時代を超えて咲き誇る不朽の名作「フローラ」プリントに魅了される、グッチのプリントスカート
ファッションジャーナリストの藤岡篤子さんと、グッチの『フローラ』との出合いは30代前半のころ。「初めてミラノを訪れたときにシルクスカーフを購入したのがきっかけでした」。1966年にグレース大公妃のために考案されたそのプリントを全面に配したスカーフは、当時の藤岡さんにとって、憧れそのものだったといいます。
そして2年ほど前、新デザイナーに就任したアレッサンドロ・ミケーレが新たな解釈で手がけた『ニューフローラ』プリントが誕生するやいなや、再びその柄の虜に。「以来シルクのプリーツスカートは、シーズンごとにリピート買いするほど気に入っています」。
“時代を超えて咲き誇る不朽の名作「フローラ」プリントに魅了される”
スカーフをそのまま身にまとうかのように仕立てられたスカートは、エレガントなオーラに包まれているので、シンプルな白いニットに合わせるだけでも素敵。着こなしに豊潤な華やぎをもたらしてくれます。
時代を超えて愛される不朽の名作「フローラ」プリントは、見ているだけでも心が満たされるような生き生きとした描写が魅力的です。コーディネートがシックにまとまりがちなときこそ、選んでみてください。
問い合わせ先
- TEXT :
- 藤岡篤子さん ファッションジャーナリスト
- BY :
- 『Precious8月号』小学館、2018年
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー)
- EDIT :
- 小林 綾、小林桐子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 石原あや乃