「双眸」ってなんと読む?「そうむ」ではありません!

明日・9月18日は『かいわれ大根の日』です。日付は制定当時、日本かいわれ大根協会(現・日本スプラウト協会)の会合が9月に開かれたこと、18の、1がかいわれ大根の茎、8を横にすると葉のように見えることにちなんでいます。かいわれ大根と言えば、萌え出てすぐ食べられる発芽野菜の代表格。…ということで本日はまず「萌」という字の入った日本語クイズからお送りします。

【問題1】「萌む」ってなんと読む?

「萌む」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「芽がではじめる。芽吹く」「ある感情・状態などのきざしが見える」という意味です。

<使用例>

「この季節に萌む植物もあるのね」

「○○む」。
「○○む」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 萌む(めぐ-む) です。

「芽ぐむ」とも表記します。
「芽ぐむ」とも表記します。

「萌(めぐ)む」=「芽ぐむ」。…「萌」という字らしい読み方ですが、意外と認知度が低いようです。読めたでしょうか?

さて、かいわれ大根といえば、葉が、双子のような特徴的な形をしていますので、2問目は「双」という字の入ったクイズです。

【問題2】「双眸」ってなんと読む?

「双眸」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「両方の瞳。両眼」という意味です。

<ヒント>

「彼の双眸に、ようやく希望の光が灯ったようです」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 双眸(そうぼう) です。

「眸」は、「目」「眼球の黒い部分。瞳」を意味する字です。

「双眸(そうぼう)」、やや難しい字が入っていますが、小説等の文章に頻出する表現かと思います。文語としてはよく見かける熟語ですので、大人の知識として読めるようにしておきたい言葉です。

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本日は、9月18日『かいわれ大根の日』にちなんで、「萌」「双」という字の入った日本語から、

・萌む(めぐ-む)

・双眸(そうぼう)

などの読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/東京新聞ホームページ/PR TIMES MAGAZINEホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱