白の小物をプラスする、シアー素材を組み合わせるという方法でブラックスタイルに軽快さをトッピングしていたセレブたち。シックに着映える最旬着こなし術をお届けします。
■1:ジジ・ハディッドは…抜け感のある白の小物とカットソーを迎えてアクティブさをミックス

2025年3月11日、パリ ファッションウィーク開催期間中にキャッチされたジジ・ハディッド。ジャケットとパンツ、小物を黒レザーで繋いだタフな着こなしです。全体にゆったりしたシルエットを意識しつつ、ボンバージャケットを採用すると程よい隙が生まれ、気張りすぎない雰囲気に。さらにカットソーとニットキャップというアクティブな白アイテムをミックスしたことで、軽やかさをクリア。足元にも白をちょこんと効かせ、色の配置バランスがリズミカルなコーディネートを完成させました。
■2:ヴィクトリア・ベッカムは…ミニマリストな美姿で凛としたオーラを放つ

2025年3月7日、自身が手掛けるブランドのショーのために、パリ ファッションウィークを訪れたヴィクトリア・ベッカム。タートルネックニットトップスとスラックスというミニマルなオールブラックコーディネートです。ワンツーでもしっかり絵になるよう、ネックと袖元がリブ切り替えになったトップスに、ハイウエストパンツを合わせてIラインを強調し、ブラックの引き締め効果を加速させて。シューズは真っ白なポインテッドトゥパンプスをセレクトすると、シャープに整いスタイリッシュ。トップスの袖をたくし上げ、きらっと煌めくブレスレットをさりげないアクセントにしました。
■3:アレッサンドラ・アンブロジオは…エアリーなドットワンピースを辛口に誘導

2025年3月8日、おなじくパリ ファッションウィークに参戦したアレッサンドラ・アンブロジオ。オールブラックコーディネートが春らしく仕上がる、ドット柄のシアーマキシワンピースを取り入れていました。透け素材やドット柄がフェミニンなワンピースも、お腹周りが色香漂うレース切り替えになっており、甘さがトゥーマッチにならず大人顔。そこにレザーのフライトジャケットとバックルブーツというスパイシーなアイテムをミックスすると、糖度が中和されるだけでなくワンカラーの間延びを解消することに成功します。
服装選びに悩みがちなこの時期に重宝する「ブラック」の装いを3選ご紹介しました。季節感をアップデートするために、軽やかさを意識するとうまくいきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
関連記事
- 気負わずとも漂う洗練!ギリシャ「マリア=オリンピア王女」のワントーンコーデ3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- 徐々にスタイルを春らしく… 「差し色グリーン」でコーディネートに鮮度を宿す!【海外スナップ】
- 注目のファッションアイテム!暖かく顔まわりを包む「バラクラバ」コーデ3選【海外スナップ】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香