【目次】
- 「オイル×マスカラ」で広がりをおさえる
- 「ワックス×オイル」のダブル使いで髪型をキープ
- 「バーム」で広がりをおさえクセを活かす
- 「ムース」をもみ込みクセ毛を活かす
- 「オイルやミルク」でツヤを出し整える
「オイル×マスカラ」で広がりをおさえる
◆洗練されたウェットスタイル

長さは肩下15cmのロング。顔周りに多めにおくれ毛を残すまとめ髪は、おくれ毛の根元から毛束感を出すことが、“お疲れ顔”とは無縁の仕上がりを叶える秘訣です。根元から毛束感を出すのに活躍するのが、アホ毛用のヘアマスカラ。マスカラのコンパクトなブラシがおくれ毛の根元にフィットし、ペッタリさせることなく、絶妙な毛束感を演出することができるのです。
<スタイリング方法>ヘアマスカラでつくる適度なウエット感があか抜けの鍵
<STEP.1>髪をまとめる

<STEP.2>まとめた髪にオイルをつける

<STEP.3>マスカラでおくれ毛に濡れ感を

読者が挑戦!大人女性に似合う【旬のウェットヘア】ロングヘアを “洗練まとめ髪ウェット” に!
「ワックス×オイル」のダブル使いで髪型をキープ
◆広がりやすい髪も美しさ際立つスタイル



「パサつきがちでまとまりにくい髪にはあまりレイヤーは入れず重さを残しながらも、程よくくびれをつくって動きを出すスタイルがおすすめです。ツヤがアップして見えますし、柔らかなニュアンスが演出できるので、アイロンで熱を適度に加えるプロセスはやはり必須です」(uka 広尾店 ヘアスタイリスト 宮城亜耶乃さん)。
<スタイリング方法>アイロンを平行に入れ、ツヤのある大きいウェーブを意識しながら巻く
「38mmくらいの太めのアイロンを使って、アイロンを平行に入れてウェーブをつくっていきます。韓国っぽい巻きを意識することで、ロングでもゴージャスになりすぎず、今っぽくフレッシュな印象に」(宮城さん)。

<STEP.1>アイロンを平行に入れ、サイドの中間部分を外巻きに

<STEP.2>毛先はワンカール内巻きに

<STEP.3>前髪にはワックスをなじませて束感を

「パサつきがちな毛先には、ワックス(uka ヘア ワックス グロッシー ニュアンス)とヘアオイルを、1:1で混ぜて塗布するのがおすすめ。ツヤを出しながら程よい束感を出し、ウェーブをキープする効果も」(宮城さん)。

40代に似合う【艶めきウェービーロング】重さを残しながらも動きを出したカットで、広がりやすい髪も美しさ際立つ!
「バーム」で広がりをおさえクセを活かす
◆クセを活かしたゆる巻スタイル



「大人世代になってくると、髪にクセが出てきてまとまりにくくなってきた、というお悩みをよく耳にします。ボリュームも多くクセがあって広がりやすい髪をまっすぐにのばそうとするのは大変なので、あえてクセを活かした巻き方をご提案。さらっと軽く巻くだけでもまとまりやすく、絶妙なニュアンスが出やすいようカットで調整を。メリハリを適度に出しながらボリュームを調整することで、顔周りのみササッと巻くだけでも映えるスタイルをかなえます」(NORA KICHIJOJI 店長 スタイリト 花輪京市さん)。
<スタイリング方法>顔周りを中心に巻き、しなやかにまとまるイメージに
「毛先と顔周りをサラッと巻いてニュアンス出しを。手軽なスタイリングで、まとまりがありながらもこなれた印象をかなえます!」(花輪さん)。

<STEP.1>毛先は外巻きに

<STEP.2>顔周りはリバース巻きに

<STEP.3>もみあげ部分の“うきグセ”にもあえてニュアンスを出す

<STEP.4>耳横の毛は耳にかけつつ、ひと束のみ残す

「スタイリング剤はやわらかめのバームがおすすめです。オイルのようなツヤを出しながら、広がりを適度におさえる効果も」(花輪さん)。

40代に似合う【クセ活かしのゆる巻きロング】広がりやすいクセ毛は毛質を活かした巻き方で
「ムース」をもみ込みクセ毛を活かす
◆広がりやすい髪をムースでフィックス



「毛量が多く広がりやすいとなおさら、重く冴えない雰囲気に見えてしまいがちに。今回はロングヘアでも重心を適度に上げ、動きを出しながら顔立ちまでキュッとフレッシュな印象に見せるスタイルをご提案します。ポイントは毛先&顔周りにバランスよく入れた段。顔周りに表情を出しながら、こなれ感もアップして見せる効果があります」(TWIGGY. スタイリスト 松尾美聡さん)。
<スタイリング方法>前髪はストレートに、毛先は動きを出してメリハリを
「クセがあり浮きがちな前髪はストレートアイロンでキレイにスタイリングを。毛先はクセ活かしで動きのあるスタイルに」(松尾さん)。

<STEP.1>前髪はストレートアイロンでまっすぐに

<STEP.2>毛先はムースをつけてクセ毛を活かす

<STEP.3>サイドの毛は耳にかけてボリューム調整

「スタイリングにはクセ毛のニュアンスを程よく出してくれる固まらないムースとジェルがおすすめ。動きを出したい毛先を中心に塗布して」(松尾さん)。

40代に似合う【フレッシュ見せ段ありロング】顔周りと毛先の段でメリハリをつけてこなれ感をプラス
「オイルやミルク」でツヤを出し整える
◆広がりやすい髪をしなやかに美しく



「大人世代になると年齢によるうねりやダメージも気になってくるので、ロングヘアをキレイに保つのがなかなか難しくなってきますよね。でもやはり、清潔感・好感度はやはり欠かせない。パサつき・ゴワつきが気になり広がりやすい髪も、しなやかに美しく見せたい。そんなニーズに応えるスタイルです」(Violet表参道 副店長、スタイリスト 若井友紀さん)。
<スタイリング方法>大きめカールのゆる巻きで、まとまり&しなやかさをプラス
「ニュアンスが出やすいようカットで調整しているので、さらっと巻くだけでOK。ゆる巻きにしたいので、40mmのカールアイロンを使用していきます」(若井さん)。

<STEP.1>毛先は内巻きに

<STEP.2>中間部分はリバース巻きに

<STEP.3>耳横のひと束に抜け感を

<STEP.4>前髪は毛先にオイルをつけてコーミング

「スタイリング剤はツヤを出すオイルのほか、ミルクもおすすめ。パサつきやゴワつきが気になる髪もしなやかに整えてくれます」(若井さん)。

40代に似合う【しなやか見せゆる巻きロング】ニュアンスが出にくい重い髪にもふんわり柔らかな動きを
- TEXT :
- Precious.jp編集部