東京・新宿のラグジュアリーライフスタイルホテル「キンプトン新宿東京」。2025年のクリスマスシーズンは、「Santa’s Workshop」をテーマにした特別なコレクションが展開されます。
テーマを決める際には、スタッフから多彩なアイデアが出されたそうですが、最終的に選ばれたのは、サンタクロースが心を込めてクリスマスの準備をする――そのワクワクとした気持ちを、自分たちの姿に重ね合わせた「Santa’s Workshop」。準備する時間そのものの楽しさを映したコンセプトです。
2025年9月12日(金)より予約がスタートしたこのコレクションでは、華やかなクリスマスケーキをはじめ、ジョーンズ カフェ&バーのスイーツ、レストランで味わうブランチやディナーコースまで、クリスマスの高揚感を存分に堪能できるラインナップが揃います。
先日行われたメディア向け発表会にPrecious.jpライターが参加し、一部を試食させていただきましたので、その味わいの感想を交えながら詳しくご紹介します。
キンプトン新宿東京「クリスマスコレクション 2025」実食レポート
■1:赤と緑のクリスマスカラーが主役!2種の「クリスマスケーキ」
今年のクリスマスを彩るのは、2種類のケーキ。赤のワントーンが印象的な「Ruby Blossom」と、森のクリスマスツリーを思わせる「Emerald Forest」です。
まず「Ruby Blossom」は、今年のコレクションテーマカラーである「赤」をコンセプトにした華やかなケーキ。フランボワーズムースをベースに、ミックスベリーとローズの香るジャム、ほろ苦いダークチョコレートムース、フランボワーズのバタークリームを重ね、鮮やかな赤の世界を表現しています。
ひと口いただくと、フランボワーズの甘酸っぱさとダークチョコレートのビター感が重なり合い、華やかさの奥に大人らしい余韻を感じさせる味わい。特別なクリスマスにふさわしいひと品です。
一方の「Emerald Forest」は、鮮やかなピスタチオムースでクリスマスツリーを模した、まるでオブジェのような美しさ。中には爽やかないちごムースと、濃厚なピスタチオのオペラが隠されており、カットすると断面までクリスマスカラー。
口に運ぶと、ピスタチオの香ばしさといちごの酸味が絶妙に調和し、奥行きのある味わいを楽しませてくれます。視覚の華やかさと味覚の豊かさを兼ね備えた、印象深いケーキです。
■2:心躍るラインナップ!ジョーンズ カフェ&バーの「クリスマススイーツ」
1F「ザ・ジョーンズ カフェ&バー」では、2025年11月1日(土)~12月25日(木)の期間、人気スイーツがクリスマス仕様にドレスアップして登場します。
まず「ラズベリーピスタチオクロッフル」は、温かいクロッフルにフランボワーズチーズのムースをサンドした、ジョーンズならではのひと品。2025年12月20日(土)~12月25日(木)にはサンタクロースの飾りが加わり、いっそう可愛らしく仕上がるそう。
「クリスマスカップケーキ」は、ベリーとホワイトチョコを混ぜ込んで焼き上げ、マスカルポーネクリームとジャーマンクッキーでデコレーション。クリスマスらしいキュートな見た目が魅力です。
そのほかにも、アラザンやバニラアイス、ベリーソースで華やかに飾り付けられたマカロンツリーや、プレゼントボックスをイメージしたブラウニーなど、心躍るスイーツプレートも登場予定。ティータイムを一層盛り上げてくれそうです。
■3:6日間限定!贅沢に楽しむ「クリスマスディナー」
2025年12月20日(土)~12月25日(木)の6日間限定で提供されるクリスマスディナー。手長海老やビーフテンダーロインのほか、真鱈や白子など冬ならではの恵みを盛り込んだ特別なコースです。今回は、その中から3品を試食させていただきました。
まずはアミューズ。パルメザンチーズのサブレに、ハモンセラーノとキウイを重ねたひと口サイズのひと品です。生ハムとメロンの組み合わせはよく知られていますが、シェフはキウイの酸味や甘味の方が相性がよいと考え、取り入れたのだとか。
サブレの香ばしさ、生ハムの塩味、そしてキウイの爽やかさが心地よく重なり合い、やみつきになるおいしさでした。
続いて温かい前菜には、オーストラリア産ラムロインをカダイフで包み、さっと揚げたもの。パリパリとした食感が楽しく、ラムは柔らかくクセもなく上品な味わいです。添えられたビーツと小松菜のピューレ、サワークリームの2種のソースはクリスマスカラーを思わせ、味わいの変化も楽しませてくれました。
そしてメインのお肉料理は、ビーフテンダーロインにスペイン産フォアグラと冬の黒トリュフを合わせたロッシーニスタイル。重厚な料理を想像していましたが、驚くほど軽やかでバランスがよく、ぺろりと完食してしまうほどの仕上がりでした。
コースの締めくくりには、ホワイトチョコレートとラズベリーのムースにアールグレイのアイスを添えたデザート、さらに柚子のボンボンショコラやフロマージュのコロネなどプティフルールも。シェフのこだわりが詰まった、クリスマスならではの特別なディナーコースです。
■4:彩り豊か!選べるメニューの「クリスマスブランチ」
2025年12月1日(月)~12月25日(木)の期間は、通常のランチメニューに加え、ポルケッタやリース仕立てのカルパッチョなどクリスマスならではの特別メニューが登場します。
新鮮な魚介や旬の野菜をふんだんに使った前菜、シェフ自慢のグリル料理、豊富なメインディッシュからお好みを選べるのも魅力。昼のひとときが、ぐっと特別感のある時間に変わります。
さらに、シャンパンやワイン、ビールなどから選べる乾杯ドリンク付きのコースも。昼から少し贅沢にグラスを傾けながら、クリスマス気分を満喫できます。
■5:ベリー&チョコが主役! 遊び心たっぷりの「クリスマスアフタヌーンティー ”Santa’s Workshop”」
2025年11月1日(土)から12月25日(木)までの期間限定で提供される「クリスマスアフタヌーンティー ”Santa’s Workshop”」。
シェフたちが遊び心を込めて仕上げたスイーツは、クリスマス定番のオペラ、甘酸っぱいミックスベリータルト、とろける口あたりのヨーグルトとローズのジュレ、香ばしいピスタチオムースなど、多彩なラインナップ。スタンドの上でひとつひとつがきらめくように並びます。
アフタヌーンティーメニューの中から今回試食させていただいたのは、「レイヤードショコラ」と「ホワイトチョコストロベリー」。どちらも細部まで丁寧に作り込まれ、まるで芸術品のような美しさ。眺めるだけで心が弾み、ひと口食べればさまざまな味わいが溶け合って、思わず笑顔になれるスイーツでした。
ひとつひとつ、サンタクロースがプレゼントを選ぶように、ひと皿ごとに思いを込めて届けられる「キンプトン新宿東京」のクリスマスコレクション。訪れる人を笑顔にする美味の数々とともに、心ときめくホリデーシーズンを過ごしてみませんか。詳細は公式ホームページなどでもご確認ください。
問い合わせ先
- キンプトン新宿東京
- 「クリスマスケーキ」
予約期間/受け取り日3日前までの要予約
受取期間/2025年12月20日(土)~12月25日(木)
受取場所/1F「ザ・ジョーンズ カフェ&バー」
「クリスマスディナー」
提供期間/2025年12月20日(土) ~12月25日(木)
提供時間/17:30、18:00、20:00、20:30
提供場所/2F「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」
※3日前までの要予約、早期予約の割引あり
「クリスマスブランチ」
提供期間/2025年12月1日(月) ~12月25日(木)
提供時間/11:30~17:00(15:00 LO)
提供場所/2F「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」
「クリスマスアフタヌーンティー ”Santa’s Workshop”」
提供期間/2025年11月1日(土)~12月25日(木)※利用日前日の16:00までの要予約
提供時間/11:30~17:00(最終入場15:00、2時間制)
提供場所/2F「ディストリクトブラッスリー・バー・ラウンジ」 - TEL:03-6258-1414(ディストリクト直通)
- 住所/東京都新宿区西新宿3-4-7
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 篠原亜由美
- EDIT :
- 小林麻美

















