会場内でひときわ視線を集めていたのは、軽やかな素材と淡い色彩が生む、透明感たっぷりのドレススタイル。そのなかに宿るのは、凛とした気品。静かな華やぎをたたえたドレススタイルをご覧ください。

■1:ケンダル・ジェンナーは…瑞々しいブルードレスはミニマルシルエットが洗練の鍵

シャネルのドレスを着用。
ミニマムさのなかに繊細な美しさが散りばめられた、着る人の美しさが際立つデザイン。
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ケンダル・ジェンナーは、パウダリーブルーのスパンコールに立体的なフラワーモチーフを重ねたドレスをまとい、瑞々しさと奥行きのある華やかさを演出。フェミニンなカラーやモチーフでありながらも、ボディラインに寄り添うソフトなマーメイドシルエットが気品を引き出して。静かな自信に満ちるような佇まいへと導いていました。

■2:スキ・ウォーターハウスは…アーティストらしい幻想的なドレスをまとって

タマラ・ラルフのドレスを着用。
タマラ・ラルフのドレスを着用。

パートナーのロバート・パティンソンと来場していたスキ・ウォーターハウス。モデル、俳優、シンガーソングライターとしてマルチに活躍する彼女らしい、アーティスティックなドレスアップスタイルです。フェザーモチーフの精巧な装飾に、ツヤをたたえたスカート、そして風をはらむケープ。異なる質感が溶け込み合い、まるで神話のような幻想的な存在感を放っていました。

■3:アレッサンドラ・アンブロジオは…煌めきと透け感が重なるネイキッドドレスで魅せる

ソフィー・クチュールのドレスを着用。
ソフィー・クチュールのドレスを着用。

日ごろワークアウトで鍛えているアレッサンドラ・アンブロジオは、磨き上げられたボディが映えるネイキッドドレスで登場。上半身を支えるコルセットに、柔和なレースを重ねたドレッシーなデザインです。透け感とビジューの煌めきが融合し、華やかさを加速。ニュートラルなカラーがしなやかさを引き立て、エレガントなルックが完成しました。

■4:ヘレナ・クリステンセンは…軽やかに揺れながら、大人の余裕を滲ませて

RVNG Coutureのドレスを着用。
カナダ発のラグジュアリーブランドRVNG Couture(ルーンジュ・クチュール)のドレスを着用。

90年代を代表するスーパーモデルのヘレナ・クリステンセンは、シアー素材のドット柄オフショルダーティアードドレスを着用していました。繊細な透け素材を何層にも積み重ねた生地と、小ぶりなドット柄が透明感をきわ立てます。ツヤめくデコルテやフレッシュな赤のルージュできりっと輪郭を与え、光をはらむ軽やかな佇まいに印象的な奥行きを添えていました。

■5:キーナン・シプカは…咲きこぼれるフラワードレスで可憐さを押し出す

ロダルテのドレスを着用。
ロダルテのドレスを着用。
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5人のなかで、もっとも可憐でフレッシュな装いを披露したのはキーナン・シプカ。26歳の彼女らしい、フラワーモチーフが目を引くフェミニンなドレスです。立体感たっぷりのフラワー刺繍が、季節に寄り添う高揚感を演出。ボトムのフレアシルエットを引き立てるアメリカンスリーブで、やわらかな装いにスタイリッシュなニュアンスを添えました。


第98回アカデミー賞のアフターパーティから、セレブレーションの場に相応しい華やかさと、春らしい軽やかさを両立した着こなしをピックアップしました。透明感のなかに気品を宿したスタイルの数々が、心にそっと余韻を残します。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香