日本全国に温泉宿は数多あれど、情報の海のなかから本当に満足度の高い一軒を見つけ出すのは至難の業。そこで、本連載では、国内外の温泉を巡りその神髄を知り尽くした温泉ジャーナリスト・植竹深雪さんに、自ら足を運び五感で確かめた上質な宿をピックアップしてもらいました。
極上の湯に癒されるのはもちろん、その土地ならではの美食やホスピタリティで心ゆくまでリフレッシュしたい! そんな大人の女性のニーズに応える至福の旅をナビゲートします。10月は、九州の観光を応援する「九州ふっこう応援割」を利用して訪れたい温泉宿をピックアップ。お得に旅を楽しみながら、九州各地の魅力を再発見してみませんか? 今回ご紹介するのは、熊本県・南阿蘇にある「旅館 みな和」です。

公式サイト
豊富な湯量を誇る自噴泉の恵みで肌と心をリフレッシュ
阿蘇の雄大な山並みと、どこまでも広がるのどかな田園風景。その風光明媚な景色に包まれるように佇む「旅館みな和」は、約3000坪の広大な立地に10棟の離れの客室が点在する、プライベート感溢れる湯宿です。
客室は大きく分けると、阿蘇の山々を一望する「マウンテンビュータイプ」と、敷地内の庭園に面した「インサイドビュータイプ」の2種類。開放的なロケーションで季節の移ろいを感じるのか、木々の葉ずれの音に耳を澄ませる穏やかなひとときに身を委ねるのか、旅の気分に合わせて選ぶことが可能です。
全客室にゆったり寛げる内湯と阿蘇の涼やかな風を感じられる露天風呂を備え、24時間好きなときに好きなだけ名湯を堪能できるのも醍醐味。
その魅力について植竹さんはこう語ります。
「こちらの宿の特長のひとつは、敷地内に湧く自家源泉を加水・循環なしで満喫できること。毎分約600リットルもの湯が地下から自然に湧き出て、浴槽へと惜しみなく注がれるという非常に恵まれた環境です。客室ごとに浴室の造りや景観は異なりますが、一部の客室では浅めの寝湯スペースがあり、寝転びながらゆったりと長湯を楽しめるのが至福。晴れた夜に息を呑むような満天の星空を眺めつつ湯浴みできるのも、この土地ならではの体験です。
泉質は単純温泉。新鮮で高い還元力も期待できる湯が肌によくなじみ、湯上り後はなめから肌に近づいたように感じられました」(植竹さん)
阿蘇の旬の素材とシェフの感性を掛け合わせた創作会席に舌鼓
温泉と共に旅の記憶を鮮やかに彩るのが、阿蘇の恵みをふんだんに盛り込んだお料理。清らかな名水で育まれた美味しいお米や瑞々しい地野菜をはじめ、うまみが凝縮された特産の「あか牛」、極上の馬刺し、清流の山女魚など、この地域ならではの素材が目白押しです。
伝統的な郷土の味覚に留まらず、料理人の一工夫が光る洗練された創作料理の数々がゲストの五感を満たします。
また、敷地内には旅情をそそる能舞台(神楽殿)が構えられ、夕食前には迫力ある和太鼓の演奏が披露されることも。
さらに、池の鴨への餌やり体験や、愛くるしい姿でゲストを迎えてくれる看板猫との触れ合いなど、滞在の端々に宿の温もりと情趣が散りばめられています。
以上、熊本県・阿蘇の「旅館みな和」をご紹介しました。自然に囲まれた離れに滞在し、豊富な湯量を誇る新鮮な自噴泉や、あか牛や馬刺しなどご当地グルメを堪能したい人は、次の旅先候補のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- 旅館 みな和
- 住所/ 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰2510
客室数/全10室
料金/朝夕2食付き 2名1室1名 ¥26,000~(税込) - TEL:0967-67-4188
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 中田綾美
- EDIT :
- 谷 花生(Precious.jp)

















