ビジネスの予定だけでなく、楽しいことや嬉しい瞬間を記録しておけるエルメスの手帳アジャンダは、まさに人生に寄り添ってくれる名パートナー。上質なレザーに丁寧なステッチが刻まれた「アジェンダ」は、毎日使うものだからこそ、愛着も深まります。
デジタルツールが進化しても、変わらず愛され続けるアジャンダの魅力とは…? 今回は、なかでも人気を集める、コンパクトな「GM」と縦長フォルムの「ヴィジョンII」をご紹介します。
オンタイムからプライベートまで、大切な時間を記して
エルメスのアジャンダは、1930年初期に誕生。日々の生活に寄り添うスモールレザーグッズとして、上質と洗練を愛する大人から信頼を集めています。
極上のレザーと職人による繊細なステッチが刻まれたアジャンダ。毎日使うものなので、手にとるたびに温もりが伝わり、かけがえのない存在になります。毎日の予定を書き込むだけでなく、日々の思い出を記録しておくのもおすすめ。自分ならではの楽しみ方を工夫することで、アジャンダは唯一無二のオブジェへと進化します。
また、年間テーマをインスピレーションソースとしたイラストが描かれたレフィルは、長年コレクションするファンも多い逸品。毎年のレフィルを保管すれば、思い出が詰まった“自分史”のアーカイブに。
「アジェンダ」の主なサイズは「PM」、「GM」、「ヴィジョンII」、「グローブトロッター」。今回は、スマートに楽しめる「GM」と「ヴィジョンII」から、バイカラー使いが魅力的な2点をご紹介します。
王道人気のアジャンダは、バイカラー使いにも注目
■1:手のひらサイズのアジャンダ「GM」
エルメスの手帳はごくシンプルなデザインだからこそ、上質な素材と丁寧な仕立てが引き立ちます。毎シーズンさまざまなカラーバリエーションで展開され、繊細なステッチや色付け技術はサヴォワールフェールの賜物です。
コンパクトなバッグにも収まるアジェンダ「GM」は、日本のパスポートケースが収まるサイズ感。手帳としてだけでなく、パスポートケースとして愛用する人も。
色名は、サファイアのような魅惑的な「ブルー・サフィール」。手帳を開くと、内側は深みのあるモスグリーンの「ヴェール・アングレ」に。
繊細なステッチが、表面&裏面のレザーの色に合わせて施されており、卓越した技術にエルメスらしさが宿ります。
エルメスの「年間テーマ」とリンクしたイラストが描かれるレフィル。「年間テーマ」は、1987年から毎年設けられており、エルメス独自の世界観をさらに楽しめるように発信されています。
2023年の年間テーマに合わせたレフィルは、ビックリマークが強調されたポップなデザイン。イラストは、コミカルなデザインを得意とし、カレの絵柄も手がけるアーティストのバプティスト・ヴィロ氏によるもの。
「GM」のレフィルは、日本語、英語、仏語の3種類があります。日本語版には、見開きのマンスリーカレンダー付き。
■2:すっきりシルエットのアジャンダ「ヴィジョンII」
スマートな縦長フォルムが特徴の「ヴィジョンII」は、ビジネスシーンでも活躍するサイズ感。スリムな仕上がりながら、名刺などを収納できるポケットも内蔵され、仕事の場面で重宝します。
「GM」も「ヴィジョンII」も、さらに収納力を期待できる、ジップポケット付きのタイプもあります。
メゾンを象徴する、鞍を彷彿とさせる「ルージュ・セリエ」は、馬具をルーツにもつエルメスらしい色。手帳の内側は、こっくりと奥行きのある「ブリック」で、センスが光る配色です。
レザーは、シボが浮き立つ「ヴォー・エプソン」で型崩れしにくいのもうれしい点です。
レフィル「ヴィジョン」は横向きのものが採用され、スケジュールを書き込みやすいのも人気の秘密。
レフィルのセットには、別冊のノート付き。また2023年版より、エシカルの観点から表紙カバーのプラスチックをなくし、より軽やかなデザインへとシフトしています。
ブラックやエトゥープ、ゴールドといったシックカラーは通年展開されていますが、シーズンごとに新しいカラーバリエーションが登場するのも楽しみのひとつ。 新年や心機一転を願う節目に、ぜひ、最愛カラーの「アジャンダ」を!
※掲載した商品は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 大原敏政(aosora)
- WRITING :
- 川口夏希(NTK CREATIONS)