日本各地で育まれてきた高度なものづくりの技術と、若き匠たちの美意識や情熱が結びついた「新時代のジャパンラグジュアリー」を体現する逸品を、ギフトという形で提案しているスタイリストの河井真奈さん。今回ご紹介いただくのは、福岡県糸島のコーヒー豆専門店「森とコーヒー。」が手がけた『濃縮珈琲。』です。

「濃縮珈琲。」の使用例
濃厚なリキッドコーヒーを牛乳で割ればカフェのような一杯に。

「『濃縮珈琲。』は、牛乳やミネラルウォーターで割ることで、カフェのような贅沢な味わいの一杯を簡単に作ることができる濃縮リキッドコーヒー。アイスコーヒーにもできますが、特にカフェオレがおすすめです。

濃縮タイプと聞くとインスタントコーヒーのようなイメージを抱かれるかもしれませんが、これは、単に手軽なだけでなく、焙煎のプロが淹れた味を瞬時に再現できる逸品。通常のドリップコーヒーに全く引けを取らないどころか、むしろより濃厚で芳醇な体験を提供してくれます」(河井さん)

ここ数年、理想のコーヒーを探し求め、展示会に足を運んだりお取り寄せしたりして飲み比べを重ねてきた河井さんが、「やっと出合えた!」と感銘を受けたいう逸品。その魅力についてたっぷり語っていただきました。

河井真奈さん
スタイリスト
(かわい まな)女性誌、CM、ドラマのスタイリング、トークショー、商品開発アドバイザーなど幅広く活躍。2016年、ギフトに特化したWEBサイト「futo」をローンチし、2019年6月に南青山にショップをオープン。2023年5月代官山に移転。著書に『絶対 美人アイテム100』(文藝春秋)、『服を整理すれば、部屋の8割は片付く』(立東舎)。https://futo.jp/

手軽なのに濃厚!カフェのような至福の一杯を家庭で再現

「忙しい朝、仕事の合間、あるいは一日の終わりに一息つきたいとき。コーヒーは私たちの生活に欠かせない存在で、特に手軽に飲めるアイスコーヒーは、夏のギフトの鉄板アイテムのひとつともいえます。『futo』のラインナップにも加えたいとずっと思ってきたのですが、私自身が毎日でも飲みたくなるような納得できる商品になかなか巡り合うことができないでいました。

味のクオリティもさることながら、ギフトアイテムだからビジュアル的にも特別感があって、気分が上がるものがいい…。そんな理想にピタリとハマってくれたのがこの『濃縮珈琲。』なんです」(河井さん)

「濃縮珈琲。」で作ったカフェオレ
河井さんの好みでもある、“深煎りのコーヒーにたっぷりミルクを入れたカフェオレ”が手軽に味わえる。

「『森とコーヒー。』は、元々は札幌でサラリーマンをしていた山田圭太さん、沙織さん夫婦が2017年に福岡県の糸島に移住し、2018年に開業したコーヒー豆の専門店。決してアクセスがいいとはいえない森の中にあるにもかかわらず評判が評判を呼び、月・金・土・日の12時から18時という限られた営業時間中、ひっきりなしに車でコーヒー好きが訪れます」(河井さん)

山田圭太さん、沙織さん夫婦
山田圭太さん、沙織さん夫婦。

「焙煎から4日以内の豆が主力商品で、テイクアウトのカップのコーヒーもあるものの、それはあくまで豆を購入したお客様へのサービスという位置づけ。『濃縮珈琲。』は、そんなコーヒー好きに愛される名店が自宅でも満足度の高いカフェオレが飲めるようにと開発したものです」(河井さん)

「森とコーヒー。」のトレーラーハウス
森の中のトレーラーハウスに多くのコーヒー好きが集まる。

「ご夫婦のこだわりポイントの第一は、程よい甘み、適度な苦味、そしてミルクに負けないしっかりしたボディ。エチオピア産のナチュラル製法の豆をメインに深煎りの豆を複数種類ブレンドして、酸味を抑えたコクのある味わいに仕立てています。ミルクと合わせると得も言われぬまろやかさが口の中に広がり、氷が解けてきても全く薄さを感じさせません」(河井さん)

山田圭太さんの作業風景
焙煎は夫・圭太さんが独学で習得。

「水にも格別のこだわりがあり、キレのよさや透明感を重視して、北海道・羊蹄山の湧き水を使用。妻の沙織さんが前職で食品化学研究に従事していた頃から『コーヒーにはこの水!』と白羽の矢を立てていたメーカーの水でじっくり丁寧に抽出しています。

このように素材にも製法にも一切の妥協がないことは、実は後から知ったことなのですが、そういう前提知識のない状態で初めて『濃縮珈琲。』を飲んだときの衝撃は忘れられません。舌に当たった瞬間、ラム酒のようなアロマとミネラルのような複雑さが味蕾を刺激し、これまで口にしてきたものとの違いは歴然でした」(河井さん)

「濃縮珈琲。」のボトルとカフェオレ
豆にも水にもこだわり抜いたからこそ唯一無二の味わいが生まれる。

「ワインを思わせるガラス瓶とシンプルなラベルもスタイリッシュ。夫婦の並々ならぬ情熱と、コーヒーへの深い愛情が注ぎ込まれたボトルは、心豊かなひとときを届けてくれる存在として、贈り物に最適です」(河井さん)

「濃縮珈琲。」のボトル
「おしゃれなボトルも入荷の決め手」と河井さん。

【レギュラー/カフェインレス】選べる2本セットもおすすめ!

「濃縮珈琲。」は、レギュラータイプとカフェインレスの2種類。お店が推奨する濃度は、牛乳(またはミネラルウォーター)3:コーヒー液1が目安ですが、そのときどきの気分やお好みで自由に調整可能です。

「濃縮珈琲。」のカフェインレスとレギュラー
左/『濃縮珈琲。カフェインレス』¥2,270・右/『濃縮珈琲。』¥2,270 ※組み合わせ自由な「2本ギフトBOXセット」は¥4,940

「レギュラータイプとカフェインレスで味に大きな違いはないように思われますが、飲み比べると、やはりコーヒー本来の香りやコクがはっきりと感じられるのはレギュラータイプ。一方、体に優しいカフェインレスも、贈る相手への真心のこもったギフトとしておすすめです」(河井さん)


今回は、「森とコーヒー。」の濃縮リキッドコーヒー『濃縮珈琲。』をご紹介しました。手軽でありながら、本物のコーヒーのおいしさを存分に味わえるボトルは、私たちの日常にささやかながらも確かな贅沢と彩りを与えてくれます。何かと気忙しいこの夏をどうか心豊かにお過ごしくださいとの気持ちを込めて、大切な人へ贈るギフトに選んでみてはいかがでしょうか?

※掲載商品の価格はすべて税込みで、記事公開時のものです。

問い合わせ先

Gift Concierge futo

TEL:03-3462-2036

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WRITING :
中田綾美
EDIT :
谷 花生(Precious.jp)