あごがシワシワになり「梅干しあご」になるのは、ストレスによる食いしばりや口をすぼめる表情のクセが原因。これによって、あごにある「下唇を上に引き上げるための筋肉=オトガイ筋」を酷使して硬直することで「梅干しあご」が定着すると考えられます。
若々しいか、老けて見えるかの別れ道は口元の印象が大きく影響していることは、マスク生活で誰もが実感していることでしょう。なので「梅干しあご」が気になっている人は、定着して老け見えする前に、対策が急務です。エイジングデザイナーの村木さんいわく、「オトガイ筋を緩めるケアをすれば、内側からハリが生まれて若々しさが取り戻せる」のだそう。
そこで「梅干しあご」を解消する「オトガイ筋ほぐし」の方法を教えてもらうことに。指でほぐすだけの簡単メソッドなので気になっている人は毎日の習慣にしてくださいね。
■Step1:圧をかけてほぐす位置を確認
オトガイ筋は下顎の中央部分にある表情筋。これを緩めるために、下唇の下からあごにかけて、左右対称の縦2列を左右各3か所、計6か所をほぐしていきます。
■Step2:あごを挟むように固定して、人差し指でほぐす
はじめにマッサージに適した指の形をつくります。こぶしを握り、人さし指を立ててかぎ型に曲げましょう。この第二関節の側面を肌に沿わせてマッサージしていきます。
人さし指の第二関節の側面を下唇の下に当て、親指はあご下の骨に引っかけてあごを挟むように固定を。
それから人さし指の第二関節の側面で「グリグリ」と小さな円を5回描きながら圧をかけます。骨をほぐすようなイメージで、Step1で確認した6か所に行いましょう。
【まとめ|口元が老ける「梅干しあご」を解消するマッサージメソッド4か条】
1.「梅干しあご」は食いしばりや表情のクセによるオトガイ筋の硬化が原因のひとつ。
2.オトガイ筋を柔軟にすることが課題で、人さし指の第二関節の側面で行うと摩擦が起きない。
3.骨をほぐすようなイメージで、深く圧をかけるように行うのがコツ。
4.口元のハリを復活させるには、こまめに行うのが解決の近道。
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以上、「口元が老ける『梅干しあご』を解消するマッサージメソッド」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は12月24日の更新です。お楽しみに!
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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子