2020年収穫の葡萄を81%使用、バランスのよいシグニチャーシャンパン『R.020』

フランスの名門シャンパーニュメゾン「シャンパーニュ・ラリエ」(以下、ラリエ)の「リフレクションシリーズ」から、新たに『シャンパーニュ・ラリエ R.020』が登場しました。
ラリエは、フランスのシャンパーニュでグラン・クリュ(特別な畑)に分類される数少ない村のひとつ、アイ村に1906年に創業。「リフレクションシリーズ」は、現代的なワインづくりのアプローチを採用してその収穫年の個性を表現する、ラリエのシグニチャーシャンパンで、ピュア・フレッシュ・深み・凝縮の4つの要素の完璧なバランスが特徴です。「リフレクションシリーズ」は、葡萄の品質が十分でない年にはリリースしないという妥協のない姿勢でつくられており、今回の『R.020』が第10弾となります。

今回お目見えした『R.020』は、2021年にラリエのセラーマスターに就任したドミニク・ドゥマルヴィル氏が手掛ける初めての「リフレクションシリーズ」で、2020年に収穫された葡萄を81%使用。「2020年は、平均的な収量で健全な葡萄が収穫できた。乾燥した⽇照りに恵まれた夏だったため収穫は早く、凝縮感のあるフレッシュな葡萄が収穫できた」とドミニク氏は語っています。

『R.020』をグラスに注ぐと、エメラルドがかった淡いゴールド色が輝くよう。アカシアやサンザシなどの花の⾹りと、シャルドネ由来の柑橘系のフレッシュな香りが印象的です。さらに、⽩桃やアプリコットなどのフルーツや蜂蜜の熟成された柔らかいニュアンスの香りが続き、⼝に含んだ瞬間に清涼感が広がります。⾻格のあるバランスのとれた深みとピノ・ノワールの⼒強さが表現されたシャンパンです。
食と文化を通じてラリエを知る——八芳園でイベント開催

去る6月、ラリエは『シャンパーニュ・ラリエ R.020』の発表イベントを東京・八芳園で開催しました。八芳園の歴史ある庭園に設置された「組み立て式茶室」に『R.020』が展示されました。この組み立て式茶室は、匠の手による木工や組子(くみこ)の伝統の技が凝らされ、LEDなどの先端技術が組み合わされた斬新なもの。来日したドミニク氏が、『R.020』づくりや日本への思いなどを語りました。

また、このイベントでは、和食のコース料理がふるまわれました。ラリエの華やかで落ち着いた味わいは、繊細な和食にも相性抜群。雲丹やカニ、あわびなどの海の幸から、鹿児島産和牛や鴨などの里山の幸まで、さまざまな食材を駆使した繊細なひと皿ひと皿にラリエのシャンパンやワインがペアリングされ、参加者の舌を楽しませてくれました。
以上、『シャンパーニュ・ラリエ R.020』の発売と、東京・八芳園で開催されたイベントについてご紹介しました。フランス名門のメゾンから届いた素晴らしいマルチ・ヴィンテージ。ご自宅でのくつろぎの時間や仲間との集まりで楽しむのはもちろん、大切な方への贈り物などにも、『R.020』を選んでみていはいかがでしょうか。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部