赤坂、六本木、霞ヶ関を背景にしたアークヒルズに位置する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。2023年10月から15か月にわたり行われた、大規模な改装が完了しました。

今回の改装では、客室の新設やラウンジの増床に加え、2F「アトリウムラウンジ」「カスケイドカフェ」のリニューアルなどを実施。訪れる人々がよりくつろげる空間へとアップデートしました。

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「ANAインターコンチネンタルホテル東京」外観

完成披露内覧会では、総支配人のマイケル・ヤンセン氏が「この大きな節目を皆様とともに祝うことができることを大変うれしく思います」と喜びを語りました。

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総支配人のマイケル・ヤンセン氏

改装後の館内の様子をPrecious.jpライターがお伝えします。

「ANAインターコンチネンタルホテル東京」全面改装を完了!

■1:2種類のスイートルームを新設

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リニューアルした客室

客室は、「展開する東京」をテーマにしたオリジナルデザイン。カーペットやヘッドボードの壁、ペンダント照明などの至るところに「折り紙」をモチーフにした幾何学模様をあしらい、統一感を出しています。

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「水スイート」

今回の改装で大きく変わったのは、「水スイート」と「空スイート」の2種類のスイートルームの増設です。

シングルルームとダブルルームをつなげて52平方メートルに拡張した「水スイート」は、全60室。より居心地のよい空間に生まれ変わりました。1室あたり、4名まで宿泊可能です。

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「空スイート」リビングルーム

全6室の「空スイート」は、ゆとりのある65平方メートル。リビングルームとベッドルームが独立しており、家族での宿泊や長期滞在にも適しています。エントランスの脇にはウォークインクローゼットもあるので、荷物が多くても十分に収納できるのがうれしいですね。

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「空スイート」ベッドルーム

内装の基調色は2通りあり、7〜26Fは寒色系、27F以上は暖色系となっています。

■2:都内最大級のクラブインターコンチネンタルラウンジが誕生

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36F 新「クラブインターコンチネンタルラウンジ」

30Fから35Fにあるクラブインターコンチネンタルルームとスイートルームの宿泊客が利用できる「クラブインターコンチネンタルラウンジ」は、従来の35F部分に加え、36Fに増床されました。

両方を合わせると、広さは約900平方メートル、約200席。宿泊客専用ラウンジとしては国内最大級を誇ります。

36Fの新「クラブインターコンチネンタルラウンジ」のテーマは「日本庭園」。庭石をイメージしたレセプションデスクや抹茶の香りを模様で表現したカーペット、丸みのある照明などを使用したモダンで落ち着いた空間です。

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国会議事堂など都会のランドマークを見渡せる

朝食(7:00〜11:00)やアフタヌーンティー(14:00〜16:00)を提供するほか、シャンパンやワインなどの飲み物をフリードリンクでいただけるイブニングカクテルタイム(17:30〜19:30)などもあります。

さらにラウンジでは、寿司作りなど日本の文化を無料で体験できる各種アクティビティも用意されているので、さまざまな楽しみ方ができそうです。

■3:「カスケイドカフェ」「アトリウムラウンジ」もリニューアル!

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2F「カスケイドカフェ」内観

ロビー階の2Fにある「カスケイドカフェ」は、淡いベージュ系を基調とした開放的な空間に変わりました。

世界10か国以上の多様な文化背景を持つシェフたちがライブ感あふれる空間で提供する料理を、時間帯に合わせたブッフェスタイルで楽しめます。

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2F「アトリウムラウンジ」内観

「カスケイドカフェ」と同じ2Fのロビーフロアにある「アトリウムラウンジ」は、ピンクベージュを基調としたやわらかく温かみのある雰囲気に。

さらに、新サービスを導入するなどソフト面も一新しました。「マーケットプレイス」をコンセプトに、ホテル内の各レストランからピックアップした50種類以上の料理をモバイルオーダーで堪能でき、気軽に旅行気分に浸れます。

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「マーケットプレイス」をコンセプトにしたアトリウムラウンジの新メニュー一例

何を食べようか悩んだら、「テイスト・オブ・ザ・ワールド・セット」(¥5,173 ※2名以上の場合1名 ¥4,887/いずれも税・サービス料込み)がおすすめです。

「トマトとブッラータチーズのサラダ ジェノベーゼソース」「パッタイ(タイ風焼きそば)」「豚バラ肉の燻製唐辛子ソースサンド」「タンドリープラッター(チキン・海老・ラムシークケバブ)」「アーモンドタルト シャンティークリームとアングレーズソース」の5種を贅沢に楽しめるセットです。

人気メニューの季節のアフタヌーンティーやランチ、ディーナーも引き続き提供されます。

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「ジュネヴァ ロビーバー」

店内奥に新設されたバーエリア「ジュネヴァ ロビーバー」。ANAインターコンチネンタルホテル東京でオレンジジュースの搾りかすとして廃棄されていたオレンジの皮と酒粕を使用したエシカルなジン「ラスト エリジウム」を使ったシグネチャーカクテルを提供します。


今回の改装で、都会の洗練さはそのままに、上質なくつろぎの空間へと進化しました。ぜひこの居心地のよさを体感してみてくださいね。

問い合わせ先

  • ANAインターコンチネンタルホテル東京
  • 「カスケイドカフェ」
  • 営業時間/6:30〜22:00(L.O.21:30)
  • 「アトリウムラウンジ」「ジュネヴァ ロビーバー」
  • 営業時間/10:00〜22:30(L.O.22:00)※フードメニュー提供は11:00〜21:30(L.O.)
  • TEL:03-3505-1185(レストラン予約)
  • 住所/東京都港区赤坂1丁目12‐33

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この記事の執筆者
フリーランスのライター。企業の採用サイトやパンフレット、女性向けの転職サイト、親向けの性教育サイトなどで取材記事を執筆。好きなもの:中村一義、津村記久子、小川洋子、マンガ、古いもの、靴下など
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EDIT :
小林麻美