エルメスの代表的なブレスレット「コリエ・ド・シアン」のモチーフを大胆に取り入れたバッグ『メドール』が誕生しました。ピラミッド形のスタッズは、ボディと同色の革張りで仕上げられ、エスプリが効いたバッグに仕上げられています。

美しいカーブを描くトップハンドルも、馬具作りをルーツにもつエルメスならではの職人技が施されています。今回は、エルメスのエスプリとアルチザンの結晶として生まれたバッグ『メドール』の魅力をお届けします!

レザーで包まれたスタッズが魅惑的なバッグ『メドール』

エルメスを代表するブレスレット「コリエ・ド・シアン」の意匠を大胆に取り入れたバッグ『メドール』が誕生しました。「クルー・メドール」と呼ばれる4つのピラミッド型のモチーフは、革張りで仕上げられ、とびきりシックな表情に。

名品_1,バッグ_1
バッグ『メドール』

黒味を帯びたブラウンカラーの「エベンヌ」も端正な印象へと導く秘訣。ボディにはシボ感が際立つレザーを、サングロン(ベルト部分)にはなめらかなレザーを用いて、上質な革に宿る表情の違いを堪能することができます。

名品_2,バッグ_2
バッグ『メドール』[縦22×横27×マチ11.5cm]¥1,584,000(エルメスジャポン)

「メド―ル」が施されたサングロンで、バッグの開口部を調整する仕組みに。バッグの開閉時に革張りの「メドール」に触れるたび、しっとりとしたレザーの質感に感動を覚えます。

エルメスを代表するモチーフは、アルチザンの賜物

名品_3,バッグ_3
 

「コリエ・ド・シアン」のモチーフを継承したデザインが印象的な美しさ。ベルト部分は、なめらかなレザー「ヴォー・バレニア・フォーブル」に、馬具作りで培われた縫製技術をいかした「サドルステッチ」が際立ちます。

「コリエ・ド・シアン」のモチーフは、ある女性顧客の「犬の首輪を長くしたベルトが欲しい」というリクエストにより1927 年に誕生したもの。タイムレスに愛されるデザインを施すことで、唯一無二の存在感を放ちます。


エルメスが大切にし続ける、上質な素材への探究と職人技への敬意が共鳴し合うバッグ『メドール』。時代を超えて愛され続ける、アイコニックなモチーフに秘められたエピソードにも、心がときめきます。

※掲載商品の価格は、税込みです。

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

関連記事

PHOTO :
大原敏政(aosora)
WRITING :
川口夏希(NTK CREATIONS)