「凌ぐ」ってなんと読む?「りょうぐ」ではありません!
明日・8月28日は、『汗の日』。汗についての疾患啓発や治療など、汗に関する正しい情報を発信していく…という目的で、日本発汗研究会が制定した記念日です。特に今年は残暑がまだまだ続く、という予報が出ておりますので、体温調節のカギとなる発汗機能にご不安のある方は、ひとりで悩まず、医療機関などの専門家にご相談くださいね。…というところで、本日1問目のクイズです。
【問題1】「気温40℃以上の日」を表す気性用語は?
気象用語で、気温30℃以上の日は「真夏日」、35℃以上の日は「猛暑日」と言いますが、日本気象協会が昨年8月に発表した「気温40℃以上の日」の呼び名といえば何でしょうか? 以下の選択肢の中から正しいものを選んでください。
1:超猛暑日
2:極暑日
3:酷暑日

・・・さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 3:酷暑日 です。

日本でも「気温40℃以上の日」を意味する言葉が必要になるとは、恐ろしいことですが、今年はもうこれ以上「酷暑日(こくしょび)」が出ないよう祈るばかりですね。今後の残暑も、みなさま、十分にご自愛ください。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「凌ぐ」ってなんと読む?
「凌ぐ」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「困難や苦境などに耐えて、なんとか乗り切る」「程度がほかより超えている」などの意味をもつ言葉です。
<使用例>
「無理して歩かず、タクシーを使って暑さを凌ぎましょう」

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 凌(しの)ぐ です。

酷暑の日々、無理をせず「凌(しの)ぐ)」方法を考えながら、乗り切りましょう。暑さでもうろうとすると思考力も低下しますので、お出かけの前になるべく「徒歩を避けて冷房のある乗り物を使う」「休憩できるスポットを確認しておく」なども大切です。
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本日は、8月28日『汗の日』にちなんで、
・気温40℃を超える日を言う気象用語…酷暑日
という豆知識と、
・凌(しの)ぐ
という言葉の読み方などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/日本気象協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱