粋にいなせに、夏を乗り切る! いざ、本当に美味しい逸品を巡る旅へ【あの名店で、絶品「うなぎ」を召し上がれ!】

夏です、うなぎの季節です! 季節の節目ともいうべき土用の丑の日ですが、今年の夏はなんと、7月19日が「一の丑」、7月31日が「二の丑」と2回やってきます。夏バテ防止や健康維持にうなぎを食す、古くから伝わるこの慣わしをこの夏は、あの名店のあの絶品の味で、ぜひ。うなぎパワーで暑い夏を乗り切りましょう。

鰻処 うな正『共水 極上うな重』

静岡県の大井川の伏流水を使い、自然に近い “擬似四季” をつくることで時間をかけて育てられる “共水うなぎ” は、きめ細やかな身がぎゅっと詰まった、脂のきれいな大人のうなぎ。天然に近いうま味と甘みが魅力です。

「30年前、“共水うなぎ” に出合って魅了されました。若輩者だった私に東京の先輩たちが扱い方を教えてくれ、試行錯誤の末、今の味にたどり着きました」と二代目店主。

きめ細やかな身の質感の “共水” のよさを最大限に引き出すべく、関西風の地焼きスタイル。通常は入れない蒸しをほぐす程度に短く入れるのが『うな正』流。三河文化の「たまりじょうゆ」を使い、濃いめに色づけた照りと強さを感じる蒲焼は、香ばしさとふっくら感が同居する、東と西のハイブリッド。

その蒲焼をさらに引き立てるのは、赤色の熟れた実山椒。華やかな香りが品がよくて力強いうなぎの味にぴったりと合い、最後までするするといただけます。

鰻処 うな正の「共水 極上うな重」
『共水 極上うな重』吸い物、漬物付¥9,300

品がよくて力強い、東と西のハイブリッドうな重

「共水 極上うな重」(吸い物、漬物付¥9,300)は1.5尾分のうなぎが楽しめる。たまりじょうゆの香ばしさをまとった蒲焼がご飯の中にも1枚挟まっている。静岡県産の本わさびでいただく、さっぱりとした「白焼重」もおすすめ。

【店舗詳細】鰻処 うな正

静岡「鰻処  うな正」の外観
 
  • 住所/静岡県浜松市中央区三方原町467-4
    TEL/053-437-3451
    時間/11:00~15:00(L.O.14:00)、17:00~20:30(L.O.19:00)※売り切れ次第終了
  • 休日/火曜、水曜(詳細はHP参照)要予約

※掲載価格は2025年6月16日現在のもので、すべて税込みです。

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PHOTO :
長谷川 潤
EDIT&WRITING :
田中美保、佐藤友貴絵(Precious)
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