その業界ではメジャーだけど、スニーカーブランドとしてはマイナー。実力は折り紙付きなのに、今まで浸透してこなかったのが不思議なくらいだ。王道スニーカーではなく、ツウな人が選ぶようなマニアックなスニーカーを選ぶのもいいが、知らないので悩んでも行き着く先はみな同じである。ここで紹介するスニーカーは一見すると「それどこの?」となること請け合いだが、おしゃれで語れるなら文句もないだろう。

語りどころもたくさん! スニーカーマニアがおすすめする3ブランド

1.ミリタリーテイストなスニーカー「スパルワート」

左からスペシャル ローカット ¥15,000・マラソントレイル ¥39,000(ラ ガゼッタ1987 青山店〈スパルワート〉)

かつては軍用トレーニングシューズの製造で栄えたスロバキア。時代の流れと共に閉鎖してしまったが、スニーカー製造の技術の高さに目をつけた「スパルワート」が閉鎖した工場を再稼働させ作り上げたのがこちら。製造方法は当時とかわらないが、現代的なデザインへと華麗に変化。一見すると地味であるが、派手な装飾がないのがこのブランドの特徴だ。クッション性がよくはき心地は実に軽快だ。

2.野球でおなじみの日本ブランド「MIZUNO1906」

左からMIZUNO GV87 ¥11,000・WAVE GV ¥18,000・MOLE ¥13,800・MIZUNO MOLE Baseball White ¥28,000(ミズノお客様相談センター〈MIZUNO1906〉)

野球用品でおなじみのミズノからは、多種多様なスニーカーがあるのを知っているだろうか。野球専門メーカーなだけあって、提案するスニーカーは実に面白い。一番右の白いスニーカーのカバーには、なんと硬球と同じ素材を使っているのだ。また、カバーに施された数字は、野球ボールにおける当時の標準規格のエピソードにまつわるナンバーだそうで、語りどころがたくさんある。その他にもシンプルなデザインに加え、屈曲性や反発性を妨げない、最新テクノロジーを搭載したソールなど近未来的なデザインのスニーカーも多数あり、コーディネートを考えるのが楽しくなりそうなアイテムばかりだ。

3.レトロな風合いが魅力的! 「マカロニアン」の白レザースニーカー

左から0039L BIO¥15,800・2039L BIO¥15,800(タナカユニバーサル〈マカロニアン×ビオ ホテル〉)

ヨーロッパには世界でも厳しいBIO(ビオ)基準というものがあるのを知っているだろうか。食事や飲み物、ライフスタイルに全般に、可能な限り自然素材を使用し、再生エネルギーの活用を含め、CO2排出量削減などに厳しく取り組んでいる団体がBIO HOTEL®(ビオ ホテル)だ。BIO(ビオ)の名はすなわち信頼を意味し、この名前がついたアイテムを見かけたら迷わず購入すべきだろう。

かつてイタリア軍のラバーシューズを生産していた「マカロニアン」からは、ミリタリーテイストを感じさせる白レザースニーカーを紹介する。BIO HOTEL®とのコラボによって、再生可能な自然由来の素材のみで作り上げた1足には無駄な装飾が一切ないシンプルな作りになっている。厳しい基準をクリアしただけあって、そのはき心地はスニーカーの常識を覆すことだろう。

ユニークな特徴を持つスニーカーブランドを紹介した。どれもさりげなく語って自慢ができるブランドだろう。もちろんウンチクだけではなく、足元を支え続けてきたブランドだからこそ、その快適な履き心地はお約束。ぜひあなたのワードローブに加えていただきたい。

※価格はすべて税抜きです。

問い合わせ先

関連記事

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
PHOTO :
島本一男
STYLIST :
河又雅俊
EDIT&WRITING :
河又雅俊