夕方のパンパン足は、足首周りの硬さや滞りを解消するのが近道

冷房で足先が冷えると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させます。すると足の血流が低下し、リンパ液の流れも滞りやすくなり、細胞のすき間に余分な水分がたまってむくみが起こります。夏の足が重だるく、太く見えやすいのはこのためです。

並んでいる二人の女性 メソッドの指導をしている
 

むくんで太くなるのはふくらはぎ。だから私たちは、ついふくらはぎを揉んでどうにかしようと考えがちです。けれど、ケアすべきポイントはふくらはぎではなく、実は足首。くるぶしの後ろ、アキレス腱まわりには血管やリンパ管が集まっていて、足先から心臓へと戻る流れの「入口」にあたります。ここが硬くこわばっていると、ふくらはぎ全体の巡りも滞りやすくなるのだそう。

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、足首まわりをゆるめるメソッド。ぐいぐい揉み出す必要はなく、やさしく揺らしてゆるめることで、ふくらはぎの筋肉の緊張が自然にほどけ、滞っていた水分や疲労物質の回収が後押しされます。

このメソッドを行ったあとにふくらはぎを触ると、驚くほど柔らかくなっているのを実感できるはず。足が軽くなり、すっきりとした細見えも期待できます。ぜひ、冷房で冷えた日の習慣にしてみてくださいね。

■Step1:椅子に座り、右足を左の太ももに乗せてアキレス腱あたりをつかむ

椅子に腰掛けて、右足を左の太ももの上に乗せます。右手の人差し指と親指で、くるぶしの後ろ、アキレス腱のあたりをつかみましょう。

椅子に座り、右足を左の太ももに乗せてアキレス腱あたりをつかむ
 

■Step2:左手の5本指でかかとをつかみ、上下に揺らす

Step1の状態のまま、左手の5本指でかかとを包むようにつかみ、足に対して上下に小刻みに揺らします。これを20秒行いましょう、左足も同様に行います。

左手の5本指でかかとをつかみ、上下に揺らす
 

【まとめ|冷房むくみの太い足をスッキリ流す!足首ゆらしメソッド4か条】
1)冷房による冷えで血管が収縮すると、足の血流やリンパの流れが滞り、むくみで足が太くなる。
2)アキレス腱まわりは血管やリンパ管が集まる、足先から心臓へ戻る流れの「入口」にあたる部位。
3)アキレス腱のあたりをつかみ、かかとを上下に揺らすだけ。左右各20秒が目安。
4)ふくらはぎが柔らかくなり、足の軽さとすっきりとした細見えが期待できる。

以上、「冷房むくみの太い足をスッキリ流す!足首ゆらしメソッド」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は7月25日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「立ち仕事なので、足がパンパンになりやすく、悩みのひとつでした。かかとを揺らすだけなのに、終わったあとにふくらはぎを触ると本当に柔らかくなっていたのに驚きました。足が軽くなる感覚があって、疲れた日ほど効果を感じます。椅子があればできるので、仕事の合間の休憩時間にも行うと良さそうですね」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子