長時間仕事していると、集中力が途切れるせいか、パソコンを打つ手が思うように動かずタイプミスが増える…なんてことはありませんか? 手が思うように動かないのに無理して頑張ってしまう…この状態は疲弊している脳に無理やり指令を送り、さらに脳を疲れさせることに…!この悪循環により、集中力は下がる一方。これを放っておくと判断力が鈍るだけでなく、自律神経にも悪影響を及ぼし、体調不良につながることもあるので要注意です。
脳疲労のサインを感じたら、できれば5分でいいので休息を取りましょう。そしてその際にやってみて欲しい、とエイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれたのが、手指のストレッチ。手や指の神経は脳と密接につながっているので、手や指を動かすことは大脳を刺激することになりますし、よく認知症の予防に手指を動かすといい、と言われるのはこれが理由です。
さらに「パソコンを打つ動きとは違う、別の動きする」ことが大事で、その方が脳が刺激されてより活性化されるのだとか。今回、村木さんが教えてくれる手指のストレッチは、たった40秒でできるほど簡単! 1時間おきに行うと、仕事の効率はぐんとアップするはずですよ。
■Step1:指を開いて閉じる……を20回繰り返す
指と指の間を大きく開いてパーの状態にしてから、ピッタリと閉じる、という動きを20回繰り返しましょう。ややゆっくりめに、手の腱がしっかりと動いていることを確認しながら行いましょう。
■Step2:指を開いてから、親指と小指の指の腹をつける
指と指の間を大きく開いてパーの状態にしてから、親指と小指の指の腹をつける、という動きを20回繰り返しましょう。これも手の腱がしっかりと動いていることを確認しながら行いましょう。
【まとめ|たった40秒で脳疲労を解消!手指のストレッチメソッド】
1)仕事中に「飽きる」「眠い」「頭が働かない」と感じたときは脳疲労のサイン。
2)初期サインは「手先が動きにくくなる」ので、タイプミスが増える。
3)手や指の神経は脳と密接につながっているので、手指のストレッチは脳疲労解消に。
4)1時間に1回は休憩を取り、このストレッチを行うと作業効率がアップする。
以上、「たった40秒で脳疲労を解消!手指のストレッチメソッド」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は12月23日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子