短い繊維を紡いで織ることで生まれる程よいボリュームが、独特の風合いを醸すツイード素材。品がよくきれいめな印象が強いですが、この春は、デイリーに合わせやすく着こなしをブラッシュアップしてくれるアイテムを見つけてみませんか?
通勤や会食、オケージョンにも対応するきちんと感をまといながら、コンサバになりぎず休日のコーディネートにも活躍するようなジャケットやワンピース、ボトムスなど、さまざまなアイテムをシリーズでお届けします。
今回は「セオリーリュクス(theory luxe)」から、フリンジ加工のディテールが華やかさをプラスする新作ジャケットに注目。ドロップショルダーやゆとりのある身幅が、エフォートレスな着心地と佇まいに導くのもポイントです。
■1:分量多めの白が春にちょうどいいモノトーンジャケット

ドロップショルダーにクルーネックを合わせた、リラックス感のあるショート丈ジャケット。フランスの「クラレンソン(CLARENSON)」社のファンシーツイードが使用されており、11種類の異なる糸を織り込むことで、立体的で高級感のある表情を生み出しています。

前立ての両側とポケットフラップ、アームホールにあしらわれたフリンジ仕上げが、デザインを強調する効果を発揮。ブラック&ホワイトのモノトーン配色に、マットシルバーのボタンがシャープな印象をプラスします。
■2:ミニマルなデザインに裾フリンジがほのかな躍動感を添えて

イタリア「ソブラテックス(SOVRATEX)」社のマルチカラーツイードを使用したジャケット。フロントは比翼仕立てのスナップボタン仕様で着脱しやすく、ゆるやかなAラインシルエットも相まって軽やかに羽織れます。前身頃に大きめのパッチポケットが4つあしらわれているものの、遠目にはわからないほどなじんでいて上品さをキープ。

ピンクトーンの彩りに仕上げられたツイードにはメタリックな糸がわずかに混ざり、時折きらりと光るのもスタイリッシュさを高める理由に。裾のフリンジがミニマルなデザインにリズム感を添えています。
今っぽいシルエットや計算されたディテールで、幅広いスタイリングを楽しめる「セオリーリュクス」のツイードジャケット。さりげなくモダンなバランス感で、気負わず着こなせるアイテムです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 小林美菜子
- WRITING :
- 河野未奈
- EDIT :
- 谷 花生(Precious.jp)