四季折々の嵐山の自然美を望む「翠嵐(すいらん) ラグジュアリーコレクションホテル 京都」。

翡翠色の保津川、渡月橋から見える月、春の桜や秋の紅葉など、京都を象徴する要素が揃った場所に位置しており、まさに特等席の立地といえるラグジュアリーホテルです。

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「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」

そんな日本情緒あふれるホテルの「茶寮 八翠」では、明治期に現在の翠嵐が佇む場所から見える情景を8人の詩人が詠んだ漢詩「八賞軒詩(はっしょうけんし)」をテーマにした「和のアフタヌーンティー」が提供されています。

本記事では、注目のアフタヌーンティーの内容をご紹介します。

漢詩「八賞軒詩」をテーマにした「和のアフタヌーンティー」

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「茶寮 八翠」

「和のアフタヌーンティー」のテーマとなるのは、「八賞軒詩」。幕末に京都に生まれた“最後の文人画家”と称えられる富岡鉄斎をはじめ、明治時代に活躍した8人の詩人が集い、季節ごとに美しい姿を見せる嵐山の八賞(8つの美しい景色)──「花」「新緑」「蛍」「石雞(かじか)」「瀑(たき)」「月」「紅葉」「雪」を読んだ漢詩です。

「和のアフタヌーンティー」では、移り変わる季節を表現したメニューが全四章にて提供されます。3か月ごとにテーマが変わるので、季節ごとに訪れるのもいいですね。

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「和のアフタヌーンティー」第一章「花・新緑」¥6,100(税・サービス料込み、フリーフロードリンク付き)

2025年5月31日(土)まで提供されている第一章では「花・新緑」の詩をテーマに、3種類の和菓子、焼き菓子、そしてセイボリーが並びます。

ティースタンドに並ぶ和菓子は、京都老舗菓子司「亀屋良長」が手掛けるここでしか味わえない特別な品々です。桜が舞い散る幻想的な風景を表現した、かんてんの「花」、煎茶と柑橘の香りを楽しめるブッセの「苔」、和三盆の優しい甘さが広がる、青紅葉の形をした落雁の「新緑」が並べられています。

セイボリーには、春から初夏の季節を感じられる素材を使用した品々が登場します。

スモークサーモンと春キャベツのサンドウィッチ、グリーンピースとベーコンの焼玉〆、季節の生麩などの品から、三色団子、鱸漬け焼きなど定番の和食を感じさせる料理がラインナップ。

フランスの老舗紅茶ブランド「ダマン フレール」のダージリン ファーストフラッシュや、京都老舗茶舗 「孫右ヱ門」の早摘み煎茶「晴嵐」など全24種類のフリーフロードリンクと一緒にお楽しみいただけます。

オリジナル抹茶付プランやシャンパン・オリジナル抹茶付プランも。予約は2日前の17:00まで、4部制にて受け付けています。


アフタヌーンティーが提供される「茶寮 八翠」は、歴史上の多くの貴人が愛した保津川や四季によって移ろいゆく嵐山の景色が堪能できる場所です。

第一章「花・新緑」が提供される期間は、花ひらく春から若葉が風に乗ってささやく初夏の美しい嵐山の情景を味わえる季節。ぜひ絶景と共に、甘味とお食事をお楽しみください。

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