「慄然」ってなんと読む?「くりぜん」ではないですよ!
明日、9月9日は、日本古来『重陽の節句』とされています。
5月5日『端午の節句』や7月7日『七夕の節句』などと並ぶ『五節句』のひとつで、奇数が重なる縁起のいい「陽の日」のなかでも最も大きな数字「9」が重なることにちなんで、長寿や無病息災を願う日、とされています。
3月3日『上巳の節句』が、この季節に盛りを迎える自然物に連動して『桃の節句』とも呼ばれるように、『重陽の節句』は『菊の節句』『栗の節句』とも呼ばれており、この日に菊の花びらを浮かべたり漬け込んだ「菊酒」や、栗料理を頂く風習もございます。
ということで、本日は「栗」という字にフォーカスした日本語クイズをお送りします。
【問題1】「栗栗」ってなんと読む?
「栗栗」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「おそれおののくさま」「寒さにふるえるさま」などの意味です。
<使用例>
「あまりの光景に栗栗となってしまって、当時のことを細かくは覚えていません」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 栗栗(りつりつ) です。
「栗」という字の意味には「ブナ科の落葉高木・くり」という意味のほか「おそれる。おののく」「厳しい」などの意味もございます。この字は「イガのある実が木になったさま」を表しており、とげとげしいイメージや、おそろしいイメージとしても使われるのです。「栗(おのの)く」という読み方もあり「慄(おのの)く」につながります。「栗栗(りつりつ)」は「慄慄」とも表記します。
では2問目にまいりましょう。
【問題2】「慄然」ってなんと読む?
「慄然」という熟語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「恐れおののくさま。恐ろしさにぞっとするさま」です。
<使用例>
「あまりの光景に慄然とし、当時のことを細かくは覚えていません」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 慄然(りつぜん) です。
1問目のあとですので、正解率が高かったのでは?「慄然(りつぜん)」は「栗栗」の同義語で、ほかの同義語では「戦慄(せんりつ)」などもございます。「慄」のほうは広く「怖さにふるえおののく」というイメージがあると思いますが、よく見れば「心」を意味する「りっしんべん+栗」という構成の字なのです。
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本日は、9月9日『重陽の節句(菊の節句)(栗の節句)』にちなんで、「栗」という字の入った日本語から、
・栗栗(りつりつ)
・慄然(りつぜん)
の読み方や意味、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















