デジタル疲労でどんよりとした目元をスッキリ引き上げる!

後頭部や側頭部には、視覚情報処理や眼球運動に関わる筋肉や血管が集まっています。長時間のデジタル作業や無意識の噛みしめによりこの部位が緊張すると、目の奥のだるさを感じたり、かすんだりすることがあります。

二人の女性 マッサージの指導をしている
 

さらに、前頭筋(額から生え際)や側頭筋(こめかみから耳上)は、眼輪筋と筋膜ネットワークでつながる構造。この周辺が硬くなると、まぶたの開きや目尻の位置に影響する可能性があります。

頭皮が硬く下がると、その下につながる顔の皮膚や表情筋も下向きに引っ張られやすくなります。結果として、目元だけでなく頬やフェースラインのたるみやゆるみに繋がってしまうのだから、対策は必須。

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、ジグザグに頭皮を動かすマッサージで、広範囲の筋膜のこわばりに一度に働きかけやすい方法です。

いつ行ってもいいのですが、特にシャンプー前に乾いた頭皮に行うのがおすすめ。頭皮をしっかりマッサージすることで、汚れが浮き上がりやすくなる、血流の促進、緊張の緩和などのメリットが。リラックス効果が高いので、1日の終わりにぜひ、試してみてくださいね。

■Step1:側頭部から頭頂部へジグザグにマッサージする

手を軽く丸め、指先を耳の上に置きます。側頭筋の位置から頭頂部に向かって、ジグザグを描くように小刻みに頭皮を動かします。こするのではなく、頭皮を“持ち上げる”感覚で。左右それぞれ10回ずつ行いましょう。

側頭部から頭頂部へジグザグに引き上げる
 

このとき、頭頂部を越えてマッサージするのがポイント。頭頂部までしっかり動かすことで、頭皮全体の血流も促されやすくなります。

頭頂部を越えてマッサージする矢印
 

■Step2: 生え際から首を通って鎖骨へと老廃物を流す

額の生え際に指を置き、頭頂部、後頭部に向かって老廃物や滞ったリンパを流すイメージでマッサージをします。

額の生え際に指を置き、頭頂部、後頭部に向かって老廃物や滞ったリンパを流す
 

さらに後頭部から首を通って鎖骨へとゆっくり流します。これを10回行いましょう。深呼吸しながら、首、肩の力を抜いてリラックスしながら行ってください。

手を使って後頭部から首、鎖骨へとゆっくりと流す
 

【まとめ|目元の疲れとたるみを一掃!ジグザグ頭皮マッサージ4か条】
1)目元の疲労は、側頭部・前頭部の緊張や血流低下が関与。
2)頭皮と顔は一枚の構造でつながり、頭皮の硬さが目元や頬のたるみに影響する。
3)側頭筋から頭頂部にかけてマッサージすることで筋膜が弛み、疲労軽減&リフトアップに。
4)夜のシャンプー前に取り入れることで、ストレスによる緊張がリセットされやすい。

以上、「目元の疲れとたるみを一掃!ジグザグ頭皮マッサージ」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は3月14日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「目元を直接触れずに、疲労対策できるのがいいですね。続けるうちに目がパチッと開きやすくなり、さらに引き上がったような気がします。夕方になると目に重さを感じて、スマートフォンの文字が少し見えづらく感じることがあるので、夜のシャンプー前の習慣にしたいと思います」

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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子