塗りで色を広げる。
「んー、パッ」でリップをなじませることで、ナチュラルな発色と質感に。
「んー、パッ」でリップをなじませることで、ナチュラルな発色と質感に。

【こなれた印象の血色メイクへ】

頰と口元に血色感をもたらすことで、肌のくすみが払われ、透明感もアップ。見た目年齢−5歳が実現。
頰と口元に血色感をもたらすことで、肌のくすみが払われ、透明感もアップ。見た目年齢−5歳が実現。

たった2分! 多忙な40代女性におすすめの「若見え時短メイク」

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