東京・紀尾井町にある、1930年に建てられた歴史ある洋館「赤坂プリンスクラシックハウス」。東京都指定有形文化財として保存されている建物で、かつて賓客や貴賓室として使用されてきた空間を再利用したメインダイニングや、1950年に開業し多くの人々に愛されてきた「バー ナポレオン」を有しています。

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赤坂プリンスクラシックハウス

ヨーロッパの邸宅を思わせる非日常の気配が漂う館内。重厚な調度品とエレガントな装飾が織りなす空間は、特別なひとときを過ごすのにふさわしい、優雅な美しさに包まれています。

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赤坂プリンスクラシックハウス「メインダイニング」

そんな赤坂プリンスクラシックハウスのメインダイニングおよびバー ナポレオンでは、2025年12月3日(水)までの期間限定で、住所非公開の会員制パフェバー「リメイク イージー(Remake easy)」とコラボレーションした特別パフェコースを提供しています。

ランチ・ディナーでそれぞれ登場するパフェが異なる本プロモーション。Precious.jpライターがディナーコースを体験してきましたので、実食レポートの形でご紹介します。

赤坂プリンスクラシックハウス「ディナーパフェコース」を体験

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バー ナポレオン

今回パフェを体験したのは、歴史ある「バー ナポレオン」のカウンター席。オーセンティックな雰囲気のバーで、ゆったりとしたジャズの音色が、大人のひとときへと誘います。

メニュー監修を担うのは、全国に7店舗を展開するリメイク イージーのCEO兼プロデューサー、林巨樹シェフ。リメイク イージーとしては初の他業態とのコラボレーションになるのだとか。

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歴史あるコニャック「ナポレオン」や「マンダリンナポレオンリキュール」が並ぶ

今回は、「100年前のクラシックデザート」を現代的に再解釈した特別なパフェとして、ディナーコースでは「マダガスカルカカオとブランデー“ナポレオン”のビーントゥバーチョコレートパフェ」が登場します。ナポレオンの名を冠するバーでのコラボレーションにふさわしく、パフェに使われている洋酒にも歴史あるコニャック「ナポレオン」や「マンダリンナポレオンリキュール」をセレクト。

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カウンターで作られるパフェ

目の前で繰り広げられる繊細な手仕事を間近に眺めながら、ゆったりと味わう時間も、カウンター席ならではの贅沢です。

使用するチョコレートには、リメイク イージーによる完全オリジナルのビーントゥバーチョコレートを採用。マダガスカル産カカオを直接仕入れ、カカオ豆からチョコレートまでシェフ自ら加工した唯一無二のチョコレートです。

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マダガスカルカカオを削って仕上げます

カカオの力強さと華やかな香りを引き立てるのは、コニャック「ナポレオン」と洋梨のコンポート。芳醇な香りがゆるやかに重なり、奥行きのある味わいへと導きます。さらに、カスタードクリームと生クリームを合わせた軽やかな「クレームレジェ」と、ひんやりとしたバニラアイスが層をなすことで、全体が心地よいバランスに。

仕上げにマダガスカルカカオを削り、カカオの風味が香るメレンゲや、香ばしくローストしたカカオ豆を砕いてトッピングすれば、カカオの個性が際立つひと皿の完成です。

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「マダガスカルカカオとブランデー"ナポレオン"のビーントゥバーチョコレートパフェ」

パフェは、ミルクを合わせたまろやかなショコラソースをかけていただきます。

マダガスカルカカオをふんだんに使用した濃厚なシャンティショコラや、コニャック「ナポレオン」とカカオを合わせた口どけのいいクレムーショコラ、カカオニブ入りのクランブルショコラなど、層ごとに異なる香りと食感が広がり、ひと口ごとに多彩なカカオの表情を堪能できます。

「ディナーパフェコース」のお食事内容は?

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「ディナーパフェコース」¥10,000、ペアリングドリンク ¥1,300

ディナーパフェコースは、セイボリー3品とパフェで構成されたコース仕立て。別途ペアリングドリンクを選ぶことも可能です。

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鴨とフォアグラのオレンジ仕立て

マカロンコックにほんのり柑橘の風味とフォアグラを合わせて挟んだ「鴨とフォアグラのオレンジ仕立て」。小さいながらも濃密なフォアグラの味わいで、お酒との相性もばっちり。

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甘海老とトマトのレムラード

こちらは「甘海老とトマトのレムラード」。レムラードというのはフランス料理に使われるマヨネーズから派生したソースのことで、甘海老に加え、さっぱりとしたりんごとセロリを和えています。

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オニオングラタンスープ

クラシカルな「オニオングラタンスープ」は、上品でほっとするお味です。温かなスープのあとにいただく冷たいパフェもまた格別。

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ペアリングドリンク(アルコール)

アルコールのペアリングドリンクにも柑橘と砕いたカカオが使われており、カカオが砕けるとフルーティーさと苦みを一緒に楽しめる仕様に。こちらもまた、パフェとの相性が最高です。

大人の隠れ家で、時の流れまでもゆるやかに感じられるような、特別なコース。パフェにしっかりとボリュームがあるので、お料理の量も多すぎず少なすぎず、ちょうどいい分量でした。

秋の味覚を楽しむ「ランチパフェコース」

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「ランチパフェコース」¥6,000、ペアリングドリンク ¥1,300

一方で「ランチパフェコース」は、「茸のブリオッシュトースト」「龍馬カツオ 紅くるり グリビッシュ」の前菜2品とともに、秋の味覚を楽しめるコースとなっています。

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「ピスタチオとサツマイモとほうじ茶のブリュレパフェ」

コースの主役は「ピスタチオとサツマイモとほうじ茶のブリュレパフェ」。ていねいに低温調理して本来の甘さを引き立てたさつまいもに、濃厚なピスタチオのクリームやアイスをマリアージュさせたひと品。

フランスのクラシックなデザートである「ブリュレ」を「焼き芋」でリメイクした、リメイクイージーならではの逸品です。

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パフェには濃厚なピスタチオアイスクリームを使用

ブリュレの部分はキャラメリゼさせたシブーストクリームを使用。そこにトッピングするのは限界までピスタチオを混ぜ込んだピスタチオアイスクリームです。ほうじ茶香るサクサクとしたチュイルとともに召し上がれ。

なお、ディナー・ランチともに、公式サイトより完全予約制です。

「赤坂プリンスクラシックハウス」で楽しむ優雅な時間

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赤坂プリンスクラシックハウスの美しいステンドグラス

華やかで気品のある空間が広がる赤坂プリンスクラシックハウス。パフェを楽しんだあとは、ぜひ館内や建物周辺にもゆっくり目を向けてみてください。エントランスから続く大階段には、美しいステンドグラスがはめ込まれ、レトロな雰囲気を味わえます。

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建物裏手の「水の広場」では大きな鹿のオブジェが目を引く

建物の裏手にある「水の広場」には、「White Deer」と呼ばれる白い大きな鹿の彫刻が設置されていて、ひときわ目を引きます。

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バラ園には季節ごとに違ったバラが咲き乱れています

季節によって違った彩りを見せるバラ園も隣接。バラの最盛期には、色とりどりのバラが園内を埋めつくします。庭園散策も楽しみのひとつになりそうです。


おいしさを最大限に引き出すために綿密に計算されたパフェと、それに合わせたペアリングカクテルが魅力のランチ&ディナーコース。歴史ある赤坂プリンスクラシックハウスならではの“リメイク”コラボレーションは、まさに唯一無二のパフェ体験と言えそうです。

歴史と美が息づく空間で過ごす極上のひとときを、みなさんも楽しんでみてはいかがでしょうか。

※掲載商品の価格は、すべて税込み・サービス料別です。

問い合わせ先

  • 赤坂プリンスクラシックハウス
  • 提供期間/2025年12月3日(水)まで
  • 提供時間/ランチ 11:30~16:00(土日祝は11:00~)、ディナー 17:30~21:30(金曜は22:00まで、土日祝は22:30まで)
  • 定休日/毎週火曜(祝日除く)
  • TEL:03-6261-1153
  • 住所/東京都千代田区紀尾井町1-2 東京ガーデンテラス紀尾井町内

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美