【「ホテル ルテシア・パリ」で満喫する左岸スタイル】パリの歴史を見つめ続けてきたアイコニックなホテル。ここを拠点に、小粋なブティックや公園を歩いて回る旅時間を楽しみたい
100年以上の歴史の重みを守りながらも、2018年の大規模改装によって、より機能的で近代的なラグジュアリーホテルへと変貌をとげた「ルテシア・パリ」。左岸の旅の拠点として、暮らすようなパリステイを贅沢に楽しみたい。
自由と知性を求め、あらゆる分野で感度の高い人々が集うセーヌ川左岸。ラスパイユ大通りとセーブル通りの交差点、という絶好のロケーションにあるのが、重厚な佇まいを見せる「ホテル ルテシア・パリ」です。
1910年、高級百貨店「ボン・マルシェ」の顧客をもてなすために開業。全体のデザインは、当時主流だったアール・ヌーボー様式からいち早くアール・デコへと転換し、右岸の老舗ホテルとは一線を画した近代的で豪華なホテルは、自由と革新を求める左岸の空気と相まって、一躍注目を集めたのです。
また、ピカソやヘミングウェイなど、時代を牽引した著名人たちの多くが、「パリ暮らし」のベースとしたことからも、このホテルの奥深い魅力が伝わってきます。
窓からのぞく圧巻のパリの景観…スイートルームで過ごすという贅沢!
5年を費やし、「ルテシア・パリ」は、大規模改装を完了。歴史的な建築物の枠組みを生かした再生に成功し、2018年、時代が求める機能的でモダンなホテルへと生まれ変わりました。
とりわけ、47室のスイートルームは、唯一無二のラグジュアリーを体現できると話題の的に。例えば、360度の眺望を誇る「ペントハウス・スイート」や、ロマンティックな「スイート・アムール」など…。家具や調度品、壁に飾られたアートのひとつひとつにも意匠を凝らしたスイートは、どの部屋も個性豊か。窓から眺める美しいパリの街並みを独り占めできます。
美しいパリの景観が間近に迫る「スイート・アムール」のバルコニーでロマンティックな時を過ごして。そのほか、最上階のパリの街を見渡せる「ペントハウス・スイート」など個性豊かな部屋が揃う。
「プレジデンシャル・スイート」は、落ち着いた格調あるインテリアがゴージャス! 47室あるスイートルームのなかで最大の広さを誇る。
オレンジ色に染まる夕暮れも、ライトアップされた景観も夢のよう…。
開放的な中庭につながる「サロン サン・ジェルマン」は、色鮮やかなプリズムガラスが印象的に天井を飾るくつろぎの空間。
ラスパイユ通りに面した窓から、行き交う人々の動きが伝わる「バー ジョセフィーヌ」。このホテルの常連だったジャズ歌手のジョセフィン・ベイカーに因んで名付けられた。
Hotel Lutetia, Paris (ホテル ルテシア・パリ)
左岸でただひとつの「パラスホテル」(5ツ星ホテルより上の最高級クラス)として認定。モダンな魅力と歴史的な価値が融合した特別な存在として、輝き続けている。現在は「ザ・セットコレクション」のメンバーのひとつ。
45 Boulevard Raspail,75006 Paris France
www.hotellutetia.com
The Set Collection
https://www.thesetcollection.com/
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- PHOTO :
- ホテル ルテシア・パリ
- EDIT&WRITING :
- 須川千恵子、喜多容子(Precious)