【目次】
「ダウンスタイル」のアレンジ8選
カーラー&アイロンで「外ハネ」スタイリング
「前髪はカーラーで、毛先&顔周りは軽くアイロンで巻けばメリハリが出て、格段に華やかさがアップします。巻きやすいよう、動きが出やすいようにレイヤーが入っているので、巻く手間暇はさほどかからないはず」(ZACC vie スタイリスト 田中里春さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>前髪はカーラーで巻く
<STEP.2>首にそわせるようにして毛先をアイロンで外ハネに
<STEP.3>顔周りはリバース巻きで立体感をプラス
<ヘアアレンジのコツ>
「スタイリング剤は軽めのワックスがおすすめ。手になじませ、毛先からもみこむように塗布して」(田中さん)。
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内巻き×毛先外ハネで「くびれ感」を出す
「ドライヤーで乾かしただけでもするっとまとまりやすくナチュラルなスタイルですが、コテで軽く外ハネにすることでより抜け感のある今っぽい雰囲気に。中間をふんわり内巻きにしてから毛先を外ハネにして、さりげないくびれをつくると、カジュアルながらも大人っぽい印象に見せることができます」(BEAUTRIUM Aoyama 副店長 スタイリスト 中高下由真さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>前髪はロールブラシでスッと自然に流して
<STEP.2>サイドから後ろ髪は、中間を内巻きにしてボリュームアップ
<STEP.3>毛先は外ハネに
<ヘアアレンジのコツ>
「スタイリングには軽めのオイル系スタイリング剤がおすすめ。毛先中心に、毛束感をつくるようになじませて」(中高下さん)。
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顔周りと裾にニュアンスを出す「ゆる外ハネ」
「顔まわりを巻くときも外ハネをつくるときも、やり過ぎないことが大切。フォルムをしっかりつくるというより、ニュアンスをつくるくらいが今っぽいですよ」(K-two AOYAMA ディレクター 三田知花さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>根元を立ち上げながら乾かす
<STEP.2>前髪にマジックカーラーを巻く
<STEP.3>毛先を自然な外ハネにする
<STEP.4>もみあげに空間をつくる
<STEP.5>スタイリング剤をつける
<ヘアアレンジのコツ>
「スタイリング剤は顔まわりや根元にもしっかりつけましょう。油分の多いものだとペタッとしてしまうので、スタイリング力のあるワックスやバームがおすすめです」(三田さん)。
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カールアイロンで「くびれ」をつくってこなれた雰囲気に
「ヘアアイロンで外ハネに。トップもペタンとしないように意識して。全体はややタイトですが、トップでふんわと動きを出してメリハリのあるスタイルに仕上げましょう」(apish kokubunji 店長 長谷川祐三さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>毛先を外ハネに乾かす
<STEP.2>前髪をカーラーで巻く
<STEP.3>外ハネに巻く
<STEP.4>ジグザグに分け目をとる
<STEP.5>オイルをなじませる
<ヘアアレンジのコツ>
「スタイリングオイルをしっかり使うことで、程よくツヤ感が出て、透け前髪のおしゃれ感が際立ちます。トップにふんわり感はキープして」(長谷川さん)。
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ストレートアイロンでやり過ぎない「外ハネ」に
「髪を耳にかけて菱形シルエットにすることも面長顔をカバーするコツ。かける時は耳周りの毛束をふんわりと出すのがポイント。バランスが良くなり、輪郭が整います」(GARDEN Tokyo トップスタイリスト 本木亜美さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>サイドの毛先をストレートアイロンでハネさせる
<STEP.2>バックの毛先も外ハネにする
<STEP.3>スタイリング剤を毛先につける
<STEP.4>サイドにも揉み込む
<ヘアアレンジのコツ>
「ストレートアイロンは140度くらいの低温がベスト。さっとブローするように熱を通すだけで自然なハネ感に仕上がります。スタイリング剤はツヤと束感が同時に出せるオイルクリームがおすすめです。ベタッとした印象にならず、ある程度セット力のあるスタイリング剤を選んで」(本木さん)。
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タイトなスタイルに「耳かけ」でアクセントを
「コンパクトにまとめるにはアイロンの向きが重要です。内側の襟足部分は首に沿わせます。それ以外の毛先は軽く内巻きにして丸みのあるシルエットにすれば完成です」(KAYAK by HONEY デザイナー 小室里奈さん)
<アレンジ方法>
<STEP.1>ハチから下のサイドの髪はアイロンでまっすぐ下げて毛先のみ内巻きに
<STEP.2>ハチより下の襟足部分は首に沿わせるようにくびれさせる
<STEP.3>ハチより上の毛束は真横に引っ張り、毛先のみ内巻きにする
<STEP.4>オイルを毛先中心になじませる
<ヘアアレンジのコツ>
オイルをなじませるときは毛先を中心に。「髪全体になじませると動きのないベッタリした質感になってしまうので、注意してください」(小室さん)。
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「ウェットヘア」でシャープでおしゃれなスタイルに
「全体的にはタイトにまとめて今っぽさを出していますが、毛先は外ハネに軽く巻くことで女性らしい華やかさも適度に出て、バランスのいいスタイルに。アイロンはストレートアイロンを使うのが手軽なうえ、ぐるんとならずにこなれた外ハネがつくれます」(AMATA 店長 スタイリスト ERIさん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>毛先はアイロンで外ハネに
<STEP.2>スタイリング剤をつけて髪をタイトに整える
<STEP.3>くしを通し、面を整える
<ヘアアレンジのコツ>
「スタイリング剤はツヤが出て髪がしっかりまとまるグリース系がおすすめ。サイド以外の部分の髪には毛先を中心に、もみこむようになじませて」(ERIさん)。
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「パーマ」でふんわりしつつメリハリのあるシルエット
「トップのふんわり感とパーマの質感がデザインのカギ。根元はブラッシングで立ち上げ、タオルドライをしっかり行い、パーマの持ちを良くしましょう」(AntiOurs 副店長 MASAさん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>タオルドライで6~7割まで乾かす
<STEP.2>ブラッシングして根元を起こす
<STEP.3>根元を中心に8割まで乾かす
<STEP.4>オイルをなじませる
<ヘアアレンジのコツ>
「40代は毛先がハネすぎると子どもっぽくなるので、外に逃がすようにスタイリングして自然なメリハリをつくりましょう。毛先に抜け感をつくってナチュラルに仕上げて」(MASAさん)。
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「アップスタイル」のアレンジ2選
くるりんぱで簡単「ハーフアップ」
「頭頂部の毛束をバランスよく引き出すことで、頭の形がより綺麗なシルエットに。束感やニュアンスを出すことで、ただ結ぶだけよりも、こなれた印象になります。さりげなくインナーカラーを仕込むと、メリハリ、立体感も生まれ、より今っぽくなりますよ」(LANVERY 代表 菅野太一朗さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1> ハチ上の毛束をとってゴムで結ぶ
<STEP.2>結んだ毛束でくるりんぱ
<STEP.3>ハチ下とこめかみの毛束をとってゴムで結ぶ
<STEP.4> 結んだ毛束を2と同じようにくるりんぱ
<STEP.5>頭頂部の毛束をつまんで引き出す
<ヘアアレンジのコツ>
「くるりんぱの結び目は、ふたつとも同じ高さにするのがポイント。きっちりと結び過ぎてしまうと古臭い印象になってしまうので、程よくゆるく、ざっくりとまとめてください。下準備として、アレンジ前にヘアクリームをなじませるのもオススメ。髪の内側、根本にもなじませれば、ツヤとまとまりのある印象に仕上がります」(菅野さん)。
使うのはゴムだけ!「くるりんぱ」でつくる、ボブスタイルのハーフアップ
後れ毛がおしゃれに見える「ひとつ結び」
「せっかく後れ毛を引き出しても、毛先がパサパサしていたり広がっていると台無し。疲れた印象に見えてしまうので、毛先や後れ毛にはしっかりとワックスを揉み込んで。たっぷりつけると、みずみずしさやツヤがプラスされ、老け見え防止になります」(ROI デザイナー小西浩純さん)。
<アレンジ方法>
<STEP.1>手ぐしでゆるっとまとめてひとつ結びにする
<STEP.2>頭頂部の毛束をつまんで引き出す
<STEP.3>生え際に沿って後れ毛を細かく出す
<STEP.4>コテで後れ毛にニュアンスをつける
<STEP.5>毛先をワックスで散らす
<ヘアアレンジのコツ>
「狙ったところにニュアンスをつけるなら、後れ毛をしっかりと巻くのが正解。できるだけ細めのコテで、毛先を外ハネ、内巻きワンカールと交互に巻きましょう。毛先に動きが加わって絶妙な毛流れになります」(小西さん)
- TEXT :
- Precious.jp編集部