防寒や疲れにくさはもちろんのこと、洒落た印象もクリアした3人のセレブたち。コート、パンツ、フラットシューズの着こなしについて解説します。

■1:ミシェル・ウィリアムズは…モノトーンならシックに映える! 足元にブラウンを置いて温感をひとさじ

無彩色の着こなしも、首元、足首をカバーすると寒々しくなりません。
無彩色の着こなしも、首元、足首をカバーすると寒々しくなりません。

2024年12月18日、NYの街中でキャッチされた俳優のミシェル・ウィリアムズ。カジュアルながらもきちんと感を両立するなら、やはりシックなモノトーンを頼りにしたいです。タートルネックトップスとパンツを白で繋ぎ、冬の冷たい空気の中で凛としたオーラを放って。そこにチャコールグレーのロングコートを加え、引き締めながらIラインを強調してスタイルアップ。パンツの裾を大きく折り返し、靴下、ブラウンスニーカーをよく見せると立体感が高まります。仕上げにツヤのある黒トートバッグで格好よさを倍増。

■2:リリー・ジェームズは…ブラウン×キャメルならぬくもりたっぷり! 真っ白な足元で切れ味よく

しっかり防寒できるダウンジャケットのぬくもりに包まれて。
しっかり防寒できるダウンジャケットのぬくもりに包まれて。

ミラノ ファッションウィーク開催中、空港でキャッチされた俳優のリリー・ジェームズ。飛行機や新幹線などでの移動時に参考にしたい着こなしです。ダウンジャケットとワイドパンツという快適なカジュアルスタイルは、こっくり深みのあるブラウンを選び、ぬくもりを醸しながら上品さも手に入れて。ほっこりしないよう、ソールが厚めな真っ白スニーカーと、端正なキャメルのレザーハンドバッグを迎えて都会派リラックスを完成させました。

■3:クロエ・セヴィニーは…キャップやニットパンツでリラックス。アースカラーなら大人顔

ジャケットの襟にボリュームがあるので、キャップを加えてバランスアップ。
ジャケットの襟にボリュームがあるので、キャップを加えてバランスアップ。

NYの街中でキャッチされた俳優、モデルのクロエ・セヴィニー。彼女らしいヴィンテージミックス調の着こなしでした。辛口なミリタリージャケットは、シアリングカラーで甘さを共存させ、表情豊かに。そこにセンターラインがアクセントのニットパンツとフラットシューズを合わせ、リラックスムードを引き上げて。フレアラインのパンツなので、フェミニンさやしなやかさを両立することができます。カジュアルなキャップ、上品なレザーバッグを投入してミックススタイルをコンプリート。


年末年始の帰省やお出かけの際に参考にしたい、セレブたちの「リラックスコーディネート」をお届けしました。快適でありながらしっかりお洒落に見える、そんなバランスでこなれ感をアピールしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香