つくり笑いが影を刻む!マリオネットラインを防ぐ「緩める習慣」
マリオネットラインとは、口角の外側から顎へ向かって縦に落ちるように伸びる溝のこと。操り人形の口元の線に似ていることから名づけられ、顔の下半分のたるみや口角を下げる「口角下制筋」の過緊張が重なることで深まりやすくなります。
このラインが目立つと、実際より疲れて見えたり、不機嫌な印象に映ったりと、ネガティブなイメージをもたれやすいので、ケアして薄くしたいところ。
このマリオネットラインを進行させる大きな要因が、表情筋のバランスがくずれること。特に口角下制筋が硬くなると、口元を下方向に引く力が強まり、溝が固定化されていきます。
日常の中に潜むちょっとしたクセ、例えば仕事中の無意識な口元の緊張、オンライン会議の「つくり笑い」、夕方の疲れとともに出やすい左右差など、これらはすべて筋肉を偏って使ってしまい、マリオネットラインを深めてしまいます。さらに無意識に口角を下げる癖がある人はマリオネットラインが現れやすいので、要注意です。
そこでカギとなるのが、唇のまわりをぐるりと囲む「口輪筋」。エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、ここを中央に寄せる動きをするだけで、緊張した口角下制筋をゆるめ、下方向へ引っ張られる力が弱まるのだそう。唇を軽くすぼめるように口角を中央に寄せる、これを普段から意識しましょう。これだけでマリオネットラインは徐々に薄くなっていきますよ。
■Step1:にっこりとしたつくり笑いがマリオネットラインに
一見、良さそうに思える「作り笑い」ですが、口角だけを無理に引き上げると筋肉バランスが乱れ、口角下制筋や首まわりの筋肉がこわばりやすくなります。その結果、口元だけが不自然に引っぱられ、周囲のたるみや溝がかえって際立ち、マリオネットラインを深める原因に。まずは笑顔のこわばりに気づき、口元をゆるめることがライン悪化を防ぐファーストステップです。
■Step2:口輪筋を中央に寄せて、口角下制筋をゆるめるクセをつける
口輪筋は唇のまわりを囲む筋肉で、口を閉じたりすぼめたりする役割。一方、口角下制筋は口角を下へ引く筋肉で、硬くなるほどマリオネットラインが深くなりやすい筋肉です。
このふたつは連動して働くため、口輪筋をそっと中央に寄せるだけで、口角下制筋のこわばりが自然にゆるみます。この「中央寄せ」を日常のクセにしておくことが、ラインの悪化を防ぐシンプルかつ効果的な方法です。
【まとめ|「マリオネットラインを薄く!口周りの緊張をゆるめるリップ習慣」4か条】
1)マリオネットラインは口元の筋肉バランスがくずれ、下方向の力が強まることで深まりやすくなる。
2)作り笑いや無意識の緊張が口角下制筋を硬くし、口元の影を固定化する原因になる。
3)口輪筋を中央に寄せる動きが、連動する口角下制筋をゆるめる効果が。
4)「口輪筋を中央に寄せる」意識を持つことで、口元の筋肉がゆるみ、マリオネットラインが淺く変わる。
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以上、「マリオネットラインを薄く!口周りの緊張をゆるめるリップ習慣」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は12月6日の更新です。お楽しみに!


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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子

















