こわばっていた手指が軽やかに、だるくなっていた腕がラクになる!
日々のスマホの操作やパソコン作業に追われている人は、いつの間にか「手と腕」に疲れが溜まっている…という人が多いはず。手が思うように動かない、でもやらなくていけないから無理して頑張ってしまう…この状態は脳疲労を引き起こして、集中力は下がり、仕事の効率を下げてしまうことに…。
手には27個の骨がありますが、この骨を動かして手指を曲げたり伸ばしたりすることができるのは、筋肉と骨を結び付ける「腱」という繊維状の組織があるからです。使い過ぎによりこの「腱」と筋肉がしなやかさを失ってしまいます。指先の動きが鈍くなりタイプミスが増える、うっかりものを落としやすくなる、など、手に力が入りづらいかも…と感じている人は要注意。「手と腕」に疲労が蓄積している証拠なので、対策が急務です。
エイジングデザイナーの村木宏衣さん曰く、手指に刺激を与えて、動きが鈍っている筋肉と腱を目覚めさせることで、コリがほぐれ疲労解消につながるのだそう。そこで今回教えてもらったこのメソッドは、丸く固まっていた手を反らすようなストレッチ作用で、手、腕のコリをリセットできます。手と腕が重だるい…と感じている人はぜひやってみてくださいね。
■Step1:手指の腹で座面を押すようなポーズで椅子の上に置く
手を軽く開いた状態で、手指の腹で押すようなポーズで椅子の上に置く。第一関節まで、指の腹がつくように押しつけましょう。腕が曲がることなく、まっすぐ伸ばせる体勢になるようにしましょう。
■Step2:右回転、左回転をそれぞれ15回、ひねるようにストレッチする
椅子の置いた指先のポジションは動かさず、腕を使って手をひねるようにストレッチします。右回転で15回、左回転で15回行いましょう。反対の手も同様に行ってください。
【まとめ|仕事効率を上げる!「手と腕」のコリをほぐすリセットワザ4か条】
1)日々手と腕を酷使しているが、ほかの部位と比べて疲れを感じにくく、いつの間にか疲労が蓄積している。
2)放置すれば、作業効率が落ちるだけでなく肩コリや呼吸が浅くなるなどつらい症状に。
3)疲労により手の腱と筋肉がしなやかさを失い、手と腕が凝り固まることに。
4)手指に刺激を与えて、動きが鈍っている腱と筋肉を目覚めさせるリセットワザがおすすめ。
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以上、「仕事効率を上げる!『手と腕』のコリをほぐすリセットワザ」を教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は4月20日の更新です。お楽しみに!
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子