【目次】
ストレートアイロンを使った前髪スタイリングの基本
■濡らす→上から温風で前髪の割れ防止
前髪が割れやすい人は、一度根元からしっかり濡らして。その後、根元を左右に揺らしながら上から温風をあてて、髪をニュートラルな状態に戻すのが正解。洗髪後は濡れたまま放置しないですぐに乾かすことも大切。
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■アイロンの温度は低めに設定
アイロンをあてるとき、高温であればあるほど手早くスタイリングできて、髪を傷めない…というのは誤解のようです。SUN VALLEY副店長のみち子さんは「アイロンの温度が高いと髪の水分が蒸発して髪がよけいにパサついてしまいます。140℃くらいの低温に設定したら、ゆっくり時間をかけて毛束を通します。この方法なら髪を傷めることなくツヤ髪に仕上がります」とアドバイス。
前髪の「巻き方」7選
【1】自然に流す「透け感前髪」
■スタイリング方法
「ミディアムのスタイリングには断然、ストレートアイロン使いがおすすめ。くるんとカールしすぎず、ゆるっとしなやかな動きを簡単に作ることができます」(Belle Shinjuku スタイリスト 鯨岡拓也さん)。
STEP1:毛先はスッと外巻きワンカールに
STEP2:サイドは表面を外巻きに流して
STEP3:前髪を下に自然に流す
「スタイリングにはワックスとオイルを混ぜて使うのがおすすめ。細く柔らかい髪質だとオイルだけだと重たくなってしまうので、ふんわり感を軽やかにホールドさせるひと手間を」(鯨岡さん)。
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【2】小顔効果のある「斜め前髪」
■スタイリング方法
「髪が細くペタッとしやすい方は、根元がつぶれないように立ち上げながら乾かすのがポイント。ふんわり感をアップさせるには、ヘアアイロンの力を借りて!菱形をイメージして仕上げると、エラ張りを自然にカバーできます」(GARDEN YOKOHAMA トップスタイリスト 豊田 楓さん)。
STEP1:ドライヤーで髪の根元を立ち上げる
STEP2:ストレートアイロンで丸みをつける
STEP3:前髪をストレートアイロンでワンカールする
STEP4:仕上げにバームをつけてスタイリング
「ペタっとしやすい髪の方は、重くなりすぎないバームのようなスタイリング剤が◎。アイロンでナチュラルなカールをつけているので、なじませるだけでふっくらと仕上がります」(豊田さん)。
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【3】ストンと自然な「スリークヘア」
■スタイリング方法
「丸みのある内巻きにすればボブに、スリークなスタイリングにすればレイヤーを感じるデザインに仕上がります。オンラインが増えている今、自分で簡単にヘアスタイルを変えたいという声は多いです。前髪、顔周りカットを施しておけば、簡単にデザインチェンジができますよ」(AntiOurs シニア エグゼクティブ ディレクター IKEさん)。
STEP1:顔周りの髪をストレートアイロンで外ハネに
STEP2:襟足の髪を外ハネにする
STEP3:表面の髪をなじませる
STEP4:前髪にアイロンをあてる
STEP5:ヘアオイルをなじませる
「印象をガラッと変えるには、フォルムと質感を変化させるのが効果的です。丸みのあるスタイル、かっこいいスリークヘアも、少しのカジュアル感が大人のボブを素敵にしてくれます」(IKEさん)。
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【4】丸みとツヤを出す「ゆるい内巻き前髪」
■スタイリング方法
「アイロンの熱を加えることで、硬くニュアンスの出にくい髪もしなやかで柔らかな印象に。内側部分の生えグセをのばしたり、表面の丸み&ツヤを出すにはストレートアイロンを使うのがおすすめ。根元から毛先にかけてスーッと通し、毛先を少し内巻きにするだけでスルッとしなやかなまとまりが出せます」(SUNVALLEY 副店長 みち子さん)
STEP1:前髪は流したい方向に流しながら内巻きに
STEP2:トップは上に持ち上げてふんわり感を
STEP3:内側の毛は引っ張るように熱を加えしっかりとのばす
STEP4:中間から毛先にかけてワックスをなじませてニュアンスづけ
「スタイリング剤はワックスがおすすめです。トップにはつけず、中間から毛先にもみこむようになじませて。固めずに、しなやかな動きのあるスタイルをキープしてくれます」(みち子さん)。
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【5】毛先だけ内巻きに!「サラツヤ前髪」
■スタイリング方法
ストレートアイロンでうねりやクセをのばしすときは、髪をとかすように引っ張るのがポイント。「全体のシルエットが内巻きになるように、毛先だけ内向きになるように通してください。アイロンを通すことでツヤも出ますよ」(Sui Nara ヘアデザイナー 冬木慎一さん)。
STEP1:前髪を引っ張りながらストレートアイロンを通す
STEP2:顔まわりの髪は顔を包むようなイメージでアイロンを通す
STEP3:手のひらにオイルを広げ、髪全体になじませる
オイルは髪の表面だけになじませると、ペタッと重たいスタイルになりがち。サラツヤな髪に仕上げるには、手ぐしでとかすようになじませるのがポイントだそう。
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【6】エイジングをカバーする「斜め前髪」
■スタイリング方法
「モデルさんの髪は、つむじのあたりで割れやすいので、スタイリングの前にタンパク質を補うミストをスプレーしておくと、根元の毛が立ち上がりやすくなり、つぶれにくくなります」(FIX-UP メイクアップアーティスト 高橋紀衣さん)。高橋さんのおすすめは、ミルボンの『オージュア EQ ファーストミスト』。髪の1本1本が太くなり、根元から立ち上がりやすくなるとか。「このミストを根元に吹きつけから根元から髪を乾かすと、仕上がりが全然違います」(高橋さん)。
STEP1:つむじが割れやすい部分やボリュームの欲しい部分の根元にミストをスプレー
STEP2:髪の根元を起こすようにドライヤーで乾かす
STEP3:160℃ほどのストレートアイロンに前髪を根元から挟み、横に流す
「前髪をヘアアイロンで伸ばすときは、表面と内側の髪を一緒に挟めなければ、それぞれ個別に横へ流してください」(高橋さん)。
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【7】リフトアップして見せる「センター分け前髪」
■スタイリング方法
「根元がしっかり立ち上がるように意識してスタイリングを。それ以外はすごく簡単です。軟毛さんでペタンとしてしまう人は、パーマをプラスするのもおすすめですよ」(THE REMMY スタイリスト 倉田聡子さん)。
STEP1:根元を立ち上げながら乾かす
STEP2:ストレートアイロンで動きを出す
STEP3:スタイリング剤で整える
「根元の立ち上がりがつぶれないように、スタイリング剤はウェットな質感にならないものを選びましょう。なじませるときは勢いよく根元からバサバサと!ドライ前にベース剤を取り入れるのも効果的です」(倉田さん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部