大人の女性の手には、積み重ねてきた時間が宿ります。とりわけ表現を仕事にする人にとって「手」は感性と思考を、外へひらくための大切な道具。
「Precious」8月号の特集【表現する「手」、呼応する「ジュエリー」】では、個性が際立つ4人の女性に、自らの手とその美意識を映し出す手元ジュエリーについて語っていただきました。
今回はその中から、漫画家、文筆家、画家のヤマザキマリさんと、「ブルガリ」のジュエリーをご紹介します。
ヤマザキマリさん(漫画家、文筆家、画家)|知を描く「手」に情熱的なゴールド
【Bvlgari】シンプルな白シャツの袖にゴールドをこっくり
女性らしい繊細さと男性的な力強さを感じる、ヤマザキマリさんの手。異なる表情のブレスレットを重ねて、イタリアマダムのゆとりを。情熱と気品を備えたゴールドジュエリーがあれば、上質なシャツ一枚で大人の装いは完成する。
手は第二の顔。生きてきた証に見合う“器”のあるジュエリーを
数えきれないほど多くの手を描いてきたヤマザキマリさんに、“好きな手は?”と尋ねたところ、間髪入れず、“ジャン・コクトー”という答えが返ってきました。
「彼の細く骨ばった手には、心の繊細さや豊かな想像力がそのまま表れている。“手に知性”があるとすれば、コクトーの手がそれです。一方で、ヴィオラ奏者だった私の母の手のように、ごつごつと、シミもシワもあるけれど、ジェンダーを超えた力強さのある“職人の手”もまた、いい手だと思います」
理想の手を語りながら、ヤマザキさんが自らの手を撮るにあたり、選んだのが「ブルガリ」でした。
「ゴールドの本質をとらえていて、洗練されているけれど、素材のよさをそのまま引き出している。料理に例えるならイタリア料理。身振り手振りも大きくて、主張のある人に似合う。生ける人間力をエネルギッシュに放出するような…。そんなところが私には、いい波動のマッチングを感じます。
手は第二の顔。どんなに顔をきれいに繕っても、人格や品性は手に出てしまう。この手で働いて、生きてきた年輪が刻まれています。だからこそ、手の声を聞き、手が求めるものをつけたいし、それなりに受け応えてくれる“器”と品格のあるジュエリーが必要なのです」
※文中の表記は、YG=イエローゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 浅井佳代子
- STYLIST :
- 押田比呂美
- HAIR MAKE :
- 三澤公幸(Perle)
- NAIL :
- 太田美月(uka)
- EDIT :
- 藤田由美、喜多容子(Precious)

















