素敵なあの人の「スマート・ドレッシング」公開!プレシャスキャリアがたどり着いた実践スタイルとは?
どんなに多忙でも、肩書きや華やぎシーンでの立場によって、自分に最もふさわしい装いで臨むプレシャスキャリアたち。リアルに体験しているからこそたどり着いた、それぞれの個性が光る装いを披露していただきました。
今回は現代アーティストとしてご活躍の中北紘子さんに、「お呼ばれする側」&「お迎えする側」とシーンの違う2パターンでスマート・ドレッシングを披露していただきました。
どんなときも私らしく!場面と立場で選んだ装いで、アーティストモードのスイッチを切り替えて
3人のお子さんを育てながら、国内外に活躍の場を広げている現代アーティストの中北紘子さん。色彩豊かな作品を引き立てるように、真っ白なドレスを纏いゲストをお迎えする真摯な佇まいからは、もてなす側の心配りがうかがえます。
「仕事で華やかな席にお呼ばれしたときは、纏うことで背中を押してくれるパワーのある装いを選びます。人の集まる場への苦手意識を、少しでも克服したいため(笑)。ホストとして振る舞うときは、シンプルな装いが基本。プライベートでは着物を着ることもありますが、ベースとなる装いの考え方は一緒です」
「ゲストとして出席するときはパワーを授けてくれる最旬モードな装いが気分」
そんな中北さんが毎シーズン愛用するブランドのひとつが「サカイ」。
「この服(上写真)は、ゲストとして人前に出るときのために、今季の新作から選びました。実際のコレクションではシャツと重ねていましたが、フロントの波打つようなディテールやアシメトリーなシルエットに惹かれ、あえてベスト一枚で着ることも」
手元にニュアンスをつくる地金のバングルとリングは、パリで購入した「シャルロット シェネ」。フォルミックな「フェンディ」のクラッチバッグを相棒に。お守りとしても愛用している、祖母から受け継いだ「オメガ」のネックレスは、今の時代にもぴったり!
「自身のギャラリーでホストとして振る舞う日はミニマルな 装いに徹しています」
「一方、“ザ・ロウ” の白のドレス(上写真)は、数年前に東京で個展を開いた際に購入。重力に逆らうことなく落ちるシルエットは、素材の上質さがあってこそ。足元は、スマートに立ち振る舞える “メゾン マルジェラ” のショートブーツを合わせます」
ホストの日は、匿名性のあるジュエリーが中心。ミラノ発の「ヴェルニエ」で揃えたピアスとリングは、存在感がありながら控えめなラグジュアリーが香る。
着物にも上品に溶け込む「ヴァレクストラ」のバッグは、持ち手を冬仕様にアレンジ。
今の気分をとらえたフロアレングス丈を見事に着こなし、ゲストとホスト、装いでふたつのアーティストモードにスイッチしている中北さん。その多面的な魅力に、作品同様、多くの人が惹きつけられるのも頷けます。
※掲載アイテムはすべて私物になりますので、ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。
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