【初夏のおしゃれに「大人の肌見せ」というスパイスを！】
コンサバ回避や、スタイルアップなど、実はプレシャス世代にも恩恵が！おなじみケティ・ヨークがセレブリティスナップの解説と共に、ベストな攻略法をアドバイスします。
気温の高まりと共に気になる「肌見せ」。昨年の夏は、日本でも若い世代がおなかや脚を見せる姿が多く見受けられましたが、大人はどうするのが正解？ ケティ・ヨークがN.Y.で見かけた達人のスタイルやセレブリティスナップをお手本に、理想の肌見せ術を探ります。
“脚見せ” のミニスカートは、コンサバスタイルをキレよく見せる秘策！
編集Ｎ：最後は “脚見せ” です。
ケティ：大人の街中での脚見せは、ほかの肌見せ以上に慎重さが必要ね。若いモデルや女優のミニスカート姿がいくらおしゃれだからといって、マチュアな女性がそのまま真似るのは得策じゃないもの。大人はマクロン夫人のように、クチュール感覚のコンサバスタイルの “ハズシ” にするのが最善じゃないかしら。正統派な装いも、膝を少し見せることで新鮮になるわ。
編集Ｎ：そういう装いなら、プレシャス世代は得意中の得意です。
ケティ：でしょう？ “私、クラシックを前から着慣れているのよ。それを今の丈にしただけ” というムードで着てちょうだい。あとはリッチ感やモード感も取り入れること。上質素材はもちろん必須ね。
編集Ｎ：肌見せは、大人が陥りやすいコンサバの回避に効くんですね。
ケティ：そう、上手に見せた肌は、最高のスパイス。味方につけたもの勝ちよ！
◇Ketty’s Advice「ミニボトムをはいたからには、モード感やリッチ感を取り入れて」
「『バーグドルフ・グッドマン』内の『カフェ・ジノリ』でお茶をしていた上品マダム。風合い豊かなツイードジャケットを、モード感をほのかに宿したミニワンピースで若々しく着こなしていて、そのバランスにもう感服！
靴とバッグは、長く大切に使っていそうな黒名品。緊張感のあるレッグラインにヘア＆メイクも完璧に仕上げていて…。ミニをはくなら、こうでなくっちゃ、とワクワクしたわ」
オートクチュールファッションウイークに来場していた彼女は、トリコロール・ストライプの入ったアンサンブル＆スカートの3点セットで颯爽と。クラシックかつモードなひと揃いが、完成された大人のミニスタイルを叶えている。
人気ブロガーのジェニー・ウォルトンは、シンプルな黒ニットにエッジの効いたピンクスカートを合わせ、フレッシュにミニを攻略。ニットはスカートにタックインし、首元にはパール、と清潔にまとめているところも好感を誘う。
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- PHOTO ：
- Getty Images
- ILLUSTRATION ：
- 齊藤木綿子
- EDIT&WRITING ：
- 長瀬裕起子、福本絵里香（Precious）
