大人女性のジーンズコーデまとめ。定番のジーンズを、大人女性にふさわしい着こなし方でご紹介!スキニーやダメージジーンズを使った着こなしも含め、おしゃれなコーデをたっぷりピックアップしました。マンネリ化しがちなジーンズコーデの参考にしてみてください。

【目次】

大人女性のジーンズファッションコーデ


【1】ジーンズ×ピンクベージュニット

【1】ジーンズ×ピンクベージュニット
ボトムスを引き立てるツートーン(2色使い)の色バランス

インフルエンサーでファッションアイコンのパリジェンヌ、Jeanne Damas(ジャンヌ・ダマス)は、ハイウエストの白ワイドデニムで「MANSUR GAVRIEL(マンサー・ガブリエル)」のファッションショーへ。

こちらもトップスにピンクベージュを上手に取り入れ、アン・ヘッシュとは上下のカラーバランスが逆の色コーデに仕上げました。トップスをコンパクトなニットにすると、ハイウエストの効果が際立って、全体がすっきり見えます。ネックレス、ベルト、シューズをあえてエレガントなタイプでそろえ、着姿を落ち着かせています。

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【2】ジーンズ×白Tシャツ

【2】ジーンズ×白Tシャツ
定番白Tシャツ・デニム(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ブレスレット/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

今回のコラボ企画で、デザインベースとなったブルネロ クチネリの「定番白Tシャツ」。ストレッチのきいたやわらかな肌触りと美しい光沢が格別。希少価値の高い超長綿を紡いだ生地は、強度にも優れ、毛羽立ちが最小限に抑えられています。また、後ろの襟ぐりにさりげなく並ぶ細いボールチェーンのあしらいも見事。細部にいたるまでブランドの矜持が感じられる一枚は、シンプルなデニムに合わせても際立ちます。

【3】ジーンズ×柄ジャケット

【3】ジーンズ×柄ジャケット
優美なムードを引き寄せるポインテッドトウという選択

異なるテイストを交じり合わせたミックスコーデで、全体のトーンを落ち着かせてくれるのも、かごバッグの長所です。総柄ジャケットとジーンズという着こなしに添えたかごバッグが、真逆テイストをうまく調和させています。立体感のある円筒形はユーモラスな表情を呼び込んだのに加え、ボディーの細感も引き出しました。大人の余裕を感じさせるスタイリングです。

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【4】ジーンズ×白カーディガン×スカーフ

【4】ジーンズ×白カーディガン×スカーフ
バッグ『オフィディア』・カーディガン・デニム・スカーフ・リング・靴(グッチ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

カシミヤニットとデニムで過ごす休日スタイル。外出に必要なものをすっきり収納できるスマートなボストンバッグで、心も足どりも軽やかになります。

【5】ジーンズ×白カットソー×グレージャケット

【5】ジーンズ×白カットソー×グレージャケット
カットソー(スローン)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ジャケット(マディソンブルー)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(モワナメゾン GINZA SIX)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

上品な光沢とソフトな風合いをもつコットン素材のノースリーブカットソーは、ラフすぎずに夏の休日に理想のこなれ感をもたらす一枚。ホワイトデニムとの清々しい装いに、ジャケットを合わせて大人の風格を漂わせましょう。

【6】ジーンズ×ベージュニット

【6】ジーンズ×ベージュニット
ニット・Tシャツ(VINCE 表参道店)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ピアス・リング(TASAKI〈TASAKI〉)、靴(バリー 銀座店)、バッグ(テアトル アッシュ・ペー・フランス〈デルフィーヌ・ドゥラフォン〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

カシミヤニットとデニムで着こなしをシンプルにしたぶん、バケツ型バッグで旬のエッセンスを。シンプルなデザインながら、ワイドショルダーや大きなゴールド金具にセンスのよさが凝縮されています。

【7】ジーンズ×キャメルジャケット×ストール

【7】ジーンズ×キャメルジャケット×ストール
ジャケット『トラベラー』・シルクコットンのニット・デニム・カシミヤシルクのストール『ラ・ジラリア・ショール』・バッグ『ミルキーウェイ グランデ』(ロロ・ピアーナ 銀座並木通り本店)、その他/私物 撮影/石倉和夫 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

上質リネンのジャケットは、メンズの人気定番アウターを女性用にアレンジしたもの。都会のサファリをイメージして白ボトムで颯爽と、色鮮やかなプリントストールで華やぎを添えましょう。バッグのすっきりとした配色も、清潔感漂うアクセントになってくれます。

【8】ジーンズ×白Tシャツ×グレージャケット

【8】ジーンズ×白Tシャツ×グレージャケット
定番白Tシャツ・ジャケット・デニム(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ブレスレット/私物 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

マニッシュなテーラードジャケットに合わせるインナーは、首元がキュッと引き締まったクルーネック「定番白Tシャツ」が断然気分! シックなグレーに、目の覚めるようなクリアな白を合わせるとメリハリが生まれ、都会的なデニムスタイルが完成します。

【9】ジーンズ×白ブラウス

【9】ジーンズ×白ブラウス
ポインテッドトウを合わせた、気品あるデニムスタイル

フランス人女優のAnne Parillaud(アンヌ・パリロー)は、ハイウエストのワイドジーンズをさっそうと着こなしました。ベルトをオフしたおかげで、さらに縦長感が強まっています。トップスは白ブラウスを選んで、裾はしっかりウエストイン。ディテールの凝ったフェミニン系ブラウスと組み合わせれば、大人女性らしい出で立ちにまとめやすくなります。

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【10】ジーンズ×白チュニック

【10】ジーンズ×白チュニック
チュニック(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、パンツ(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ネックレス・バングル(インデアン・クラフト)、ベルト(コロネット〈フォルテ フォルテ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

風通しのいいコットンチュニック×ワイドデニムで爽やかな表情に。存在感のあるターコイズのロングネックレスやサッシュベルトの小物が、頑張りすぎないカジュアルに程よいトレンド感を与えてくれます。

【11】ジーンズ×白タンクトップ×黒シャツワンピース

【11】ジーンズ×白タンクトップ×黒シャツワンピース
ワンピース(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、タンクトップ(Theory luxe)、デニム(サザビーリーグ〈カレント エリオット〉)、ベルト(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ネックレス・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

さらりとはおったシャツワンピースにリズムをもたらすのが細ベルト。シャツワンピースのウエスト位置のボタンを留め、ロープベルトでアクセントをつけて、Xシルエットに。重心が上がり、デニムスタイルがすらりと見えます。

【12】ジーンズ×白Tシャツ×サングラス

【12】ジーンズ×白Tシャツ×サングラス
ヴァレンティノ ガラヴァーニの靴・サングラス・バッグ・ヴァレンティノのTシャツ・デニム(ヴァレンティノ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

シンプルが心地よく、そして自信をもって楽しめるようになったプレシャス世代だからこそ、今また新鮮に映る、白Tシャツの潔さ。足元にキリッと輝くシルバー靴を選んだのは、コットンの清潔感を引き立てるため。あえてブラックデニムを合わせて色を投入しないことが、夏のモノトーンを成功に導く鍵になります。ジュエリーのごとく光を反射する、辛口なスタッズが大人の迫力をもたらします。

【13】ジーンズ×黒ニット×黒カーディガン

【13】ジーンズ×黒ニット×黒カーディガン
バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈カパフ〉)、カーディガン・ニット(スローン)、デニム(ゲストリスト〈Yoshiko Tomioka For RED CARD〉)、バングル(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス表参道店〈キャッツ〉)、靴(J.M.WESTON 青山店〈J.M.WESTON〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

インディゴデニムのオーソドックスな着こなしをセンスよく印象づけるのは、遊び心のあるかごバッグと上質なローファー。手元のバングルで、女らしさを添えましょう。

【14】ジーンズ×白ニットドレス×ショール

【14】ジーンズ×白ニットドレス×ショール
ニットドレス・デニムパンツ・かごバッグ・ウールシルクのショール(ロエベ ジャパン)、ブルーのレザーブレスレット・シルバーのビーズブレスレット・シルバーのペンダント・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、デジタルカメラ『ライカTL2』・レンズ・プロテクター・ストラップ・ストラップラグ(ライカ) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

ゆったりとしたニットドレスは、昼はデニムに合わせて、夜はドレスとして着回せるから、旅に必携のアイテム。機内でも活躍する大きめのかごバッグと巻き物も、旅慣れた印象を与えます。

【15】ジーンズ×白Tシャツ×ストライプシャツワンピース

【15】ジーンズ×白Tシャツ×ストライプシャツワンピース
白のスリッポンでヌケ感を加えたのも、見事なアレンジです

女優のJessica Alba(ジェシカ・アルバ)は、ストライプ柄のシャツワンピースを、さらりとはおってみせました。白Tシャツにブルージーンズというシンプルな組み合わせにも、ストライプ柄ワンピがメンズ風のキリッとしたムードを添えています。ガウンようにゆったりはおることによって、気になりがちな腰周りをさりげなくカバーできるのも、この着方のうれしいポイントです。そして、ネイビー系の濃い色がカジュアルコーデを大人っぽく落ち着かせました。ストライプならではのスリミング効果も期待できるから、1枚はワードローブに加えておきたいタイプです。

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【16】ジーンズ×ブルーシャツ

【16】ジーンズ×ブルーシャツ
ジャストウエストで脚長効果を意識。

トレンドを意識するなら、脚長効果も期待できるくるぶし丈のワイドデニムをジャストウエストではきたいもの。シャツ選びも、今年は若干ゆとりのある袖サイズを意識して、くしゅっとラフに絞ってスリーブコンシャスなシルエットを楽しんで。シンプルなシャツでもアレンジ次第で今年っぽさの出るスタイルは今すぐ取り入れましょう。

「小物使い」で格上げするデニムコーデ10選

【17】ジーンズ×白Tシャツ

【17】ジーンズ×白Tシャツ
Tシャツ(エンフォルド)、デニム(ヤマツゥ〈コラール〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈グレコ〉)、バッグ(八木通商〈ジェロームドレフュス〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

永遠の定番でもある、白Tとデニムの着こなし。大人が楽しむときは、構築的なデザインの一枚を選び、カジュアルを格上げしましょう。

【18】ジーンズ×白ブラウス

【18】ジーンズ×白ブラウス
ブラウス・デニム(イーストランド〈ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム〉)、ベルト(アマン〈アンボワーズ〉)、バングル(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シャルロット シェネ〉)、靴(JIMMY CHOO)、バッグ『アルファ クロス ボディ』(ピエールアルディ 東京)  撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

白シャツ+デニムに深みのある配色バッグを投入。着心地は涼しくも、シックなおしゃれを楽しみましょう。

【19】ジーンズ×白ブラウス×デニムジャケット

【19】ジーンズ×白ブラウス×デニムジャケット
レディーなムードもあるデニムスタイルの極み。

最上級オシャレをいくのは、ブラウスの下からうっすらと透ける、下着をもファッションの一部に仕立てた上級者コーディネート。ヴィンテージ風のデニムをレディーに仕立てたのは、女性らしさが際立つブラウスとラウンドカットのブーティの存在でした。キャッツアイフレームのサングラスと、小ぶりなバックパックでモダンさも意識した究極のデニムonデニムスタイルです。

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【20】ジーンズ×白ブラウス

【20】ジーンズ×白ブラウス
靴・時計・リング・ブラウス・デニム(シャネル) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

黒のつま先が足を小さく見せ、ベージュによって脚を長く見せる…。黒×ベージュの究極のバイカラーの『バレリーナ』は、1984年春夏プレタポルテコレクションで発表されて以来の定番靴。足元をモダンに見せ、美人力があってはき心地もよく、デニムからワンピースまでオールマイティーに映える、大人の女性にとっての永遠の名品です。

大人女性のスキニージーンズコーデ


【1】スキニージーンズ×白トップス

【1】スキニージーンズ×白トップス
かさばるバッグをパンツ脇に添え、細感を引き出す上級テクニック

細身のブラックジーンズでハイウエストを生かしたのは、俳優Sylvester Stallone(シルヴェスター・スタローン)の妻でモデルのJennifer Flavin(ジェニファー・フレイヴィン)。目を引くメタリックボタン使いで、お腹周りをカムフラージュしています。足の甲を広めに露出したヌーディーなパンプスも、脚をさらに長く見せました。

トップスも肩周りのラッフル、胸元のVカット、ウエストのリボン結びと、工夫が盛りだくさん。肩ラッフルで上手に二の腕をカバーしつつ、胸元とウエストの美肌見せで視線を散らしました。細身のパンツをはくときは、トップスに目立つ仕掛けをもってきて、ボトムスをスレンダーに見せるのが大人の知恵です。

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【2】スキニージーンズ×ストライプカットソー×ジャケット

【2】スキニージーンズ×ストライプカットソー×ジャケット
ピンクのパンプスがレディーな足元に見せています

女優のReese Witherspoon(リース・ウィザースプーン)は、細いストライプ柄のカットソーに、スモーキーピンクのライダースジャケットを重ねました。シンプルなフォルムのカットソーに、フェミニンとタフ感を同居させたジャケットを引き合わせ、ミックステイストを演出しています。この手の重ね着では、ボーダー柄Tシャツをセレクトしがちですが、ストライプにスイッチするだけで、すがすがしい気分が加わります。そして、ピンク系のやわらかい色に、ネイビーの細ストライプを合わせ、引き締め効果を際立たせました。色の濃いスキニーパンツで細感を引き出す工夫も忘れていません。

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大人女性のダメージジーンズコーデ


【1】ダメージジーンズ×デニムシャツ

【1】ダメージジーンズ×デニムシャツ
究極に洗練された大人のデニムonデニムスタイル

デニムonデニム、さらにウエストにもデニム…という、オールデニムで身を包んだオシャレマダムをご紹介します。彼女の着こなしの決め手は、同じデニムでも変化を楽しむことのできる「絶妙なグラデーション」にありました。さらには、デニムをリュクスに格上げるボリュームネックレスや、シックにまとめるモノトーンの靴&バッグ選びなど、すべて計算された熟練の技。カジュアルの定番であるデニムスタイルを見事にお出かけ着へとアップデートした真似すべきスタイリングといえます。

【2】ダメージジーンズ×白シャツ

【2】ダメージジーンズ×白シャツ
個性的なスパイスが効いたデニムスタイル

辛口なロック風味の小物使いで個性的にアレンジしたオシャレマダムをキャッチ。ベーシックなアイテムを主役にしたスタイルこそ、独自のセンスで色付けるテクニックは彼女をお手本に! 足元にはカーヴィーなブーティーをセットして、女性らしさも匂わせて。

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