「波止場」ってなんと読む?「なみとめば」ではないですよ!

明日、7月3日は『波の日』です。日付は73(なみ)の語呂合わせで、海やサーフフィンに対しての関心を啓発するために制定されました。ということで、本日は「波」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「波止場」ってなんと読む?

「波止場」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「港の波止のあるところ。埠頭。船着き場」という意味です。

<使用例>

「波の荒い日に波止場に近づいては駄目よ」

かな3文字です。
かな3文字です。

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 波止場(はとば) です。

「波止(はと)=陸から海へ細長く突き出して構築した堤」のある場所、という構成の言葉です。
「波止(はと)=陸から海へ細長く突き出して構築した堤」のある場所、という構成の言葉です。

お若い方は意外と「波止場(はとば)」という言葉を知らないケースもあるようですので、出題してみました。もともと知っていると「波止場(はとば)」とすんなり読めますが、改めて考えるといろいろな読み方の可能性がある熟語ですね。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「細波(○○○○)」ってなんと読む?

「細波」の、読みがな4文字の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「こまかに立つ波」「心の小さな同様。また、小さな争いや不破」などの意味をもつ言葉です。

<使用例>

「中のいいご夫婦でも、細波(○○○○)程度の行き違いはあるんじゃない?」

「細」の読みかたがポイントです。
「細」の読み方がポイントです。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 細波(さざなみ) です。

正解できましたか?

「さざれなみ」「ささらなみ」という読み方もございますので、読みがなの字数を限定したクイズにいたしました。「細やか」の「ささ」、読めましたか?

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本日は、7月3日『波の日』にちなんで、「波」という字の入った日本語から、

・波止場(はとば)

・細波(さざなみ)

の読み方、言葉の背景などをおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱