3月に入り、春の訪れが着実に近づいてきています。朝晩の気温の上下が激しく、肌寒い日もあるこの時期は、毎日のコーディネートも迷うところ。今回は、そんな「3月」にふさわしい、すぐに役立つコーディネートを集めました。

【目次】

【2018年3月】レディース最新春コーデ


【1】黒ニット×ピンクパンツ×スカーフ

【1】黒ニット×ピンクパンツ×スカーフ
スカーフ・ピアス[SV]・ブレスレット[SV](エルメスジャポン)、ニット(ブラミンク)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉) サングラス(ケリングアイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉) 靴(JIMMY CHOO) 撮影/小林幹幸 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ピンクをリズミカルに重ねてつくる軽快さの際立ったパンツスタイル。90㎝四方のカレを首元にあしらえば、装いがドラマティックに変化します。エルメスのカレの記念すべき第1号の柄がグラフィカルにアップデートされた新作は、ピンクでも辛口な仕上がり。黒ニットでなく、ネイビーとの合わせにシフトすると爽やかさが高まって春らしい印象に仕上がります。

【2】ボーダーニット×ピンクパンツ

【2】ボーダーニット×ピンクパンツ
パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、2連にしたネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(ブライトリング・ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、スニーカー(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

インパクトがあるボーダートップスには鮮やかピンクのパンツを合わせ、強さのバランスをとって。印象的な大人のマリンを楽しみましょう。

【3】ピンクブラウス×デニムパンツ

【3】ピンクブラウス×デニムパンツ
ヴァレンティノのブラウス・デニム・ヴァレンティノ ガラヴァーニのスニーカー(ヴァレンティノジャパン)、サングラス(ケリング アイウエア) 撮影/小林幹幸 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

繊細なフラワー柄をあしらったレースのトップスは、デニムとスニーカーでテイストをミックスさせてラフに仕上げて。品のいいフェミニンな旬のカジュアルが完成します。

【4】イエローニット×ピンクスカート

【4】イエローニット×ピンクスカート
ニット(オルドス ファッション ジャパン)、スカート(ブルーベル・ジャパン〈カルヴェン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

いつもなら同じトーンのベージュピンクで無難になじませるところを、今春は瑞々しく明るいイエローを選択して、遊び心あふれる色合わせに。シトラスイエローの爽やかさが際立って、スタイリッシュ。バッグと靴は、全身をつなげる役目のベージュが正解です。

【5】コート×タートルネックニット×スカーフ

【5】コート×タートルネックニット×スカーフ
コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、スカーフ(トッズ・ジャパン)、ニット/参考商品(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(ブライトリング・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

主役のマントコートは、ハリ感のあるリネン素材で、構築的なフォルムとしなやかさを両立。シンプルなタートルネックニットで、マントの存在感を引き立てましょう。シルクスカーフと時計のクロコダイルストラップをシトラスカラーでリンクさせて、みずみずしい春の装いに仕上げて。

【6】モッズコート×ニット×ワイドパンツ

【6】モッズコート×ニット×ワイドパンツ
コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア「伊達男」たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。、たとえば、フード付き「モッズコート」の場合。そのままでは地味で武骨な印象です。そこで鮮やかなグリーンをポンと投入。この派手かな? と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽妙さを演出するのです。

【7】マスタードコート×ニット×パンツ

【7】マスタードコート×ニット×パンツ
コート・ニット・パンツ(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・リング(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

コートの素材は、独自の手法で防水加工を施したテクノ・スエードで、スペイン産のラムスキンを使用。極上素材を惜しみなく使っているから、若々しいフード付きでも余裕が漂います。コクのあるマスタードイエロー×きりっとした白パンツ、そしてインナーは迷わずネイビーニットを! イタリア男さながらの配色センスで、鮮度の高い週末スタイルが完成します。

【8】ターコイズカーディガン×ニット×パンツ

【8】ターコイズカーディガン×ニット×パンツ
パンツ(REYC)、カーディガン・ニット(ドゥロワー丸の内店〈ドゥロワー〉)、ネックレス・ブレスレット(ドレスアンレーヴ〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(SUPER A MARKET〈CULT GAIA〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

センタープレス入りのパンツは、シルクシャンタンを思わせる光沢が美しい、ベーシックでもニュアンスのある一着。万能の黒パンツは、きれい色と相思相愛です。

【9】黒ブラウス×白ワイドパンツ

【9】黒ブラウス×白ワイドパンツ
ブラウス(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、パンツ(L'AVENTURE martinique〈L'AVENTURE martinique〉)、ピアス・ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

大人の愛らしさが漂うパフスリーブのブラウスを、この春はきれ味よく着こなしたい。すっきりとしたデザインのものを選び、白のワイドパンツで颯爽とした印象に仕上げましょう。

【10】コットンツイードコート×ブラウス×パンツ

【10】コットンツイードコート×ブラウス×パンツ
コート・ブラウス・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

淡いグレージュをベースに、縦横に走る濃淡のインディゴブルーの織り柄が表情豊か。ファブリックに強いという伝統をもつアニオナだからこその、薄くて軽いこだわりのコットンツイードです。裏地なしの軽やかさを生かし、カーディガンのようにさっとはおって! 共布のベルトをきゅっと結ぶだけで、こなれたカジュアルが完成します。

春のスカートコーデ


【1】ロングスカート×ピンクブラウス

【1】ロングスカート×ピンクブラウス
ブラウス(ブラミンク)、スカート(アマン〈アンスクリア〉)、リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、帽子(ドゥロワー 丸の内店〈アルバータス・スワンポエル〉)、バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小林幹幸 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

身につけると気分が高まる鮮やかピンクなら美人度が上昇します! 今季新鮮さが漂うピンクの筆頭は、目の覚めるようなフューシャピンク。顔映りもよく若々しい色のパワーを味方につけて、クラス感を演出しましょう。

【2】タイトスカート×タートルニット×ジャケット

【2】タイトスカート×タートルニット×ジャケット
ジャケット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ニット・スカート(キートン)、ピアス(シャネル)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

タートルニット×タイトスカートでベースカラーは最愛のブラック。小物はスクエア形で統一すれば知的な印象になります。やわらかなピンクとのコントラストが、かえって女らしさを際立ててくれます。

【3】とろみスカート×ブラウス×ジャケット

【3】とろみスカート×ブラウス×ジャケット
ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス( フレッド) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ジャケットの着丈はヒップラインを覆う72㎝。ダブルブレストの本格サルトリアルジャケットながら、スパンコールで描かれたウィンドーペンやコットンリネンのさらっとした着心地がジャケット特有の堅さを払拭してくれます。そんなメンズライクなロングジャケット×とろみスカートの新鮮なコンビネーションの足元は、ヒールで女らしくまとめるのが正解です。

【4】タイトスカート×シャツ×コート

【4】タイトスカート×シャツ×コート
コート・バッグ・シャツ・スカート・ネックレス(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

コートの注目すべき点は、肩の部分に手作業で染料をスプレーし、オフホワイトからピンクへとニュアンスをつけた美しいグラデーション。さらに、裾と袖にメタルアイレットなどの装飾を配し、個性あふれる一着に。しなやかなカーフスエードならではの素材感を生かして、さっとはおる感覚で着こなしましょう。

【5】ロングスカート×ブルゾン×スカーフ

【5】ロングスカート×ブルゾン×スカーフ
ブルゾン(三喜商事〈イレブンティ〉)、スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

わずか3㎜と紙のように薄くなめされたゴートスエードのフーデッドブルゾン。驚くほど軽いうえ、まるでベルベットのようなソフトな肌触りが魅力です。淡色グラデーションにまとめた着こなしに、爽やかなブルーのシルクスカーフをひと巻き。顔周りがパッと華やぎ、女性らしい優しさが生まれます。

【6】ボーダースカート×ニット×ブルゾン

【6】ボーダースカート×ニット×ブルゾン
ブルゾン(ボウルズ〈ハイク〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(ヴァルカナイズ・ロンドン〈エンリスト〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(IWC)、バッグ(CPR TOKYO〈フリン〉)靴¥9,800(ebure〈スペルガ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

主役のアウターは、’60年代に一世を風靡した「US ARMY M51フィールドジャケット」のディテールを踏襲したメンズライクな一着。深いネイビーのブルゾンに、春色のボーダースカートが小粋に映えます。

【7】タイトスカート×タートルニット

【7】タイトスカート×タートルニット
ケイトのニット・リカのスカート(ミューズドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店)、サングラス(オリバーピープルズ、東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

プレーンな黒を組み合わせる着こなしは、異なる素材をミックスし、アクセントを効かせて。スカートのゴールドボタンやサングラス、ジュエリーでリッチ感もアップさせましょう。

【8】白スカート×ニット×ジャケット

【8】白スカート×ニット×ジャケット
ジャケット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(キートン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)サングラス(シャネル アイウェア事業部)、ネックレス(Theory luxe〈Kong qi〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、靴『ジャンヴィト』(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

春らしいスカートスタイルに寄り添うヌードベージュのスエードパンプス。軽やかなポインテッドトウとすらりと伸びたヒールが、着こなしをフレッシュに彩ってくれます。

3月のレディースアウターコーデ


【1】ピンクコート×ブラウス×パンツ×ストール

【1】ピンクコート×ブラウス×パンツ×ストール
コート・ブラウス(キートン)、パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ストール(アクリスジャパン〈アクリス〉)、時計・左手のブレスレット・右手のバングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/小林幹幸 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

白のスタイリングをどこまでも新鮮にクラスアップしてくれるのが艶感のあるペールピンクのコート。シルクならではのシャイニー感が淡いトーンのピンクを優しく見せ、華やぎのオーラを放ちます。

【2】カーディガン×Tシャツ×パンツ×ストール

【2】カーディガン×Tシャツ×パンツ×ストール
カーディガン・Tシャツ・ストール(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、パンツ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉)、靴[オーダー価格](J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

上質なカシミアウールのやわらかさを表現するのに最適なペールピンク。麻と綿のシャリ感のあるパンツを合わせて、リラックスした雰囲気に仕上げましょう。甘いピンク×涼しげなブルーで色味とテイストをミックスさせて、こなれた余裕を感じさせて。

【3】ブルゾン×Tシャツ×フレアスカート

【3】ブルゾン×Tシャツ×フレアスカート
ドゥロワーのブルゾン・ドラゴンのバッグ(ドゥロワー 丸の内店)、アバティのTシャツ・エリザベス アンド ジェームスのスカート(コロネット)、時計(ブライトリング・ジャパン)、靴(ebure〈アルムナエ〉) 撮影/佐藤彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

今春、ぜひ取り入れたい大人のスポーツテイスト。ブルゾンはパワフルなピンクを選択。その迫力に負けないようにたっぷりしたフレアスカートで女力ある華やぎを加味しましょう。端正なアイボリーカラーとなら、軽快さも十分です。

【4】ノーカラーコート×ブラウス×パンツ×スカーフ

【4】ノーカラーコート×ブラウス×パンツ×スカーフ
コート・ブラウス・パンツ(ebure)、スカーフ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

風をはらんで軽やかになびく、やわらかな質感のノーカラーコート。エポーレットやガンパッチなど、トレンチのディテールを採用しながら、ボタンレスでフェミニンな仕上がりになっています。ビタミンカラーのシルクスカーフをふんわりと巻いて、春らしい爽快なイメージを満喫しましょう。

【5】ジャケット×ブラウス×パンツ

【5】ジャケット×ブラウス×パンツ
エス マックスマーラのジャケット・マックスマーラのブラウス・パンツ・バッグ・ストラップ(マックスマーラ ジャパン)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)、ネックレスとして使用したブレスレット[チャーム付き]・ネックレス・チェーンブレスレット・バングル・リング(ティファニー·アンド·カンパニー·ジャパン·インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

主役のジャケットは、アンゴラ混ウール地のダブルフェースで、低めのスタンドカラーがスタイリッシュ。ジャケットの着丈が長い分、ボトムでハイウエストを意識してスタイルアップを狙いましょう。

【6】ロングコート×ニット×パンツ×スカーフ

【6】ロングコート×ニット×パンツ×スカーフ
コート[フード付き](マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット(トリー バーチ ジャパン)、パンツ(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(TASAKI)、バッグ(エストネーション〈スタウド〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ゴム引き素材ならではの、マットな発色のオリーブグリーンが上品なコート。袖を折り返すと、レザーテープのトリミングがのぞきます。今年らしいボリューム感をもつロングコートは、インナーとボトムを同系色にまとめ、端正に着こなしましょう。

【7】ジャケット×ニット×ワイドパンツ

【7】ジャケット×ニット×ワイドパンツ
ジャケット(三喜商事〈ストラネス〉)、ニット(三喜商事〈バンフォード〉)、パンツ(VINCE 表参道店)、ネックレス( シャンテクレール東京店)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ユナイテッドアローズ 銀座店〈ユナイテッドアローズ〉) 撮影/水田学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

前身ごろの縦シーム、ビッグポケット、高めの位置に配されたダブルボタンなど、スタイルアップのための工夫が随所に施されらジャケット。イタリア産のコットン混ナイロン生地は、しなやかでストレッチ性の高い着心地が魅力です。とろみのあるオフ白のワイドボトムが軽快さをもたらしてくれます。

【8】フラワービジューコート×ブラウス

【8】フラワービジューコート×ブラウス
コート・バッグ・ブラウス(グッチジャパン) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

思わず笑顔を誘うような春らしいミントグリーンと、パールビーズやスパンコールを立体的にあしらったフラワービジューの組み合わせが、なんともキュートなコートを主役に。バッグのハンドル部分は、なんとクリスタルがちりばめられたプレキシガラス! クラシカルなバンブーバッグがモダンに進化した心浮き立つバッグです。きれい色のレトロなコートに、ピュアなホワイト×クリアなグリーンハンドルが映えて別格のオーラが漂います。

【9】ドレスコート×バッグ

【9】ドレスコート×バッグ
コート・バッグ・靴(プラダ クライアントサービス) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

主役のコートは、上質なウール素材と計算し尽くされた細身のラインが、まるで妖艶なドレスのよう。隠しボタンのダブル合わせ、丸い肩のラインなど、クラシカルな品のよさを漂わせつつ、ロゴの入ったアームバンドがアクセントになります! 洗練された黒のコートには、あえて黒のバッグでシックに装いましょう。キルティング加工によるステッチが、きりっと知的な女性を演出してくれます。

【10】モードトレンチコート×バッグ

【10】モードトレンチコート×バッグ
コート・バッグ『ラナウェイ』・ピアス・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

トレンチのマスキュリンな要素とドレスのような艶やかさを併せもったモードなコート。艶やかなイエローのチェック柄は、シルク×ポリエステルの混紡素材です。フロントを閉め、ウエストをきゅっと結べば、タップ部分がケープのように張り出して、立体的なフォルムを強調。さらに、ナチュラルパイソンを黒のカーフレザーが引き締めるバッグを合わせて、クールな装いに。

春のワンピースコーデ


【1】白ワンピース×コート

【1】白ワンピース×コート
コート[ベルト付き]・バッグ『ディオールアディクト』・ストラップ・ワンピース・イヤリング(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

コンパクトな上半身に対し、裾に向かって優雅に広がる構築的なフォルムが圧巻のコート。ディオールならではのエレガントな仕立てが、黒コートに備わった気品をより確かなものにしてくれます。ウール、アンゴラ混紡の軽やかな素材も魅力です。

【2】ワンピース×ツイードコート

【2】ワンピース×ツイードコート
コート・バッグ『DG ミレニアルズ』・ワンピース・靴(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/下村一喜(UM) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

黒をベースにさまざまな色をミックスしたツイードコート。着丈90㎝とひざが隠れるかどうかの着やすい丈感が、シーンを選ばず活躍しそう。同素材のワンピースとセットアップで着こなせば、よりドレスアップ効果も。フラワー柄のポケットが愛らしいワンポイントになります。

【3】グレーワンピース×ブルゾン

【3】グレーワンピース×ブルゾン
ブルゾン・ワンピース・バッグ・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

前身ごろはラムレザースエード、後ろ身ごろはジャージー素材と、異素材を組み合わせたジップアップブルゾンは、スポーティーアイテムならではの、快適な着心地と軽快なフォルムをもちながら、端正で上品な印象。その理由は、澄んだアイスグレーに染め上げたしなやかなスエードが、リッチ感を演出してくれるから。同仕様のワンピースとセットアップで着こなして、繊細な女性らしさをアピールしましょう。

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