「醇」ってどういう字?書き換えできる漢字は何?
明日、2026年9月13日に、ある商品が発売100周年を迎えます。大正15(1926)年から発売開始された『明治ミルクチョコレート』です。それまで高級品だったチョコレートを、おいしさはそのままに、近代的な大量生産で、手軽な値段で発売した商品としては『森永ミルクチョコレート』が先がけでしたが、『明治ミルクチョコレート』の競合により、日本国内のチョコレート市場が活況化するいしずえができました。私たちが現在、高品質で手頃な値段の、さまざまなチョコレート菓子を頂けるのは、関連企業のたゆまぬ努力や、各社の競争関係が刺激となっているおかげですね。
ということで、本日はまず、「チョコレート」のイメージにぴったりの日本語のクイズから始めます。
【問題1】「芳醇」ってなんと読む?
「芳醇」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「香りが高く味のよいこと。また、そのさま」をいう言葉です。
<使用例>
「大量生産でも、チョコレートらしい芳醇な味わいはしっかり保たれているわね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 芳醇(ほうじゅん) です。
同じ音で「豊潤」という熟語もございますが、字の通りに「豊かで瑞々しいこと」を意味し、こちらは主に土地、自然環境など、物質的な豊かさやみずみずしさについて使う言葉です。対し「芳醇(ほうじゅん)」は、飲食物の味わい深さに限定して使用する言葉です。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「醇」と書き換え可能な字はどれ?
一部の熟語で、「醇」と書き換え可能な漢字を、以下の選択肢の中から選んでください。
1:純
2:殉
3:潤
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:純 です。
「醇」という字は3系統の意味「味の濃い酒」「もっぱら。まじりけがない」「厚い。手厚い。人情が厚い」を内包する字です。1問目の「芳醇」という熟語では、飲食物の味にコクがある、という意味で「味の濃い酒」という系統からこの字が使われています。こちらは「純」に書き換えしませんが、「まじりけがない」という系統では「醇化/純化」「醇正/純正」、「人情に厚い」という系統では「醇朴/純朴」などの熟語で、「純」と書き換えが可能です。「醇」という字のイメージ、把握していただけたでしょうか?
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本日は、9月13日、『明治ミルクチョコレート』が発売100周年を迎える話題にちなんで、
・芳醇(ほうじゅん)
という言葉の読み方や、
・「醇」を「純」と書き換えできる熟語がある
という知識など、「醇」という字を深掘りしてみました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/明治ミルクチョコレートホームページ/モリナガデジタルミュージアムホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















