動物を家族に迎え入れた方々の物語【愛犬・愛猫と「共に生きる」ということ】
人生を充実させている女性の横には、愛らしい動物が寄り添っていました。どう暮らし、何を感じているのか、本人撮影によるスナップ写真と共にお届けします。
レスキューして約3か月が経ち、家族のムードが穏やかに変化「Snow」CEO、モデル・弥生さん×ジャーマン・シェパード Chocoちゃん
「今、迷い犬をレスキューしたんだ。連れて帰っていいかな」
現在、アメリカのポートランドに家族と暮らす弥生さんが、夫からそんな電話をもらったのは約3か月前のこと。ジャーマン・シェパードだとわかっていたものの、実際に対面してびっくり。37kgという大型犬だったのです。
「夫も私も愛犬家で、そろそろ動物を迎え入れたいと考えてはいました。アメリカは州によってブリーダーやペットショップは廃止されています。レスキューされた犬が集まる施設を訪ねていたけれど、こんな出合いがあるなんて!」気品ある見た目とは裏腹におてんば盛りの女の子。息子の心くんにより、美しい毛色から「Choco」と命名されました。
「彼女が来てから生活は一変しました。お散歩は野山のトレイルランの2時間コース(笑)。大変だけど賢い犬種なので、トレーナーと一緒に成長を見守っています」
ちなみに、今の弥生さんの立場は「フォスター」というもの。一時的に預かり、愛情を与え、人との信頼感を築き上げる役目です。ポートランドにはさまざまな犬のコミュニティがあり、今後、新しい飼い主へ譲渡する可能性もあるのだそう。「その犬にふさわしい暮らしを見極めるべき」という考えが人々に浸透していました。
「毎日『よくできたね!』とほめる存在がいることで、家庭内にポジティブなエナジーが流れ込みます。結果、家族それぞれの自尊心が満たされていくと感じるようになりました。それこそが、犬との暮らしが授けてくれた極上の贈り物。Chocoと出合えたことに、心から感謝しているんです」
【Pet Proile】
【Common Question】
Q1:今までの動物遍歴は?/シェットランドシープドッグ、シュナウザー、夫が飼っていたミックス犬。
Q2:名前の由来は?/チョコレート好きな息子の心くんが、毛色を見て命名!
Q3:ご褒美で喜ぶことは?/リサイクルレザーを重ねて圧縮した犬用の噛むおもちゃ。
Q4:ペットとの関係性をひと言で言うと?/しつけ係兼飼育係。
Q5:今、伝えたいことは?/まだまだやんちゃ盛りのおてんば娘なので、「まずは落ち着いて!(笑)」
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- EDIT&WRITING :
- 岡本治子、兼信実加子、本庄真穂、喜多容子(Precious)