着こなしにシルバーの輝きが加わると、涼しげなニュアンスが漂って切れよく仕上がります。足元のクールなアクセントで着映えコーディネートが実現するので、要チェック。

■1:ツァイは…ベーシックな着こなしに明るい輝きを加味しハイセンスに

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サングラスのレンズにもコートと同じブルーを投入して、統一感を。

インフルエンサー、ツァイが2025年5月半ばにオーストラリアでキャッチされたときの着こなしです。グレーのTシャツに黒いスカートを合わせて、ブルーのコートを羽織っていました。黒とブルーを大部分に使ったモードな色使いですが、黒い足元にするとやや重たく見えがちに。Tシャツのグレーとリンクさせたシルバーをセレクトすれば、軽やかさと華やぎもアピールできます。2本のストラップと太めのヒールがモードな味付けにも。仕上げに大きめクラッチバッグを抱えて、今どきのラフさを加味しているところも必見です。

■2:ソフィア・コッポラは…落ち着いたデニムスタイルが軽やかフェミニンに格上げ

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ロングカーディガンの上からチェーンベルトをつけて華やぎをさりげなくアピール。

映画監督のソフィア・コッポラはN.Y.で見かけられていました。ボルドーのニットカーディガンとデニムに、ネイビーのハーフコートを合わせて颯爽と。こっくりとした配色のトップスにデニムのカジュアルさを加えたスタイルに、つま先が黒になったシルバー靴でインパクトをつけています。黒とのコンビカラーなので、足元だけ浮くことなく引き締まった印象に。シルバーの艶めきが軽やかさの決め手にもなって、フェミニンさ十分です。メタリックの靴は、実はどんなコーディネートにもマルチに合わせやすいんです。

■3:マリア・バルテチコは…大人っぽいデニムの装いに辛口のエッジィさが際立って

バッグはジャケットと同じ色を選んで、全身に統一感を出すとスマートです。

2025年3月、デュッセルドルフでスナップされていたスタイリスト、マリア・バルテチコ。白Tシャツにウォッシュのかかったデニム、その上にグレージュのアウターを重ねていました。デニムはワイドシルエットのため、スニーカーは厚めソールのデザインがバランスよくまとまります。自然とスタイルアップにもつながり、うれしい限りです。色味もグレーとシルバーが配されたシャープなタイプは、デニムともなじみやすく切れのいい雰囲気が盛り上がります。スポーティなスニーカーもメタリックならセンスのいいおしゃれっぽさ抜群で、おすすめです。


シルバーの靴を愛用していた3人のコーディネートをピックアップしました。センスのいいおしゃれっぽさ、アクティブさとともに着映え効果をもたらすので、この夏、ぜひトライしてみてください。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀