唇が薄く小さくなりリップラインが引きづらい、特に上唇の山が平坦になってきている…と感じているなら、口元の筋トレケアの始めどき。

なぜ唇が小さく薄く、ショボショボとした印象になってしまうのかといえば、口の周りをぐるりと囲んでいる口輪筋(こうりんきん)が劣化してハリを失ってしまうから。

これによって、口元がたるみ、皮膚が下がる。鼻の下が長く間延びしていき、それに押されて上唇が口の中に押し込まれ、痩せしぼんたように薄くなるのです。放っておけば、口角も下がり、貧相な不満顔に…!

鼻の下をキュッと縮めてふっくら若々しい唇を取り戻すには、口輪筋に刺激を与える筋トレが効果的。村木さんのメソッドなら、間伸びした鼻の下にピンポイントで効くトレーニングだし、とにかく簡単。継続しやすいから効果も出やすい、美しい口元に変わるメソッドですよ。

■Step1:「ふ」の口で深呼吸を繰り返す

唇の周りにシワができないように注意しながら、口を「ふ」の形に。そして、息を5秒で吸って、5秒でゆっくりと吐く。このとき息をしっかりと吐ききるように意識して。そして、これを5回繰り返します。

「ふ」の口で深呼吸を繰り返す
 

■Step2:「ふ」の口のまま、指で上唇に圧をかける

「ふ」の口の状態のまま、人さし指の側面を当てて上唇を軽くめくるようにしながら、圧をかけます。そして、上唇で押し戻しながら、息をゆっくりと吐く。この「指と唇の押し合い」が口輪筋のトレーニングに。これを5回繰り返します。

「ふ」の口のまま、指で上唇に圧をかける
 

【間伸びした鼻の下を短くし、唇をふっくらさせるトレーニング】
1.唇が薄くなるのは、加齢で口の周りを囲んでいる口輪筋が劣化するから。
2.鼻の下が長く間延びして、それに押されて上唇が口の中に押し込まれ薄くなる。
3.鼻の下を縮めて、ふっくら唇を取り戻すには、口輪筋に刺激を与える筋トレを。
4.上唇の山が平坦になってきたと感じるなら、口元の筋トレケアの始めどき。

以上、「間伸びした鼻の下を短くし、唇をふっくらさせるトレーニング」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は8月19日の更新です。お楽しみに!

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村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。新刊『10秒で実感! 自分史上最高の小顔になる 魔法の顔ほぐし』(宝島社)が発売中。 Instagram
 
体験者:北 真実さん
メーカー勤務
「こんなに簡単なのに、唇がふっくらするなんて…と思いましたが、実際、1回でも上唇がふわっとめくれ上がったように膨らむ感覚です。継続すれば、もっと上唇に厚みが出るかも?と期待してしまいますね。隙間時間にこまめにやってみようと思います」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子