「竜田揚げ」のタツタって?もともと、なんのこと?

明日・8月18日『世界に一つだけの晴れの国リンドウ記念日』に制定されています。「晴れの国」をキャッチフレーズとしている岡山県は、全国的に名高い、リンドウの生産地…ということで、「晴れの国岡山農業組合」が制定し、日本記念日協会が認定した記念日で、日付は8(晴れ)、18(いい花)の語呂合わせで選ばれました。リンドウというと、鮮やかな青紫の花色をイメージしますが、白やピンク、紫…と、バリエーションも多く、お盆やお彼岸の仏花としてだけでなく、いろいろなフラワーアレンジメントに似合うということを、広く知ってほしい…という願いが込められています。

ということで本日は「リンドウ」をキーワードに、日本語クイズをお送りします。1問目は「リンドウ」の漢字表記「竜胆」にちなんで、「竜」という字に関係する問題です。

【問題1】「竜田揚げ」の語源って?

「竜田揚げ(たつたあげ)」という調理法名の「たつた」とは、何を意味しているでしょうか?以下の選択肢の中から正しいものを選んでください。

1:竜のうろこ

2:豪傑の人名

3:地名

「竜田揚げ」の「たつた」の語源は?
「竜田揚げ」の「たつた」の語源は?

・・・さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 3:地名 です。

「竜田揚げ」は、紅葉の名所「竜田川(たつたがわ)」にちなんでいます。
「竜田揚げ」は、紅葉の名所「竜田川(たつたがわ)」にちなんでいます。

百人一首にも収録されている、在原業平の短歌『ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに水くくるとは』は大変に有名ですが、この「竜田川」とは、現在の奈良県にある紅葉の名所です。「竜田川(たつたがわ)=紅葉(もみじ)の名所」というイメージは、古今和歌集の時代からずっと日本に根付いているのです。

「竜田揚げ」は、「しょうゆなどの下味をからめた食材に片栗粉をまぶした揚げた料理」のことですが、赤褐色に仕上がることから「竜田川の紅葉のような揚げ物」を意味している、と言われております。…日本の感性が息づく名付けですね。ちなみに、「竜田川」という地名の「竜田」は「裁縫(さいほう)と染色が得意な秋の女神」として知られる「竜田姫(たつたひめ)」のお名前にちなんでいます。

さて、2問目にまいりましょう。冒頭で、リンドウは意外とカラーバリエーションがある、ということをお伝えしましたが、最もポピュラーなイメージは青、ということで、「青」「花」という字の入った日本語クイズです。

【問題2】「青花魚」って何と読む?

「青花魚」という日本語の、慣例的に正しい読み方をお答えください。

ヒント:焼いても煮てもおいしい、青魚の代表です。

<使用例>

「実家の母が作ってくれる、自家製のしめ青花魚は最高よ!」

読み仮名2文字です。漢字表記は、当て字です。
漢字表記は当て字で、読みは、かな2文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 青花魚(さば) です。

正解できましたか? 美しい表記ですね。

青花魚(さば) は食用魚として代表的なお魚のひつつですので、大人の豆知識として覚えておきましょう。

***

本日は、8月18日『世界に一つだけの晴れの国リンドウ記念日』をご紹介しながら、「リンドウ」をキーワードにした日本語から、

・調理法名「竜田揚げ」の「たつた」の語源

と、

・青花魚(さば)

の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『日本大百科全書(ニッポニカ)』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱